品川駅の変貌
今日は、夜、友人と飲む約束があり、品川へ行った。店の予約が午後7時だったので、職場に近い人形町駅で都営地下鉄浅草線から京浜急行に乗り入れる列車に乗り、、6時40分頃品川に着いた。
店は、港南口にあるビルの1階。京浜急行の出入り口とは反対側なので、JRの線路を跨いで架かる通路を反対側へと歩く。港南口から、こちらに向かって来る人の多さには驚くばかりだ。まるで、どこかの神社に初詣に行ったよう。人、人、人…人の波が押し寄せてくる。
もう10年以上前、1994~95年頃、仕事で、品川の港南口に来ていたが、その頃は、品川といえば京浜急行の出入口がある高輪口(西口)がメインで、港南口は殺風景で何もなかった。
駅自体も、新幹線の停車駅となって大きくなり、港南口には高層ビルが建ち並び、駅との間は長くて広い屋根付きペデストリアンデッキがつないでいる。
屏風のように立ち並ぶ、高層ビル群は、海風を遮り、東京のヒートアイランド現象に拍車をかけたとも言われる。
わずか10年余でこの変貌ぶりだ。これから10年先、品川だけでなく、東京という街がどこでどう変わっていくか、想像を絶する事ばかりであろう。
目の前にある現実だけを所与のものとして考えるのではなく、その先にある未来をどう予測しながら生きていくのか、東京で生活する限り、常に考えていくことが求められていると思う。
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