岡村孝子さん・加藤晴子さんの2人が「あみん」の活動再開
数日前の新聞に25年前に『待つわ』で一世を風靡した岡村孝子・加藤晴子の女性デュオ「あみん」の新しいアルバムの広告が載っており、その広告の隅に30日深夜(31日午前)1時50分からNHK総合で2人が出演する番組『SONGS』が再放送されると書かれていた。
昨夜寝る前に、ビデオレコーダーをセットして寝る。今朝、確かに録画されていることを確認し、仕事から帰って来てから、改めて見た。1982年にヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞し、女子大生デュオとして「待つわ」を歌っていた2人もいまや40代半ば。
しかし、岡村さんの方はかつてと変わらず若々しく、加藤さんの方はぐっとスリムになっている。
私は、「あみん」休止後、ソロデビューした後のシンガーソングライター岡村孝子のファンだった。就職して3年~4年目の頃、当時福岡勤務だった私は、出張先の熊本でタクシーに乗っていた。カーステレオから流れてきた岡村孝子が歌う『はぐれそうな天使』に聴き入り、数日の内にCDを買った。この曲は、HONDAの「Today」という軽自動車のCMソングにもなり、ソロ歌手岡村孝子の最初のヒット曲となった。
この1曲で岡村孝子ファンとなった私は、それまでに発売されたアルバムもすぐ揃え、彼女が「あみん」のメンバーの1人であったことを知った。翌年には、『夢をあきらめないで』が大ブレーク。90年代はじめまで、若い女性の支持を受け、アルバムはよく売れ、「OLの教祖」と呼ばれた。
私は、繊細な歌詞が好きで、毎回新しいアルバムを買い求めていたが、ある時、新しいアルバムの曲が以前のアルバムで聴いた曲のように思え、それ以降、買わなくなってしまった。さすがの才能も、毎年アルバム作りで疲弊してしまったのだろう。
おそらく、それの取って代わるように登場したのが、先日亡くなったZARD(坂井泉水さん)だったのではなかったかと思う。
子育てが一段落した40代の女性2人の再出発は、かつて岡村ソングに自己を重ねた同世代の女性達から、自分たちの代表選手として、再び支持を受けるのではないかと思う。
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