母の上京に、同居の現実を思う
今日の夕方、母が我が家にやって来た。前回、来たのは、4年半ほど前で、今の家を買った直後だった。
とにかく、よくしゃべる。しゃべり疲れないのだろうかと、こちらが思うほど、途切れることがない。昨日まで行っていた妹の家族の話、福岡にいる弟の家族、親戚の話、自分が子どもだったころの話(戦争中で、疎開の経験がある)、私が子どもだった頃の話。
私の子どもたちは、しばらくいると聞き役が面倒になって自分の部屋にこもってしまう。聞き役は、もっぱら妻の引き受けてくれている。おばあちゃん子だった妻は、年寄りの相手が苦にならないらしい(あるいは、我慢しているかもしれないが…)。介護ヘルパー2級の資格を取って、我が家の近くのお年寄り相手のデイケア施設にパートに通っているほどだ。
しかし、それにしても、母はどうして、切れ間なくしゃべり続けるのだろうか。無愛想だった父にあまり聞いてもらえなかった代償を今求めようとしているのだろうか。きっと、何か満たされないものを埋めようとしているのだと思うが、核心のところはよく分からない。
もし、同居することになれば、この果てしなく続くおしゃべりの相手を誰かしなくてはならない。聞き役になる妻の方は、聞いている間、何もできない。しゃべっている母の方は、自分が相手の時間を拘束し、無駄に消費させていることに気がつかない。
おそらく、こんな日常の小さなすれ違いをどう埋めていくのかが、親との同居で現実に向き合わなくではならない課題なのだろう。自分の母親とはいえ、前途洋洋ならぬ前途多難だ。
| 固定リンク | 0
「心と体」カテゴリの記事
- 『なぜあの人はあやまちを認めないのか』を読み始める(2009.04.13)
- 年齢の法則・その2-47歳の意味を考える(2007.11.06)
- 1万歩ウオーキング、途切れる(2006.12.10)
- ウオーキング減量作戦途中経過、11月は足踏み(2006.12.02)
- 毎晩眠ることの意味、『「普通がいい」という病』から(2006.11.11)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログの記事が1300タイトル到達(2011.10.23)
- 「名菓ひよ子」は東京のお菓子か?福岡のお菓子か?(2011.08.15)
- ズボンプレッサーを買う(2011.04.23)
- 2011年の年初に、2010年を振り返る(2011.01.04)
- 2011年の初夢はラグビーでトライする夢だった(2011.01.03)
「家族」カテゴリの記事
- 赤﨑正和監督の映画「ちづる」の劇場公開を見て、母久美さんの本『ちづる』を読んで考えたこと(2)~劇場公開までのもう一つのドラマ(2011.11.07)
- 赤﨑正和監督の映画「ちづる」の劇場公開を見て、母久美さんの本『ちづる』を読んで考えたこと(2011.10.31)
- 記事の総数もようやく1200本へ、過去1年半を振り返りこれから迎える50代を考える(2010.09.02)
- 公私ともに一段落、そろそろブログも復活しなくては…。(2010.03.27)
- バレーボールに賭けた長男の中3の夏が終わる(2009.07.20)
「人生」カテゴリの記事
- 令和元年の年の瀬にブログ更新を再開(2019.12.21)
- 49歳という年齢とブログのテーマ(2009.11.11)
- 「中年クライシス」から「中年の覚悟」へ(2009.06.01)
- 大人と子供を区別するもの、人の事を考えられるか(2007.03.05)
- 訃報:『14歳からの哲学』の池田晶子さん死去(2007.03.03)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント