オートチャージPASMO定期券を手に入れた
先週、金曜日に届いたオートチャージ機能付のPASMO。今使っている6ヵ月の通勤定期の有効期間が今日(4月23日)までなので、今日中に新しい定期を購入になければならない。
本当は、週末の土日で買いに行ってもいいかなと思っていたのだが、金曜日から体調不良。喉が痛みがひどくなり、鼻づまりで頭も重い。土曜の朝、近くの内科に薬をもらおうと診察に行って、熱を測ったら37.3℃あったので、もらった薬を飲んで、土日は家でおとなしくしていた。
今朝も体調万全とはいかなかったものの、休んでばかりもいられないので出勤。定期券はどこかで買わなければならない。事前に調べると、どこの定期券売場でもPASMO定期券を扱えるわけではないようなので、職場から歩いて行けてPASMO定期券の扱いがある東京メトロの茅場町駅で行くことにした。
早めに昼食をすませ、定期券売場に着いたのは、12時頃。すでに4~5人が並んでいた。10分ほど待って、自分の番になったところで、既に記入をすませておいた申込用紙と先週届いた裏に自分の名前を書いた記名式のオートチャージPASMOを係員に渡す。
受け取った係員が、定期券販売の端末の画面を操作し、読取機のような機械にPASMOを挿入すると、機械から出てきた時には、PASMOの表面に定期券の区間と6ヵ月定期の最終期日などが青いインクで印刷されていた。
定期券と引き換えに代金を払い、印字されたPASMOとお釣りをもらう。書類とPASMOを渡してから作業完了まで3分ぐらいというところだろうか。
私が帰る頃には、あっという間に並んでいる人が増えて、10人くらいにはなっていた。
PASMO定期券のメリット、デメリットそれぞれあるが、紛失した時に再発行が可能な点はメリットだろう。これまでの磁気カードの定期券では、紛失したら泣き寝入りするしかなかった。6ヵ月定期など買ってすぐなくしたら、泣くに泣けない。
記名式PASMOであれば、本人確認ができるし、紛失したPASMOを物を誰かが拾って使おうとしても、PASMOには1枚1枚固有の番号が付与されており、それをホストコンピュータで無効にしてしまえば、使用不可にできるのだろう。その上で、紛失を届け出た人に、新しい番号のPASMOが再発行されれば、問題はない。
こうやって少しずつ技術は進歩し、振り返ってみれば、10年前から考えれば思いもしなかった時代になっているということになるのだろう。
PASMOの品薄騒動の記憶もさめやらぬ中、セブン&アイ、イオンという流通の2大グループが、それぞれnanaco、WAONという電子マネーサービスを開始する。nanacoの方は今日から都内の一部のセブンイレブンで扱いがはじまり、WAONは今月27日からサービスがスタートする。
今年2007年は、電子マネー普及のターニングポイントとなった年として将来語られるようになるかも知れない。
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