« パソコン不調で、フリーズをおそれながらの記事作成 | トップページ | 将棋第66期A級順位戦3回戦第3局は、郷田真隆九段が羽生善治三冠を破り3連勝 »

2007年9月19日 (水)

名人とA級棋士の半数が将棋会館での対局という豪華な1日(第20期竜王戦挑戦者は佐藤康光二冠に)

今日(2007年9月19日)の東京の将棋会館での対局は、めったに見られない豪華な顔ぶれだ。

まず、第66期の名人挑戦者争いに大きく影響するA級順位戦3回戦第3局、ここまで2連勝どうしの郷田真隆九段×羽生善治三冠(王位・王座・王将)の一戦。勝った方が、現在3連勝の木村一基八段と並んで挑戦者争いのトップに立つことになる。

特別対局室では、第20期の竜王戦の挑戦者決定戦3番勝負第3局。佐藤康光二冠(棋聖・棋王)×木村一基八段戦。双方1勝1敗で迎えた今日の対戦で勝った方が、挑戦者となる。

郷田×羽生戦の隣では、年末から年始にかけて行われる第57期王将戦の挑戦者リーグ入り3人のうちの1人を争う藤井猛九段×石川陽生六段戦。
さらに、来年の第49期王位戦の挑戦者を決める紅白の挑戦者リーグ入りを争う予選の一戦で森内俊之名人と滝誠一郎七段も行われている。

森内名人と郷田九段、羽生三冠、佐藤二冠、藤井九段、木村八段と10人のA級棋士のうち5名が集結している。タイトルホルダーも7冠のうち6冠が揃っている。
控え室には、自分の挑戦者が誰になるか見届けようということだろう渡辺明竜王も顔を出しており、控え室も入れれば7つのタイトルホルダーが勢揃いしていたことになる。

王位戦予選の森内×滝戦の結果は、明日に将棋連盟ホームページに載る対局結果を見なければ分からないが、王将戦にリーグ入りは藤井九段に決まったようだ。ニフティの「名人戦棋譜速報」では、名人戦を共催の毎日新聞と朝日新聞の棋戦については、簡単な結果が出るようになり、勝者として藤井九段の写真が出ていた。

竜王戦は、佐藤二冠先手で、双方が矢倉囲いに組む相矢倉に進み、先手の佐藤二冠が端攻めから木村八段の囲いを崩し、飛車成りで龍となって木村玉に迫った。木村八段も端攻めで一矢報いようと狙ったが、佐藤二冠の攻めが切れることなく続き、木村八段は反撃らしい反撃も出来ないまま投了となった。これで、佐藤康光二冠の2年連続竜王挑戦が決まった。

前期の竜王戦7番勝負では、2連勝と絶好のスタートをきりながら3勝4敗に終わり、15歳年下の渡辺竜王に防衛を許した佐藤二冠。昨年は5つのタイトル戦で挑戦者になったものの、羽生三冠と渡辺竜王には敗れ、最後の森内名人・棋王から棋王位を奪取した。
今年は、自らタイトルを持つ棋聖戦では挑戦者となった渡辺竜王を破り棋聖位6連覇を達成したが、他のタイトル戦では挑戦者決定戦の前に敗退している。ようやく、竜王戦で満を持しての登場。
迎え撃つ渡辺竜王が、今期昇級したB級1組で1勝3敗と負け越しており、他の棋戦も含めた今年度ここまでの成績も28戦で16勝12敗(勝率0.5714)とこれまで毎年6割7分から7割以上の勝率で快進撃をしてきたのに比べ、やや負け数が増えてきている。
C2→C1→B2→B1と順位戦のランクアップとともに、対戦相手のレベルも上がっているので当然かもしれないが、そのあたりが竜王戦の7番勝負にどう影響するかも興味のあるところである。

まだ続いているA級順位戦の郷田九段×羽生三冠戦については、決着がついたところで別の記事として書くことにしたい。

|

« パソコン不調で、フリーズをおそれながらの記事作成 | トップページ | 将棋第66期A級順位戦3回戦第3局は、郷田真隆九段が羽生善治三冠を破り3連勝 »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/168560/16505968

この記事へのトラックバック一覧です: 名人とA級棋士の半数が将棋会館での対局という豪華な1日(第20期竜王戦挑戦者は佐藤康光二冠に):

« パソコン不調で、フリーズをおそれながらの記事作成 | トップページ | 将棋第66期A級順位戦3回戦第3局は、郷田真隆九段が羽生善治三冠を破り3連勝 »