第7回現代短歌新人賞表彰式での松村由利子さんの様子
昨日(2007年3月11日)は、松村由利子さんが第二歌集『鳥女』で受賞した第7回現代短歌新人賞の表彰式が、さいたま市の大宮ソニックシティビルで行われた。
私は見に行けなかったのだが、ありがたいことに、先月から私のブログを読んでくれているというトロアさんが、表彰式を見に行かれたとのことで、昨日の「松村由利子さん、『物語のはじまり』の作者として日本経済新聞の読書欄に登場」の記事に、表彰式の様子について、コメントを投稿してくださった。ご本人の了解の上で、転載させていただく。
本日、さいたま市で行われた第7回現代短歌新人賞表彰式に行ってきました。
松村さんは、少し緊張しておられた様でしたが、さくら色のお着物に受賞作「鳥女」にちなんでか、鳥の柄の入った帯がとても良く似合っておられて、まぶしいくらい美しかったです。
受賞のあいさつの最後の「人の心に届くうたをつくっていきたい。」という言葉が印象的でした。想像していた通りの、知的で優しそうな方でした。
ちなみに、表彰式のお土産はミセス3月号でした。
(トロアさんのコメントより)
また、トロアさんからの追加情報で、第1回現代短歌新人賞の受賞者でもあり、松村さんと同じ「かりん」のメンバーである梅内美華子さんのブログにも、その様子が書かれているとのこと。
そちらには、リンクを張らせていただくことにする。
梅内美華子さんのブログ
「つれづれぱんだ 歌人・梅内美華子の気まぐれ日記」
会社を辞め創作活動に専念を始めた松村さんにとっては、この賞は、新たな門出を祝う何よりはなむけだろう。
松村さん、受賞おめでとうございます。
第二歌集『鳥女』、短歌エッセイ『物語のはじまり』に続く、次の作品が待ち遠しい。
松村由利子さんのブログ:「そらいろ短歌通信 松村由利子の自由帳」
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1月18日:『物語のはじまり』(松村由利子著)に思う
1月19日:『物語のはじまり』(松村由利子著)に思う・その2
1月21日:『物語のはじまり』(松村由利子著)を読み終わる
1月24日:松村由利子さんの歌集『薄荷色の朝に』、『鳥女』届く
1月27日:第7回現代短歌新人賞受賞作『鳥女』(松村由利子著)を読み終わる
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2月7日:『ミセス』3月号の第7回現代短歌新人賞『鳥女』の選評と作者松村由利子さんのインタビュー
2月17日:『物語のはじまり』(松村由利子著)、読売新聞書評に登場
3月3日:『物語のはじまり』(松村由利子著)、週刊新潮に取り上げられる
3月8日:『物語のはじまり』(松村由利子著)は誰に、どう読まれているか(リンク集)
3月11日:松村由利子さん、『物語のはじまり』の作者として日本経済新聞の読書欄に登場
3月12日:第7回現代短歌新人賞表彰式での松村由利子さんの様子
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コメント
早速、ブログにのせて頂きありがとうございました。
投稿: トロア | 2007年3月13日 (火) 09時33分
トロアさん、ご要望に対応しました。
メールでご連絡を取ろうとしましたが、戻ってきました。
アドレス、違ってませんでしたか?
非公開と注書きしていただければ、対象部分は公開しないようにします。
投稿: 拓庵 | 2007年3月13日 (火) 23時47分