母の上京
今週、私の母が上京している。妹夫婦のところの子どもが幼稚園の卒園、小学校入学ということで、お祝いもかねて来ていて、明日から、我が家に来る。
父が、私が結婚した直後に亡くなったため、母と姑(しゅうとめ、父の母)と同居生活が始まった。最初は、妹、弟も一緒だったが、それぞれ結婚して独立した後は、嫁と姑の2人の生活が続いた。その姑も、90才を過ぎ、転倒して骨折し、入院。2年ほど入院生活をした後、一昨年の夏に亡くなり、いよいよ、母ひとりの生活が始まった。すでに、母自身も70才を過ぎている。
上京して、私の家に同居しないかと話したこともあるが、父と苦労して建てた住み慣れた我が家は離れたくないらしく、今でもひとり暮らしをしている。幸い、実家のある福岡には、弟夫婦がいるので、たまに彼らが様子見に顔を出してくれているが、子どもも小さく、あまり当てにする訳にもいかない。
これまで、長く姑と同居して、苦労もしているだけに、なるべく母の好きにさせてやりたいとは思うものの、70才の老人をひとりで遠方でひとりで生活させているのも、心配の種である。弟からは、『相当、衰えてきた』とも言われていて、悩みはつきない。
ようやく子育てが一段落したと思ったら、次には親の介護という問題が迫っている。今回の上京を機に、母親本人とも話をしなければならないと思っている。
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