次女と長男の中間試験を巡る騒動
今週は、高校1年生の次女と中学1年生の長男の初めての中間試験が重なった。ようやく、今日2人とも試験が終わった。
高校生の次女は、赤点を取ったらどうしようと心配しながら、遅くまで勉強していた。これぐらい危機感を持って、最初から臨んでくれれば、まあこれからもあまり心配しなくてもよいかなと、親としては思っている。
一方、中学生の長男は、試験1週間前になっても週末に友達と遊びに行くし、くだらないテレビ番組を見てヘラヘラ笑っているし、パソコンにかじりついてオンライン・ゲームにううつを抜かしている有様。
あまりにも安易に考えているように見える。まあ、一度痛い目にあって自分で気がつくまで、放っておくしか仕方ないと思ってはいるのだが、言うに事欠いて、誕生日が近いこともあり、試験で成績がよかったらi-podを誕生祝いに買ってくれ、デジタルの腕時計を買ってくれと虫のいい要求をし始める。
あまりの呑気さに、姉2人も業をにやし、それならばと「成績が悪かった時はおまえの使っているパソコンを使わないということなら考えてもいい」という対案を出した。大学に入ってアルバイトを始め、多少お金を持っている長女がスポンサーとなって、平均98点以上ならi-pod、95点以上ならデジタル腕時計を買う。ただし、平均85点に達しなければ、長男が使っているパソコンを当面使用禁止にするという交渉がまとまった。
今日、長男が初日に受けた理科の試験の答案が返却された。結果は86点。i-podはすでに実現不可能。時計も危うい。むしろ残り4科目次第ではパソコン召し上げの可能性も出てきた。危機と直感した長男は、「パソコン使用禁止は、85点でなく平均点以下の時にしてくれ」とはやくも条件引き下げ交渉に出てきた。当然のことながら、家族全員からダメ出しをくらう。ならば、全科目の結果が出て使用禁止が決まるまでは、やりたいだけオンラインゲームをやるぞと長男は宣言している。
パソコンは道具。子ども達が大人になる頃には、使いこなせて当たり前の時代が来ると思い、主に私が自作したものを順次1人1台使わせるようにしてきたのだが、長男を見ていると、ひょっとして教育方針を誤ったかなと思う時がある。
いつかは気がついて、パソコンに振り回されるのではなく、使いこなしてくれると信じているのだが、信じ続ける忍耐力もなかなか辛いものである。
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