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2007年8月26日 (日)

今日(2007年8月26日)でブログ開始1年半、印象に残る「河合隼雄さん」・「CIA試験」・「将棋と郷田九段」

2006年2月26日にこのブログを書き始めてから、今日(2007年8月26日)でちょうど1年半が経過した。

この1年半を振り返ると、いくつかの出来事が思い浮かぶ。

(1)河合隼雄さん亡くなる
一つは、このブログを最初に始めた時のテーマが「中年期の危機(ミドルエイジ・クライシス)を乗り越える」ということだったが、そのようなことを考える時の、私にとっての先生であった河合隼雄さんが、文化庁長官在職中の昨年(2006年)8月に脳梗塞で倒れ、闘病生活を続けていたが、先月、とうとう亡くなった。
文化庁という日本の官僚機構の中に入りこみ、長官として現実の諸問題の解決に当たる中で、河合さんはおそらく、改めて日本という国について考えたのではないかと思う。
文化庁長官退官後の河合さんは、現在の日本についての処方箋を何か考えていたのではないか。それが、世に問われることがないままになってしまったことは、いかにも残念だ。
このブログで、これまで一番アクセスされ読まれたと思われる記事は、依然として昨年8月24日書いた「気がかりな河合隼雄文化庁長官の容態」である。現時点で、集計すると、この記事へのこれまで1年と2日間でのアクセス総数は11,932件。これまでのこのブログへのアクセス総数は11万6千件余りなので、全体の10%を占めている。
書いた時は、本当に早く回復してほしいという思いだったが、図らずもグーグルなど検索サイトで上位に表示されるようになったことも相俟って、1万件を超えるアクセスになった。
改めて、河合隼雄さんの生き方を知ろうと思い、これまで発行されていることは知りながら読んでいなかった岩波新書の『未来への記憶-自伝の試み(上)・(下)』を買った。
なぜ、高校の数学の教師から心理学者へと転身したのか。知っているようで、知らない。
夏休みが終わり、来週から復帰する職場への往復の電車の中で読もうと思う。

(2)CIA(公認内部監査人)資格取得
自分自身の「中年クライシス」への対処の具体策として考えたのが、改めて勉強し直すことだった。現在、仕事で求められる知識・ノウハウを有することを、資格を取ることによって示そうと、仕事のかたわら、自分なりに工夫して勉強をした。
昨年3月に職場での通信教育を短期間で終わらせることをスタートに、いくつかの資格試験を受け、昨年(2006年)11月と今年(2007年)5月の2回のCIA(公認内部監査人)試験の受験で、なんとか資格取得に漕ぎ着け、昨年3月の時点で当面の目標としたゴールには到達した。これも、ブログを始めてからの出来事である。

(3)将棋との再会と郷田真隆九段の活躍
将棋との「再会」もこのブログを始めてからの出来事である。子供のから将棋ファンだったが、かつて応援していた米長邦雄現将棋連盟会長が1993年に49歳で名人位を得て史上最年長の名人と話題になったものの、翌1994年には羽生善治現三冠に敗れて以降は、将棋界に関する関心も薄れていた。
その将棋界の動きに再び関心を持つきっかけになったのは、昨年、将棋界を揺るがした、名人戦の主催新聞社移管問題である。
昨年、日本将棋連盟は、2007年以降は名人戦の主催社である毎日新聞社との契約を継続しないと申し入れを行い、新聞・週刊誌で書き立てられる大騒動になった。最終的には、棋士総会で毎日新聞社との契約を継続しないという理事会案が承認されたが、反対票と僅差だったこともあり、毎日・朝日の2社による共催という妥協案が出され、両新聞社ともそれを了解したことから、過去例のない全国紙2社の共催による名人戦・順位戦が2007年4月から始まった。

その経過の中で、私は、2度のA級陥落にも腐ることなく、みたびA級に復帰した郷田真隆九段を応援することにした。
郷田九段の扇子など買い込み応援し始めたところ、2006年度の第65期A級順位戦でトップを走り続け、名人挑戦者となった。
名人戦7番勝負では、第6局では絶体絶命のピンチから大逆転し、第7局でもあわや新名人誕生かと期待を持たせてくれたのは記憶に新しいところ。
名人位こそ取れなかったものの、今日(2007年8月26日)放映のNHK将棋トーナメント2回戦でも、飯塚祐紀六段に貫禄勝ちで、今年度は21戦で16勝5敗と好調である。今年こそは、タイトルホルダーに復帰してほしい。

他にも思い浮かぶことはあるが、この1年半の間で1年以上にわたる出来事の中で印象に残るのは上記の3つかもしれない。

これから、半年、1年の中で、どのような出来事に遭遇するかも楽しみである。

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