今日(2007年8月16日)は「日本の一番暑い日」、東京の最高気温も体温を超える
今週は、連日猛暑が続いている。昨日(2007年8月15日)、群馬県館林市で最高気温が40.2℃を記録したというニュースに驚いていたら、今日(2007年8月16)は、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で、午後2時過ぎ(多治見2時20分、熊谷2時42分)に、日本の観測史上最高となる40.9℃を記録、1933年に山形市で記録した40.8℃の記録を更新し、「日本の一番暑い日」になった。
今日は、ほかにも埼玉県越谷市(40.4℃)、館林市(昨日の記録を上回る40.3℃)、岐阜県美濃市(40.0℃)と40℃を以上の最高気温となり、それぞれの地点での観測史上1位の記録を塗り替えている。
東京の最高気温も午後1時26分に37.0℃を記録。これは、数日前に書いた通り、大手町にある気象庁の「露場」での気温なので、日なたで、アスファルトの上だったりすると40℃超えているに違いない。
職場も冷房の効いているオフィスの中はいいが、一歩部屋の外に出て、普段、一つ上の階にある食堂との上り下りに使う階段は、鉄の扉で仕切られていることもあって、温室のように生暖かい。
東京で厄介なのは、夜、気温が下がらないことである。ヒートアイランド現象と言われ、夜でも各家のエアコンが稼働し、廃熱を放出し続けるので、日が沈んでも、あまり気温が下がらない。夜最低気温が25℃以上を記録する「熱帯夜」が、8月2日から途切れずに続いているそうである。むしろ最低気温も上昇気味で、今朝の最低気温は午前4時15分に29.4℃。
最低気温が30℃を超えたら「超熱帯夜」とでも呼ぶのだろうか?
「熱中症」という言葉も、人ごとではなくなっている気がする。せめて、十分な睡眠をとって、夏バテしないようにしなくては…。
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