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2007年3月10日 (土)

第65期将棋B級2組順位戦、最終戦の結果

昨日、2007年3月9日(金)は、将棋のB級2組順位戦最終戦(第11局)が東京の将棋会館と大阪の関西将棋会館でいっせいに行われた。
B級2組では、先月の第10局で、今期B級2組に昇級したばかりの渡辺明竜王が、9連勝で早々に昇級を決めており、最終戦の注目は、残る2人目の昇級者に誰がなるかであった。

候補者は、7勝2敗の杉本昌隆七段(今期の順位6位)と加藤一二三九段(同18位)、それに6勝3敗で今期の順位が3位と2人より上位の佐藤秀司六段の3人である。
杉本七段が勝てば、自力昇級。杉本七段が負けた場合は、最終戦で、残る候補の加藤九段と佐藤六段が対戦するので、二人のどちらが勝っても、負けた場合の杉本七段の成績を上回り、勝った方が昇級となる。

対戦成績は以下の通りだった。

勝ち 成績 負け 成績
先崎 学八段 6勝4敗 南 芳一九段 5勝5敗
土佐浩司七段 4勝6敗 青野照市九段 0勝10敗
屋敷伸之九段 7勝3敗 小野修一八段 4勝6敗
佐藤秀司六段 7勝3敗 加藤一二三九段 7勝3敗
泉 正樹七段 4勝6敗 中村 修八段 6勝4敗
渡辺 明竜王 10勝0敗 神谷広志七段 5勝5敗
飯塚祐紀六段 6勝4敗 内藤國雄九段 3勝7敗
杉本昌隆七段 8勝2敗 桐山清澄九段 4勝6敗
中田宏樹八段 5勝5敗 浦野真彦七段 3勝7敗
畠山成幸七段 7勝3敗 田中寅彦九段 4勝6敗
山崎隆之七段 7勝3敗 福崎文吾九段 0勝10敗

(注)上6局が将棋会館、下5局が関西将棋会館で対局

既に、昇級を決めていた渡辺竜王が最終戦の神谷七段戦にも勝ち10戦全勝。残る2人目の昇級者には、候補の1番手に着けていた杉本七段が、桐山九段を降して、自力で勝ち取った。来期2人は上位のB級1組の12位(渡辺竜王)と13位(杉本七段)を占めることになる。

来期(66期)のB級2組の順位表の上位10名は次のようになるだろう。

順位 名前 65期の成績
1 野月浩貴七段 B級1組より降級
2 森けい二九段 B級1組より降級
3 佐藤秀司六段 7勝3敗(3)
4 屋敷伸之九段 7勝3敗(8)
5 畠山成幸七段 7勝3敗(9)
6 加藤一二三九段 7勝3敗(18)
7 山崎隆之七段 7勝3敗(20)
8 先崎 学八段 6勝4敗(1)
9 飯塚祐紀六段 6勝4敗(10)
10 中村 修八段 6勝4敗(17)

( )内の数字は65期のB級2組での順位

来期は、この10名の中から昇級者が出るのか、C級1組からの昇級者が一気に駆け上がっていくのか、4月から新たな1年の戦いが始まる。

*将棋に関する記事(2007年)
1月8日:
佐藤康光棋聖、5連続タイトル戦挑戦者
1月17日:佳境を迎える将棋A級順位戦、郷田真隆九段へのエール
2月2日:祝・郷田真隆九段、A級最終戦を残し、第65期将棋名人戦での森内俊之名人への挑戦権獲得
2月3日:第65期将棋A級順位戦8回戦の詳細
2月3日:郷田真隆九段、父の死を知らず
2月3日:将棋永世名人位の重み
2月10日:将棋第65期順位戦B級1組第12回戦の結果分析とB級2組での渡辺竜王の昇級確定
2月12日:「名人は選ばれたものがなる」-郷田真隆名人待望論
3月3日:将棋界の一番長い日、将棋第65期A級順位戦の最終局の結末

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