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2006年6月14日 (水)

桜島の噴火

桜島が噴火しているらしい。12日(月)に福岡管区気象台と鹿児島地方気象台の連名で2000年10月以来の臨時火山情報が次の通り発表された(見出し部分のみ)。

桜島の昭和火口付近の噴火活動が活発化しており、今後、従来の南岳山頂火 口で発生していた噴火と同じような噴火が発生する可能性が高くなっていま す。 南岳山頂火口に加え、昭和火口付近での新たな火口の噴火活動に注意してく ださい。 <火山活動度レベルを2から3に引き上げました。>

鹿児島を訪ねれば、市内の至るところから錦江湾に浮かぶ桜島の雄姿を、眺めることができ、貴重な観光資源になっている一方で、地元の人達にとっては、厄介ものでもある。
私が就職直後の勤務は、地元でもある福岡にある支店。九州一円を担当する支店だった。3年目に、熊本・鹿児島を担当することになった。月に2回ほど出張がある。
私は、通常の場合は、1泊2日の行程を組んでいた。初日早朝、博多駅からJR九州の特急に乗車、朝9時に熊本に入り、1日熊本市内を回る。夕方5時過ぎに再びJRの特急に乗り、8時過ぎに鹿児島に入り、宿泊。翌朝一番から鹿児島市内を回り、1日取引先を回った後、今度は、市内から高速バスで1時間ほどかけて鹿児島空港に向かい、飛行機で福岡空港に戻るという行程だった。

鹿児島で、今ぐらいの時期から夏場にかけて悩まされたのが、桜島の灰(=火山灰)だった。桜島にも、活動が活発な時期と穏やかな時期があり、一定の周期でそれを繰り返している。私が中学2年の修学旅行で鹿児島を訪ねた時は、灰など全然降っていなかったのに、仕事で通った1985年~86年の頃は、活動期だったらしい。

ある時など、桜島の火口から噴煙が上がったと思うと、みるみるうちに、鹿児島市内の方に噴煙が流れてきて、10分もしないうちに、バラバラと灰が降ってきた。普段、身の回りで目にする灰というよりは、褐色の砂という感じである。激しい時は、それが、雨のように頭の上から降ってくるのだ。砂場の砂よりも、少し油っぽい感触で、髪の毛や顔につくと、べとついて気持ちが悪い。厄介なことに、雪とは違って溶けないので、溜まる一方である。勿論、灰を吸い上げる清掃車が掃除をして回るのだが、全部の灰を吸い取ることは不可能で、残った灰は、建物や道路の隅や角の凹んだところに溜まっていく。風が強いと、頭の上から今噴火している灰が降ってきて、下から街中のあちこちに溜まっていた灰が、風で巻き上げられるという上と下からの灰攻撃を受ける時もある。

活動の周期のほか、風向きもにも影響されていて、夏場に鹿児島市内に灰が降るのは、東の大隅半島側から薩摩半島側の鹿児島方面に向けて風が吹くかららしい。冬場になると、今度は風が西から東へと吹くので、鹿児島市内は灰の被害から免れるらしい(その分、冬は大隅半島側の人々が苦労されているのだろう。)

臨時火山情報まで出されたということは、これからしばらくは活動期に入ると言うことだろう。夏場に、鹿児島に行く予定のある方は、念のため、灰よけとして、折りたたみ傘を1本鞄にいれておくことをお勧めする。

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