早稲田実業の優勝と王監督
夏の高校野球、決勝の再試合は、4対3で、早稲田実業が3連覇を狙った駒大苫小牧を破り、初優勝を勝ち取った。(朝日新聞のニュースはこちら)
4対1とリードされていた駒大苫小牧が、最終の9回表に2ランホームランで1点差まで追い上げ、「もしや」と思わせたところは、さすがである。そして、駒大苫小牧の最終打者が、エースで主将の田中。決勝2試合、計24イニングの死闘の締めくくりが、早稲田実業・斎藤、駒大苫小牧田中の対決で、最後は、斎藤が渾身の1球で、ライバル田中を空振り3振にうちとりゲームセット。最後まで、絵になる試合だった。
(新聞社にとっても、TV局にとっても、ドラマのあるメディア・イベントなったといえるだろう。)
今年は、春の王ジャパンのWBC優勝といい、野球の当たり年かもしれない。また、それは、王貞治の1年なのかもしれない。早実の斎藤投手はインタビューで「王先輩や荒木(大輔)先輩もできなかった、夏の大会の優勝ができてうれしい」と言い、一方、病床の王監督は、昨日こそ「球史に残るいい試合。両校ともお見事」と両校の健闘を讃えるコメントを出したが、今日は「斎藤投手の熱投の一言に尽きる」と後輩の力投を讃えていた。
あとは、プロ野球。セ・リーグは、中日の独走で面白みはないが、パ・リーグは、西武とソフトバンクの首位攻防が続く。2年連続してペナントレースで1位に輝きながら、プレーオフで勝ち上がってきたチームに敗れた王・ホークス、今年は、雪辱を果たせるだろうか。ソフトバンク・ホークスがパ・リーグで雪辱し、日本シリーズも制することのなれば、まさに「王貞治の1年」になる。これからは、パ・リーグ、ソフトバンク・ホークスの戦いぶりから目が離せない。
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- 大学ラグビー 天理大学 初の日本一 (2021.01.11)
- ラグビーワールドカップ2015で、日本が過去2回優勝の南アフリカを破る(2015.09.22)
- 2012年ロンドンオリンピック、日本女子バレー銅メダルの快挙をたたえる(2012.08.26)
- 福岡ソフトバンクホークス、念願の日本シリーズ優勝、日本一をつかむ(2011.11.20)
- おくればせながら、なでしこジャパンのワールドカップ優勝の足跡をふりかえる(2011.08.08)
「ニュース」カテゴリの記事
- 池上彰著『<わかりやすさ>の勉強法』(講談社現代新書)から、「わかりやすい説明」と「自己流の編集」について(2010.08.19)
- 河合隼雄文化庁長官、退任(2007.01.23)
- 2007年3月、PASMOスタート、Suicaと相互利用も(2006.12.21)
- 河合隼雄文化庁長官、休職(2006.11.01)
- 日本ハムファイターズ、日本シリーズも札幌で胴上げ(2006.10.27)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログの記事が1300タイトル到達(2011.10.23)
- 「名菓ひよ子」は東京のお菓子か?福岡のお菓子か?(2011.08.15)
- ズボンプレッサーを買う(2011.04.23)
- 2011年の年初に、2010年を振り返る(2011.01.04)
- 2011年の初夢はラグビーでトライする夢だった(2011.01.03)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- マンガ『弱虫ペダル』大ヒットの理由を考える。主人公小野田坂道は指示待ち世代の典型?(2015.09.06)
- 『赤毛のアン』を読み始める(2014.09.21)
- 漫画『坂道のアポロン』ボーナス・トラックとのファンブック、ログブックを読み、アニメ『坂道のアポロン』のブルーレイディスクで見た制作関係者の本気(2012.11.23)
- 深夜アニメ『坂道のアポロン』が素晴らしい(2012.06.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして。今晩は。
トラバしていただきまして、有難うございました。
プロ野球は、何でこんなに人気が低下してしまったのでしょうか・・・。
巷では、野球帽をかぶっている子供の姿も皆無です・・・。
昔は、大半の子供が野球帽をかぶっていたのに・・・。
時代の流れでしょうか。
投稿: よよよよよ | 2006年8月29日 (火) 23時30分