「啓蟄」に思う3人の子の進学
昨日、3月6日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」だった。加えて、我が家の結婚記念日でもあって、それに長年敬愛する宮本輝さんの誕生日で還暦を迎えるとあって、昨日は何を書こうか考えたあげく、これまでブログであまり書いていない宮本輝さんのことを書くことにした。
とはいえ、ブログの中には、折々の季節感も盛り込んでいきたいので、二十四節気は、都度、取り上げたいと思っている。
いつも使わせてっもらう山下景子さんの『美しい暦のことば』(インデックスコミュニケーションズ刊)では、
暗い土の中でじっとうずくまっていた虫たちが、春の気配を感じてもぞもぞと活動を開始するころです。
(同書、33ページ)
とある。
二十四節気は、旧暦がベースになっているので、平年であれば、実際の気候としてはもう少しあとになると思うが、今年は、東京都心では雪が降らないまま3月を迎えていて、春の訪れも早く暖かいので、あまり違和感がない感じだ。
啓蟄を過ぎれば、いよいよ、春の本格的な春の到来。
我が家にとっては、子供3人がいっせいに、今まで通っていた学校を卒業し上級の学校に進学するので、どことなく「啓蟄」のイメージとだぶる気もする。これまでの学校から抜けだして、また新しい舞台で、成長することを願っている。
| 固定リンク | 0
「家族」カテゴリの記事
- 赤﨑正和監督の映画「ちづる」の劇場公開を見て、母久美さんの本『ちづる』を読んで考えたこと(2)~劇場公開までのもう一つのドラマ(2011.11.07)
- 赤﨑正和監督の映画「ちづる」の劇場公開を見て、母久美さんの本『ちづる』を読んで考えたこと(2011.10.31)
- 記事の総数もようやく1200本へ、過去1年半を振り返りこれから迎える50代を考える(2010.09.02)
- 公私ともに一段落、そろそろブログも復活しなくては…。(2010.03.27)
- バレーボールに賭けた長男の中3の夏が終わる(2009.07.20)
「教育」カテゴリの記事
- 『下流志向』(内田樹著)を読んで-子どもの自信はどこからくるか(2007.04.04)
- 『なぜ勉強させるのか?』(諏訪哲二著)を読んで思うこと-自立した個人になるために必要なもの(2007.03.26)
- 『なぜ勉強させるのか?』(諏訪哲二著)を読み始める(2007.03.14)
- 「啓蟄」に思う3人の子の進学(2007.03.07)
- 次女の大芝居、我が家の受験モード解除(2007.03.01)
「気象」カテゴリの記事
- 2012年8月の東京の残暑の厳しさ(2012.08.31)
- 2010年の東京の猛暑を振り返る(2010.10.11)
- 2009年3月21日、東京の桜、開花宣言(2009.03.21)
- 2009年2月下旬に東京都心で初めての雪(2009.02.27)
- 2008年12月の東京は暖冬から一転して冷え込み、「三寒四温」とはこのことか(2008.12.16)
コメント