王ジャパン、WBC優勝!
王ジャパンが、とうとう、やってしまった。宿敵キューバを破って、WBC優勝である。
http://www.major.jp/news/news20060321-13268.html
やはり、決勝は気になって、TV中継を試合開始から見ていた。幸先良く、1回の表4点先取でスタート。1回裏に松坂がいきなりホームランを浴びたが、5回に2点を追加したところまでは、日本の守備も良く、完全に日本ペースだった。
しかし、6回裏、川崎のエラーから2点失い、更に8回裏にホームランで2点追加され、1点差となった時点では、キューバの追撃の足音がすぐ背後に迫っている感じで、どちらに勝利の女神が微笑んでも、おかしくなかった。あえて言えば、6回裏のいやなムードを引きずり7回裏にも2つのエラーをした際に、浮き足立たずになんとか零点で抑えたのが大きかったと思う。
9回表は、日本チームの勝利への執念を感じたイニングだった。送りバント失敗後の1死1塁で、西岡が1、2塁間の真ん中へのまるで絶妙なセフティバントを決めたことは、キューバの動揺を誘ったという意味で、この試合の大きなポイントだった。その後、イチローが、期待通りにタイムリーを放ち、2塁走者川崎が相手捕手のブロックをかいくぐり、右手の指先でのホームベースの隅に芸術的とも言えるタッチをして、貴重な追加点をもぎ取った。その後、代打福留が準決勝に続き2点タイムリー、小笠原の浅めのライトフライに3塁走者松中が必死で走りタッチアップ。誰もが次の1点を貪欲に狙っていた。その結果、この回、一気に4点。勝利を確実にした。
トリノの冬季オリンピックで、日本選手は頑張っているものの、あと一歩でメダルを逃すケースが続き、唯一、荒川静香のフィギア金メダルが日本人のモヤモヤ感を払拭してくれたが、総じて、日本で応援した人たちにはフラストレーションがたまっていたと思う。
今回のWBCの王ジャパンの起死回生の優勝は、大会前、そして2次予選までは、ほとんど期待していなかった分、プラスの効果も大きい。日本人の自信の回復と満足感にもつながり、景気の「気」の部分にも明るい材料として寄与することになるだろう。
帰国後の王ジャパンは、大歓迎を受け、引っ張りだこになるはずだ。今、長い不況で自信喪失した日本人はヒーロー、スターを求めている。王ジャパンは、2ヶ月間、苦労したのだから、少しはヒーローとして、いい気分を味わってもらいたい。
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