東京都心の雪なし記録更新
先週、このブログでも、東京都心に雪が降らないまま、「立春」を迎えたことを書いた。その後も、都心に雪が降ることはなく、昨日2 月10日も雨は降ったものの、雪にはならず今日(2月11日)を迎えたことから、これまでの最も初雪が遅かった1960年の2月10日の初雪記録を更新することになった。(*追記参照)
昨日、今日とテレビや新聞でも、そのことを取り上げている。
次の関心事は、観測史上初の東京都心で雪が降ることなく冬が終わるかということだろう。
今日も、既に、春のような陽気、梅もどんどん花開いていて、暦の上だけだなく、気候の上でも、もう春はそこに来ているという感じがする。
わずか1年だったが、札幌での単身赴任生活で、降り止まない雪、融けないままあちこちの残る雪、いつ転ぶかも知れない凍結した路面に悩まされ続けた私としては、冬でも、大地を踏みしめて歩ける東京の生活は、ただただ、ありがたい。
しかし、こうして東京は雪がないとよろこんでいる時、札幌では、いくら暖冬で雪が少なく、雪祭りの雪像作りに苦労したと言っても、やはり雪が積もり、道を歩く人たちは、転倒に気をつけながらそろそろと歩いていることだろう。
札幌の雪の多さも暮らしてみて初めて実感した。日本の中で、まだまだ、他にも自分の知らない土地、暮らしがあることを、改めて思う。
*追記(2月18日) 1876年の観測開始以来の記録とのこと(毎日インタラクティブ2月11日より)
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