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2006年6月21日 (水)

季節の節目、「夏至」

今日は「夏至(げし)」だったそうだ。
美しい日本の言葉を集めてベストセラーになった『美人の日本語』(幻冬舎)を書いた山下景子さんが、季節のことばを集めて『美しい暦のことば』(インデックス・コミュニケーションズ)という本を書いている。その中で、「夏至」を探してみると、

「夏至」は一年で一番昼の時間が長い日です。
また、太陽が最も高くまでのぼる日でもあります。
正午の時間帯では、ほとんど真上から照らされているような形になるので、影も一番短くなります。
日が沈んでからもしばらくはまだ明るさが残っているほどの、太陽のパワーを実感できる日ですね。
ところが、だいたいの地方が、梅雨の真っ最中。太陽の姿さえ見ることができないかもしれません。
(以下省略、『美しい暦のことば』89ページ)

そういえば、TVのニュースで、影が短いということをアナウンサーが言っていた。この本を読んでいたのかもしれない。

もう1冊、『NHK気象・災害ハンドブック』(NHK放送文化研究所、NHK出版)で、「夏至」を調べると、

夏至〔ゲシ〕6月21日ごろ、太陽の黄経90度
1年中で一番昼が長い。梅雨に入り、田植えで農家が最も忙しいころ。しょうぶが咲き始める。
(『NHK気象・災害ハンドブック』111ページ)

東京は、太陽のパワーを感じる日だったような気がする。午後7時過ぎでも、まだ薄明るかった。

季節の変化にもっと敏感になり、気象の変化の仕組みにより詳しくなりたいと『楽しい気象観察図鑑』(武田康男〔文・写真〕、草思社)なんていう本も買い込んでいるが、まだ活用しきれていないのが実態だ。このブログでも、折りにふれて取り上げていきたい。

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