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2007年4月25日 (水)

第65期将棋名人戦第2局、挑戦者郷田真隆九段、後手番を制し連勝

第65期将棋名人戦の第2局は鳥取県湯梨浜(ゆりはま)町で昨日(2007年4月24日)から行われていたが、後手番だった挑戦者の郷田真隆九段が、134手で森内俊之名人を降し、2連勝。名人位奪取に向けて、大きく前進した。

第2局は森内名人の先手で、重厚な相矢倉。名人戦棋譜速報などの解説者コメントでも、中盤までの駒組みでは、手厚い陣形に組んだ森内名人が有利とのコメントも多くあったが、森内名人が勝ちを意識して慎重になったのか、攻めあぐねているうちに、郷田九段が小気味よい攻めを重ね、いつしか解説者の形勢判断も郷田有利となり、ほどなく森内名人が投了した。時刻は午後10時15分。

このブログでも先週書いた通り、過去の森内名人-郷田九段の対戦は27局あるが、先手番が21勝6敗(森内名人11勝3敗、郷田九段10勝3敗)と圧倒的に勝ち越している。
森内名人としては、後手番だった第1局の負けはやむを得ないとしても、自らが先手番となったこの第2局は、是非とも勝って1勝1敗の五分に戻しておきたい1戦だった。途中まで先手優位の駒組みで進んでいただけに、なおさら、今日の黒星は痛いだろう。
これまで、森内名人は6回名人戦に登場し、4回勝利しているが、初戦から2連敗してシリーズを制したことはない。2連勝か、悪くても1勝1敗で第2局までを終えている。ピンチと言えるだろう。

挑戦者の郷田九段からみれば、後手番ではなかなか倒せない森内名人に後手番で勝利し、2連勝したことで、有利な立場に立ったのは間違いない。
通算の対戦成績も14勝14敗の五分となり、臆するところは何もない。次回の先手番となる第3局を確実に勝利し、3連勝で、名人位に一気に王手をかけて欲しい。

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