変わる秋葉原電気街
昨日(9月8日)、久しぶりに秋葉原に行った。去年の3月に「つくばエクスプレス(TX)」に乗るために行って以来である。
その時も、それまで狭くていつも人であふれていた印象しかなかったJRの秋葉原駅が、つくばエクスプレスの乗り入れに合わせて大がかりに改装され、かつてのごちゃごちゃとした雰囲気はまったくなくなっていたのに驚いた。
昨日は改めて街中を歩き回ったが、店の移り変わりがいっそう顕著になっている。駅の東側にヨドバシカメラが店を構えたほか、駅の西側には「秋葉原UDX」と名づけられたオフィスビルとまず駅の回りの風景が一変した。
パソコンの自作を趣味の一つにしているので、秋葉原に行く特にあてもなく目に着いた店に入り、パソコンの部品や、一世代か二世代前のソフトを格安でたたき売っている店を探すのが楽しみだった。
以前はそんな店は、秋葉原のメインストリートである中央通りに面した、いわゆる「表通り」にも、表通りから一本ないし二本奥まった裏通りにもあったが、いまや、「表通り」はアニメ、ゲーム、フィギアなど、いわゆる「オタク」系の店の進出に取って代わらつつ、パソコンの部品やソフトを扱う店は裏通りが中心になりつつある(もちろん、まだ「表通り」で頑張っている店もあるが…)。
昨日も秋葉原を拠点にしてきた老舗の家電販売店2社が、一方は改装のための閉店セール、一方は「コンピューター館」のこちらは本当の店じまい売り尽くしセールをやっていた。
私の昨日の収穫は、裏通りの店の一つで、いまや記憶媒体ではマイナーになりつつある「MO」(私にとっては、デジカメの画像を記録するための貴重な媒体である)の640MBの5枚組を1000円(普通安くても1枚500円くらい)で手に入れたことと、店じまい売り尽くしセール、比較的新しい「将棋」にソフトを30%オフで買えたことだろうか。
帰りは、中央通りを北に向かってJR上野駅まで15分ほど歩き、上野駅から電車にのった。上野駅の南側も大々的に地下工事が行われていた。
さらに、上野駅もまったく改装で雰囲気がまったく変わっていて、東京の住人でありながら、東京の街の変化をまったく知らないことを思い知った一日だった。
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