« 三度(みたび)減量にチャレンジ、日本橋から九段下まで歩く | トップページ | 佐藤多佳子著『しゃべれどもしゃべれども』を読み終わる »

2007年5月 8日 (火)

第65期将棋名人戦第3局、森内俊之名人が挑戦者の郷田九段に勝ち1勝2敗に

今日は、将棋名人戦第3局2日め。三重県鳥羽市で行われた。私が応援する郷田真隆九段が先手番。先手の勝率がともに7割以上という2人の対戦、1日め居飛車党の郷田九段が振り飛車を選択。森内俊之名人も飛車を振り、2人の棋風からは想像しがたい相振り飛車となった。

いつもは、早く家に帰りネットの名人戦棋譜速報を固唾を飲んで見守るのだが、今日は、あいにく昔の上司を囲んだ飲み会。午後10時半頃にようやく会が終わり、地下鉄に乗り込んだところで、携帯電話から毎日インタラクティブにアクセスしたが、出てきたのは「森内名人が勝って1勝2敗」とのニュース。

応援する棋士が勝った将棋は何度見ても楽しいが、負けた将棋は見る気にならない。名人戦棋譜速報を見る限り、郷田九段の作戦負けのようだ。
今回の名人戦を前に、2人の対戦成績を調べ、どちらも先手での勝率が7割以上と通常の5割+αのレベルを超えて遥かに高く、先手番が勝つシリーズの展開を予想した。先手が勝ち、どちらか後手番で相手の先手番を1つでもブレイクした方が優位に立つと考えた。
2戦めまでは、挑戦者の郷田九段が先手番の1戦目を順当に勝利、続く2戦目は後手番で森内名人を破り、2連勝。この勢いで、この第3戦も勝利すれば、一気に名人位に王手というところだったが、対する森内俊之名人も既に名人在位4期、初めて手にした名人位を1期で羽生善治現三冠に奪われたものの、翌年には再びA級順位戦を制し、リターンマッチに登場。羽生名人を破ると、その後は羽生前名人のリターンマッチを退け、谷川九段(17世名人有資格者)の挑戦を退け、名人戦3連覇を達成し、永世名人(18世)まであと1期に迫っている。挑戦者も簡単には勝たせてもらえない。

第1戦を先手の郷田九段が制したあとは、2戦め、3戦めとも後手番が制し森内名人の1勝2敗。これまで勝利から言えば、7番勝負で後手番が2回勝つことは考えにくかったが、先手1勝、後手2勝となったということは、もはや過去の先手番、後手番での勝率など関係ないということであろう。
今日の勝利で2人の対戦成績は森内名人から見て15勝14敗。このシリーズを見ても、互角と言っていいだろう。あとは、気力、執念といった勝負になってくるのだと思う。

森内名人が1勝を返し、次の第4戦は森内名人の先手番。郷田九段には、今日時点の2勝1敗ですでに相星のつもりで、第4戦では振り出しに戻ったと考えて、改めて、森内名人に向かっていって欲しい。

|

« 三度(みたび)減量にチャレンジ、日本橋から九段下まで歩く | トップページ | 佐藤多佳子著『しゃべれどもしゃべれども』を読み終わる »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/168560/15005847

この記事へのトラックバック一覧です: 第65期将棋名人戦第3局、森内俊之名人が挑戦者の郷田九段に勝ち1勝2敗に:

« 三度(みたび)減量にチャレンジ、日本橋から九段下まで歩く | トップページ | 佐藤多佳子著『しゃべれどもしゃべれども』を読み終わる »