金融内部監査士試験初日、求められるのは体力と集中力
今の部署に転勤して最もハードな仕事が2週間続き、昨日ようやく終了。期間中は、自分の仕事と周りのメンバーの世話役の二足のわらじで、一日の仕事が終わるとぐったり。家に帰って、食事をすると、急にまぶたが重くなり、ブログを書く間もなく、眠ってしまう日が続いた。
この土日くらいゆっくり休みたいところだが、今日と明日は、以前から申し込んでいた金融内部監査士の試験。試験は4科目あり、今日と明日の午前と午後にそれぞれ1科目ずつ行われる。
試験は、各科目とも全て四択で80問、時間は1科目3時間(180分)。1問2分で解いて、20分余る計算だ。この試験は以前受けた通信教育の理解度を試す試験なのだが、過去の試験問題は全く公開されておらず、モデル問題と言われるものが、4科目で40問公開されているだけだ。ほとんど出題傾向がつかめないまま、本番に臨まざるを得ない。
実際に受けてみると、ほとんどの問題は4つの文章があり、4つの中から正しいものを選ぶもの、誤っているものを選ぶもの、4つを組み合わせたものから正しいものを組み合わせたものを選ぶもの、誤っているものの組み合わせを選ぶもの等、問題の指示が都度、異なっており、そこを読み間違えないようにしなくてはならない。知識として覚えていれば解けるという問題は、全体の20%程度で、大部分は、原理・原則、基本の考え方をベースに、それぞれ書かれていることが正しいか誤っているか判断を求めるものだった。
いざ問題を解いてみると1問2分まではかからずに進められたが、読み間違いや漏れのないようにと、神経を集中して文章を読まなければならないので、1時間もすると頭がぼーっとしてくる。80問とにかく答えを記入し終わると、見直しもする気がしないほどだった。どことなく、朦朧とした頭をなんとか、叩き起こし、見直しをし、それでも3時間は席に着いている気力はなく、1科目めは2科目めの準備もあり、2時間で、2科目めも2時間半で解答用紙を提出し、試験会場から退席した。
合格レベルは正答率75%と言われている。80問中60問が、ボーダーライン。2科目とも、2、3問は全くお手上げも問題があったが、なんとか、正解60問は確保できているのではないかと思うのだが、どうだろうか。
明日も、残り2科目。80問×2科目が待っている。この試験は、次回から制度が変わる関係で、今回4科目全てに合格しなくては意味がない。求められるものは、原理・原則の理解はもちろんだが、それ以上に体力と集中力という気がする。なんとか、朦朧としてしまう頭に鞭打って明日も、頑張らねば…。
| 固定リンク | 0
「学問・資格」カテゴリの記事
- 2012年の新年は、NHKの「コロンビア白熱教室」を見てすごす(2012.01.04)
- 第5回IFRS検定の結果は「60- Fail」だった(2011.01.11)
- 第5回国際会計基準(IFRS)検定を受検した(2010.12.06)
- IFRS検定の勉強をした(2010.11.21)
- IFRS(国際会計基準)検定、財務報告実務検定、ビジネス会計検定(2010.08.30)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログの記事が1300タイトル到達(2011.10.23)
- 「名菓ひよ子」は東京のお菓子か?福岡のお菓子か?(2011.08.15)
- ズボンプレッサーを買う(2011.04.23)
- 2011年の年初に、2010年を振り返る(2011.01.04)
- 2011年の初夢はラグビーでトライする夢だった(2011.01.03)
「人生」カテゴリの記事
- 令和元年の年の瀬にブログ更新を再開(2019.12.21)
- 49歳という年齢とブログのテーマ(2009.11.11)
- 「中年クライシス」から「中年の覚悟」へ(2009.06.01)
- 大人と子供を区別するもの、人の事を考えられるか(2007.03.05)
- 訃報:『14歳からの哲学』の池田晶子さん死去(2007.03.03)
「仕事」カテゴリの記事
- 2011年のラグビーの初夢と8年後(2019.12.22)
- NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」第174回「夢の旅客機、未来へのフライト」を見て、全日空(ANA)について考える(2012.02.19)
- PHP新書『日本企業にいま大切なこと』(野中郁次郎・遠藤功著)で語られた「知の創造のために必要な相互主観性」に納得(2011.10.09)
- 東日本大震災のその日(2011.03.13)
- 新しい職場での最初1週間が終る(2011.03.05)
コメント