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2006年5月22日 (月)

気象の言葉、「真夏日」と「真冬日」

5月も半ばを過ぎ、汗ばむ日も増えてきた。天気予報を聞いていると、四季折々でいろいろな気象用語が登場する。

これからの季節、頻繁に登場するようになるのが「夏日」と「真夏日」、「熱帯夜」だろう。
「夏日」は最高気温が25℃以上の日、「真夏日」は30℃以上の日を言う。(最近は、最高気温が35℃を超える日も増えてきたので、「超真夏日」という用語もあっても良さそうだが、それは無いようだ。)
なお、「熱帯夜」は最低気温が25℃以上を言う。

東京ではあまり耳にすることはないが、札幌で生活している時は冬になると「冬日」、「真冬日」という気象用語を毎日のように聞いた。

「冬日」は、最低気温が0℃以下の日、そして「真冬日」は最高気温が0℃以下の日という定義だった。(夏日と真夏日の関係からいくと、真冬日の定義は最低気温が-5℃以下かなと思うがそうではない。)
「真冬日」というのは、言い換えれば、一日中、気温が氷点下、マイナス表示ということだ。札幌では、最も寒い時期は「真冬日」が何日も続く。用語の意味を知った時、なんとも気が滅入ったことを思い出す。「同じ日本の中で、こうも気候が違うものなのか」というのが、実感だった。

一方、札幌のいいところもある。梅雨がないので、これから夏に向かっては、少し長めのすがすがしい初夏が続く。北海道に旅行するなら、真夏より6月がお勧めである。

(気象庁の気温、湿度の気象用語を解説したページはこちら。)

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