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2006年4月 1日 (土)

「風のハルカ」の猿丸さんはスナフキン?

今日で、NHKの朝ドラの「風のハルカ」が終わった。それほど、熱心に見ていたわけではないものの、舞台が九州の湯布院であることと、妻がいつも、いいところで終わる言っていたので、妻が子供達に録画してもらっていたビデオを、登場人物がわかる程度には、見ていた。

最終回は、めでたくヒロイン・ハルカのゴールインで幕を閉じたが、この結婚相手の猿丸さん、最初に登場した時は、なんだか薄汚い緑色のマントを着て、何をやっているのか氏素性も知れず、なんとも実在感のない設定だと思っていた。しかし、ある時、これは、スナフキンのパクリではふと思い、そう思って見始めると、彼は、世界中を旅していて、突然現れて、突然いなくなる。スナフキンそっくりだ。ムーミンならぬハルカさんは、彼の帰りを待っている。湯布院はムーミン谷に、由布岳はおさびし山に見えない事もない。ハルカのお父さんが作ったレストランが、ムーミン屋敷?

ムーミン一家の場合、パパとママは、一応夫婦円満に暮らしていて、離婚してしまったハルカの両親とは違うので、すべてが同じとはいえないけれど、きっとこの脚本家は、どこかで影響を受けているよなと思って見るのも、面白かった。

ムーミンの物語は、フィンランドの女流作家トーベ・ヤンソンの作。最初の作品は、第二次大戦直後の1945年に書かれ、昨年は60周年だった。(ムーミン公式サイトに詳しい)

日本で、翻訳が紹介されてからでも、すでの30年以上。主要な作品だけでも、8冊。講談社文庫にも収められている。フジテレビとテレビ東京でアニメにもなった。今やスナフキンは楽天トラベル(「旅の窓口」時代から)のイメージキャラクターだし、ミイが渡辺満里奈とCMに登場したり、ミイの姉のミムラを名乗る女優も登場するなど、日本でも浸透している。

私がムーミンの物語を好きなのは、そこに登場する人々(?)が、スナフキンを始め、みな個性的だからだと思う。それぞれが個性的でありながらも、皆、相手を尊重していて、個性が輝いて、その個性が織りなす数々のエピソードが、ほほえましくありながらも、深い示唆に富んでいる。そこには、成長や自立の物語があり、友情があり、家族や夫婦の物語もある。まだ、読まれたことのない方は、ぜひ一読を。(「ムーミン谷の彗星」は、小学生くらいの男の子にはお勧め)

ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)
ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)

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コメント

私も同感です。ムーミンの世界に置き換えることが出来ますよね。
同じ意見をお持ちの方がいて、とても嬉しいです。

投稿: チズフキン | 2007年4月12日 (木) 21時22分

チズフキンさん、コメントありがとうございます。1年前の記事ですが、私にとっては、いまや確信に近いものになっています。

投稿: 拓庵 | 2007年4月13日 (金) 03時46分

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