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2006年5月20日 (土)

「今日も生涯の一日なり」

最近出版されたばかりの『通勤電車で寝てはいけない!』(久恒啓一著、三笠書房)を読み終わった。

通勤電車で寝てはいけない!―通勤電車と成功の不思議な法則
通勤電車で寝てはいけない!―通勤電車と成功の不思議な法則

著者は、かつては日本航空(JAL)に勤め、その後新設の宮城大学に転じ、2002年に出版した、図解で考えることのノウハウを公開した『図で考える人は仕事ができる』(日本経済新聞社)がベストセラーになった。九州は大分・中津の出身だ。

図で考える人は仕事ができる
図で考える人は仕事ができる

私も、高校の頃、世界史の地域や国の歴史の流れをつかむのに、過去から現在までの王朝や支配者の変遷をフローチャートにしてみたり、調査関係の仕事をしていた時は、調べたことの因果関係を明らかにしようと図解を利用していたので、同書で紹介されていたセコムの飯田会長の、方眼紙を使って自分の考えを整理する手法は、さっそくマネさせてもらって今日に至っている。

今回の『通勤電車で寝てはいけない!』に書かれた内容は、従来から著者がいろいろなところで書いていた、早朝の活用、目標を持って計画的に人生を送るといったことを改めて整理して、再編集したという内容だ。

今回読んで、今の自分に最もぴったりきた部分は、「目標を常に「意識」する」、「先を見ながら「いま」行動」というところだ。目の前のことでなく、10年後、15年後の目標を見据えて、一日一日を過ごす。今の自分は過去の結果であり、今の自分の行動の積み重ねが将来に繋がっていく。その中で、取り上げられているのが、今日のブログのタイトルに掲げた「今日も生涯の一日なり」という福沢諭吉の言葉である。

生涯とは「人の人生」のことだが、「生涯」の”涯”とは”果て”、”断崖”のことである。いまこの日まで生きてきたが、明日はわからない。今日の先は、”断崖絶壁 ”である。人の命には限りがあり、落ちていく日まで、つねに崖っぷちで生き続けていく。それが「生涯」なのである。そう考えると、「今日も生涯の一日なり」に込められた意味がより理解できるはずだ。(『通勤電車で寝てはいけない!』104ページ)

この一日を、生涯の一日と考えながら大切に過ごしつつ、将来の目標に向け、一日一日を積み重ねていく。そして、目標に一歩ずつ近づいていく。それが、いまの自分に必要なことだろう。さっそく、自分の座右の銘に加えさせてもらった。

ちなみに、この言葉は、著者のブログのタイトルとしても使われている。

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まずはこの本のタイトルに惹かれ、手に取ってみた。毎日の通勤時間を寝て過ごすのでは [続きを読む]

受信: 2006年5月27日 (土) 15時54分

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