第66期将棋A級順位戦3回戦終了、3連勝3名・3連敗3名と星が偏った序盤戦
昨日(2007年9月27日)、将棋の第66期A級順位戦の3回戦第5局、佐藤康光二冠(棋聖・棋王)×三浦弘行八段戦が行われた。ここまで2連敗とつまずいた佐藤二冠と1勝1敗の三浦八段。先手の佐藤二冠は早く1勝したいところ。
将棋の内容は、お互いが飛車先の歩を取り合う横歩取りという形。先に後手の三浦八段が佐藤二冠の飛車を追い詰めて飛車を確保。一方、佐藤二冠は自陣に打たれた三浦八段の角を抑え込み、飛車2枚(三浦)対角2枚(佐藤)の戦いとなった。どちらも、玉の守りを十分に固めないうちの開戦で、先に三浦八段が攻勢に。飛車を佐藤陣に成り込んで龍を作り佐藤玉に迫る。さらに、手持ちの飛車を捨て駒にして一気に佐藤玉を追い詰めにかかった。大幅な駒損だったものの、スピード重視の三浦八段の戦略が功を奏し、三浦八段の勝ち。三浦八段は2勝1敗として白星先行。
一方の佐藤二冠は、竜王戦では挑戦者に名乗りを上げたものの、前期(第65期)に4勝5敗で負け越すまで、連続勝ち越しを誇っていた順位戦で今期はまさかの3連敗。名人挑戦どころか、B級1組への降級を心配しなければならなくなった。
3回戦を終えてのA級棋士10名の成績と4回戦の対戦相手は以下の通り。
3勝
(1)郷田真隆九段(久保八段)
(5)丸山忠久九段(木村八段)
(9)木村一基八段(丸山九段)
2勝1敗
(3)羽生善治二冠(佐藤二冠)
(8)三浦弘行八段(藤井九段)
1勝2敗
(6)藤井猛九段(三浦八段)
(7)久保利明八段(郷田九段)
3敗
(2)谷川浩司九段(行方八段)
(4)佐藤康光二冠(羽生二冠)
(10)行方尚史八段(谷川九段)
組み合わせは、9回戦まですべて、年度初めに決められるのだが、不思議なことに、4回戦では3連勝3名のうち丸山九段と木村八段、3連敗3名のうち谷川九段と行方八段の対戦が行われる。それぞれ、必ず4連勝及び4連敗となる棋士が必ずいるということになる。
その4回戦の第1局は、4連勝を争う丸山九段対木村八段の戦いで、10月12日(金)に予定されている。
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