47年ぶりの遅い東京都心の初雪
暖冬だったせいもあって、3月に入ってコートを着るのをやめた。いまひとつ、暖かくなりきれないものの、慣れれば、さほど肌寒さも苦にならない。
今朝も、コートを着ずに出勤したが、さすがに寒かった。空もどんよりとしている。しばらく、自転車を走らせていると、空中を舞う白い小さい粒。「雪じゃないか」と思うが、本当にわずかに舞うという程度だったので、確信は持てなかった。
東京都心の降雪の観測地は大手町にある気象庁の前庭である。そこで、雪が観測されなければ、記録には残らない。はて、どうだったろうかと気になるが、職場では天気ばかりを気にしているわけにもいかず、確認できたのは帰宅してからだった。
朝日新聞の夕刊に、「春の初雪 都心、最も遅く」との記事。
16日朝、東京都心でこの冬初めての雪が降った。気象庁によると、統計が残る1876年以降で最も遅い初雪となった。
同庁によると、これまで東京都心で初雪が最も遅かったのは1960年の2月10日。47年ぶりに塗り替えた。
(2007年3月16日、朝日新聞夕刊)
1960年生まれの自分にとって、どこか親近感を感じる話である。ということは、自分も今年の誕生日を迎えれば47歳になるということ。だんだん、50の大台が近づいて来た。
中年期の次のことも考え始めなければならない時期が近づいているのかもしれない。
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