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2007年9月 6日 (木)

将棋主要棋戦の最近の動向(2007年9月上旬)・その1

先週の木曜日(2007年8月30日)に将棋のA級順位戦2回戦最終局で、郷田真隆九段が谷川浩司九段を破り、2連勝と好調スタートを切った話と王位戦第5局で羽生善治王位が挑戦者の深浦康市八段に勝ち、2勝3敗と一つ星を戻した話を書いた。
その後の今日までの1週間も、どこかの棋戦での重要な対局が毎日のように行われ、ほとんどがネット中継が行われているので、帰ってくるとパソコンで、将棋盤を眺める日が続いた。

2007年8月31日(金)
・A級順位戦3回戦木村一基八段×行方尚史八段戦
今期、初めてA級に昇級した2人だが、木村八段は2連勝、行方八段は2連敗と明暗を分けている。その2人が3回戦の第1局で顔を合わせた。
過去の対戦成績では行方八段が6勝4敗と勝ち越しているとのことだったが、後手の行方八段が角交換をする展開。中盤から双方、角を打ち合い、攻め合いとなった将棋となったが、最近の調子を反映してか木村八段が優勢となり、先手木村八段が79手めを指したところで、行方八段が投了。
木村八段は3連勝で、名人挑戦権争いのトップに踊り出た。今後、4回戦が丸山忠久九段、5回戦が郷田真隆九段と2連勝でスタートした2人との対戦が続く。激しい星のつぶし合いの中で、誰が勝ち残るのか、目が離せない。

2007年9月2日(日)
・日本シリーズ2回戦郷田真隆九段×佐藤康光二冠
昨年の日本シリーズの決勝戦の再現となったこの対局。7月のA級順位戦では郷田九段が佐藤二冠がを破っている。
この将棋は、先手郷田九段が勝勢だった将棋を、佐藤二冠が勝負手を連発して粘り、最後は郷田九段が二歩を打っての反則負けという珍しい結末になったらしい。
リアルタイムでのネット中継はなく、数日後に棋戦の棋戦のスポンサーJTのホームページで棋譜がネット公開されたが、郷田ファンの私としては、見る気になれず見ていない。

2007年9月4日(火)
・竜王戦挑戦者決定3番勝負第1局
 木村一基八段×佐藤康光二冠
昨年(2006)度は、5つのタイトル戦で挑戦者となり最後の棋王戦でタイトル奪取に成功した佐藤康光二冠(棋聖・棋王)だが、今期は自らタイトルホルダーの棋聖戦では渡辺竜王の挑戦を退けたものの、名人挑戦権を争うA級順位戦では2連敗のスタート、王位戦、王座戦でも挑戦者決定戦前に敗退と昨年に比べれば不調と言えるだろう。しかし、この竜王戦では挑戦者決定戦まで進出してきた。昨年の竜王戦では2連勝しながら、渡辺竜王に最終的に4勝3敗での防衛を許しており、なんとかリターンマッチで、借りを返したいところ。
一方の木村八段は、一昨年(2005年)の竜王戦の挑戦者で、0勝4敗で渡辺竜王に敗れた。7割を超える勝率を誇る木村八段だが、竜王戦での完敗でしばらく調子を崩したというようなことが、どこかで書かれていたように思う。
この勝負も、後手佐藤二冠が角を交換する展開で、守りを固める前に攻め合いとなった。初めは木村八段が佐藤玉を攻めたが、追い詰め切れず、その後の佐藤二冠の反撃に打ち取られた。
3番勝負の第2局は9月14日(金)。これに勝てば、佐藤二冠が2年連続して、渡辺竜王の挑戦することになる。

長くなったので、昨日9月5日(水)のB級1組の深浦八段×渡辺竜王戦、今日9月6日(木)の王座戦第1局の久保八段×羽生王座戦は、明日改めて書くことにしたい。

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