私の2.26、ブログ開設1周年
このブログ「栄枯盛衰・前途洋洋」を書き始めて、今日で、1周年を迎えた。
1年前の2006年2月26日の日曜日に、すでにニフティの会員だったこともあって、ニフティが運営するブログサービス「ココログ」に入会した。
昨日までで、総アクセス件数が、38000余。4万件も目前だ。訪問して、読んでくださった方、本当にありがとうございます。
画面のデザインは、最初の頃は、ココログが用意しているお仕着せのテンプレート使いを月1回サイクルで変更していたが、昨年の6月に、初めて自作のデザインを使った。それ以降、基本は春夏秋冬の3ヵ月サイクルで、季節に応じたデザインにしている。
トップに持ってくる写真は、これまでに自分が全国各地で撮った写真から選んでいる。地の色も、カラーコーディネートの本を参考にして、それぞれの季節らしい色使いにしているつもりだ。現在の春バージョンは、自分でも気に入っている方で、少し長めに使おうかと思っている。
ブログを1年書き続けて思うことは、このブログは、自分にとって日記であり、この1年の生活の記録だということである。今、1年前の記事を振り返ってみれば、その時何を考えていたか、何があったかの記録になっている。
振り返れば、中学校で思い立って日記を書き始め、高校、大学、社会人とずっと日記を書いていた。夜、机に座り、大学ノートを広げ、万年筆で、1日の出来事や、自分に気持ちを書き記すことを10年以上続けたことになる。社会人になってからは、かなり頻度も減り、結婚してからは、仕事に加え、子育てもあり、自然と書く機会がなくなり遠ざかっていた。
3人の子がそれなりに育ち、親としても自分の時間も確保できるようになった。そんな時、思ったのは、自分の考えてきたことを少しは整理して、残しておきたいということでもあった。
私は、父を自分が27歳の時に、亡くした。当時父は57歳。私自身も父親になり、これからいろいろと聞きたいという時に、父は亡くなった。自分もあと、10年余で、父親が亡くなった年齢に達する。
こうやって、ブログに書いておけば、何かの折に、子ども達が読んで、自分の父親はこんなことを考えているのかと、いたのかという題材にもなるかもしれないという思いもあった。
一方、日記とブログの違いもある。日記は、自分にために書くものであり、人に見せるものではない。ブログは、人に読んでもらうことが、前提となっている媒体だ。書き残すだけなら、日記でもいいのに、なぜブログを選んだのか?
それは、年齢のせいもあるのではないかと思う。若い頃は、とにかく、自分が大事である。自分がいったい何者であるのか?自分はどう生きるべきなのか?自分の恋は成就するのか?全て、自分軸で考えていたと思う。
しかし、人生も折り返しを過ぎたと思う今となっては、自分の事ばかり心配しているわけにもいかない。次の世代に何かを伝える責任があるのだろうと思う。一方、自分の生きた証しを残したいという思いもあるだろう。これまでは、そう思っても、一個人にそんな場が提供されることはなかった。
今は、ネット社会の進歩のおかげで、ブログという選択肢が提供され、希望すれば、極めて安いコストで利用することができる。この時代に巡り合わせたのは、幸運と言うべきだろう。
しかし、ブログという形式は、毎日書き続けるためには、ひじょうにうまく作られているが、基本は毎日流れ過ぎていくものであり、読み返すためには、必ずしも使いやすいとは言えない。
ブログに書き連ねた事を整理して、まとめれば、もう少し、まとまりがあり、読みやすいものになるのではないかと言う気がして、ブログを整理して、再構成するためにホームページを作りたいというのが、年頭の1年の計の一つである。
ホームページの方は、一から作らなければ行けないので、少し時間をかけて考えたいと思っている。
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