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2006年10月22日 (日)

金融内部監査士試験終了、人事を尽くして天命を待つ

金融内部監査士の2日間、計4科目12時間にわたる試験が終了した。試験内容は、監査に関することが中心だが、最後の4科目めは、金融論・経営管理とのタイトルで、金融論、ミクロ・マクロ経済学、経営学、会計学等の試験。いわば、監査の背景にある企業経営についての常識とも言える問題。
事前の準備では、会計学関連が、昔税理士試験を受けた時に「財務諸表論」を1年間勉強したのであまり悩まずにすんだものの、ミクロ・マクロの経済学などは、ほとんど心得がなく苦労した。

他の3科目は、実務の問題が中心なので、基本の考え方をベースに判断する問題だが、これだけは、ある程度覚えておかなくては解けない問題が80問のうちの半分以上だった。全く予想外の出題もあったり、予想していてもうろ覚えだったりしたものも多く、他の3科目は途中退室できたが、最後だけは3時間フルに使った。4択の文章の論理矛盾から正解が導き出せないかと、無い知恵を絞ったが、結局、自信を持てない答えが25問くらいはあった。

問題用紙も回収されるので、受験票の裏に走り書きしてきた答えで、自己採点してみると、そのうち8問は明らかに間違い、一方7~8問は正解。残り10問程度は判然としない。正解と思っている中にも、間違いがある可能性を考えれば、合格できたとしても誤答の許容範囲20問ギリギリの線というところだ。

マークシートの試験ということもあってか、結果は10月中にわかるとのこと。これまでは、科目合格の場合、次回(半年後)の試験で、不足の科目を再受験して合格すればよかった。しかし、この11月から金融内部監査士に代わる資格として公認金融監査人(CFSA)という国際資格試験が開始されるため、今回の全科目合格者も含め従来の金融内部監査士は申請すればCFSAにスライド認定されるものの、今回1科目でも落とせば、試験内容が変わるため、科目合格はCFSA試験には引き継がれない(唯一のメリットは、CFSA試験を割安で受験できるのみ)。

一発勝負のラストチャンスに賭けたわけだが、こうなったのも自分の勉強不足によるものだからしかたない。あとは「人事を尽くして天命を待つ」の心境で待つしかない。何とか、全科目合格していますように…。

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