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2007年8月25日 (土)

将棋の第20期竜王戦の挑戦者は、木村一基八段と佐藤康光二冠の3番勝負に

11人の予選通過者で争われた将棋の第20期(2007年度)竜王戦の決勝トーナメント、まず8月10日に予選1組優勝の木村一基八段と1組5位の谷川浩司九段の間で行われた準決勝の第1局は、木村八段が谷川九段に実力を発揮させない万全の差し回しで、69で谷川九段が投了。木村八段が、渡辺明竜王への挑戦者を決める挑戦者決定三番勝負への名乗りを上げた。

昨日(2007年8月24日)は、1組2位の佐藤康光二冠と1組3位の羽生善治三冠との間で、準決勝の第2局が行われた。佐藤二冠の得意戦法を、羽生三冠が新手で受けて立った。一時、先手の羽生三冠優勢の場面もあったようだが、総じて佐藤二冠ペースで進み98手で佐藤康光二冠が勝ち、挑戦者決定戦への出場を決めた。
羽生三冠が今回挑戦者となり、7番勝負で渡辺竜王から竜王位の奪取に成功すれば、竜王位通算7期となり、初の「永世竜王」の誕生となるところだったが、一歩及ばなかった。
羽生三冠(王位・王座・王将)は、現在、深浦康市八段を挑戦者に迎えての第48期王位戦では、1勝3敗とカド番に追い込まれている。業界紙によれば、羽生三冠が過去タイトル戦の7番勝負で1勝3敗となった場合、そこから逆転したケースは一度もないとのこと。王位戦での不調が、今回の佐藤二冠戦にも微妙に影響したのだろうか。

Photo_2

(上記トーナメント表は、第20期竜王戦中継公式サイトより)

竜王戦の挑戦者決定3番勝負の方は、9月4日、14日、19日の予定で行われる。
木村一基八段は、前期順位戦のB級1組トップで、今期からA級棋士となり、A級順位戦に参加しているが、ここまで谷川浩司九段と藤井猛九段に連勝し絶好のスタートを切った。
もともと、通算成績で勝率7割を超える数少ない棋士の1人だが、今期は順位戦以外でも好調で、8月24日現在で21戦して16勝5敗(勝率0.7619)と通算成績も上回る勝率を残している。
一方の佐藤康光九段は、昨年度(2006年度)は、自身がタイトルを持つ棋聖戦以外の6つのタイトル戦のうち、名人戦以外の5つのタイトル戦の挑戦者となり、最後の棋王戦で森内棋王からタイトルを奪取、最優秀棋士にも選ばれるなど絶好調だったが、今期はその疲れがでたのか、今期のA級順位戦では、郷田真隆九段、丸山忠久九段に連敗し、厳しいスタートとなっている。
その他の棋戦での調子も今ひとつで、8月24日現在で20戦で10勝10敗(勝率0.500)である。
この勢いの差を見ると、今期の竜王戦挑戦者は木村八段と言いたくなるが、さてどうなるだろうか。
A級順位戦での2人の対戦は、最終第9局の来年(2008年)3月3日に組まれている。今回の三番勝負は、これまで対戦が少なかった両者のA級順位戦での戦いの前哨戦としても面白そうである。

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