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アーカイブ:ゲド戦記

昨年、映画『ゲド戦記』の公開前に、ゲド戦記の原作シリーズ6冊を読んだ時の感想と、映画を見ての感想など書いたので、まとめてみた。(タイトル名をクリックすると本文が開きます)

(1)原作についての感想など
スタジオジブリで『ゲド戦記』が映画化されるのを機に、原作の翻訳書を出版している岩波書店が、廉価なソフトカバー版を発売したこともあり、6冊セットを購入し、読み始めたもの。 

2006年6月20日:ゲド戦記6冊セットと第1巻『影との戦い』
→「人は誰も、自我に目覚め、己の内なる深淵をのぞきこんだその日から、負の部分である影との戦いを始めます」(岩波同時代ライブラリー版『影との戦い』の訳者あとがきから)

2006年6月22日:『影との戦い』
→「青年期の課題である本当の自分を知るということを、象徴的に描いた作品だと思う。」

2006年6月26日:ゲド戦記第2巻『こわれた腕環』
→「第2巻はアルハという少女の自己発見の物語である。」

2006年6月30日:ゲド戦記第3巻『さいはての島へ』
→「今回、語られるテーマは「生と死」であるが、同時に青年アレンの成長の物語でもあり、それを支えるゲドとアレンの関係は、親子を象徴しているようにも読める。」

2006年7月5日:ゲド戦記第4巻『帰還』
→「中年となったテナーが、自分とは何かを模索する話で、女性の中年の危機を扱っている話のように思える。」

2006年7月9日:ゲド戦記第5巻『アースシーの風』
→「今回は、生と死というものが大きなテーマとしてあって、西洋的な幽霊・霊魂的なものと、仏教的な輪廻転生というものが対比されている。また、言葉、民族・国といったものも、テーマとしてあり、重層的な話に仕上がっている。」

2006年7月16日:ゲド戦記別巻『ゲド戦記外伝』
→「この別巻は、(中略)、第1巻『影との戦い』から第5巻『アースシーの風』までのメイン・ストーリーに対して、(中略)5つのサブ・ストーリーと著者自身によるアースシー解説からなっている。」

(2)映画『ゲド戦記』に関して
映画の出来については、「毀誉褒貶」様々であった。ここでは、私個人の宮崎吾郎監督の思いを紹介し、私の感想を書いている。

2006年8月5日:『ゲド戦記』宮崎吾朗監督のメッセージ
→「私は、「いま、まっとうに生きるとはどういうことか?」という自分自身の問いを「ゲド戦記」に投げかけ、ハイタカをはじめとする多くの登場人物たちの声に耳を傾け、再び問い返すということを続けてきました。それが、この映画の主題になっていることは間違いありません。」(宮崎吾朗「演出ノート 人間の頭が変になっている」より)

2006年8月13日:映画『ゲド戦記』を見て
→「原作を読まないで見た方には、原作6冊を読むことを勧めたい。今、原作を読んでいて、まだ映画を見ていない人は、原作を全て読み通してから、映画を見た方がいいだろう。原作を途中まで読みかけで、映画を見るのだけはやめた方がいい。どちらも、中途半端になってしまうだろう。」

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