河合隼雄さんの追悼式を前に河合作品を買い込む
今日は、妻が本を探しに新宿の紀伊國屋書店の本店に行くと言うので、たまには違うところにしようと、彼女がこれまで行ったことがない神保町の三省堂書店本店に連れて行った。
相方が目当ての本を探している間、私も各フロアをぶらぶらと見て回る。
心理学のコーナーに行ってみる。河合隼雄さんの著作は心理学の専門書からエッセイまで相当数出版されているが、亡くなった直後ということもあってか、品揃えが充実しているような気がする。
並んでいるものの中の未読のものも数多くあったが、その中から文化庁長官就任後の書かれたエッセイも収録されている『ココロの止まり木』(朝日新聞社)と各分野で活躍する臨床心理士との対談集『閉ざされた心との対話-心理療法の現場から(上)』『心にある癒す力治る力-心理療法の現場から(下)』(講談社)を買った。
閉ざされた心との対話―心理療法の現場から〈上〉 (心理療法の現場から (上))
心にある癒す力治る力―心理療法の現場から〈下〉 (心理療法の現場から (下))
帰りは、運動不足解消のため三省堂のある神保町から飯田橋、神楽坂、早稲田、高田馬場と東京メトロ東西線に沿うように歩き、高田馬場でも書店に寄る。
ここでは、平積みで河合隼雄コーナーが設けられていた。その中にあった河出書房新社の『文藝別冊 総特集河合隼雄 こころの処方箋を求めて』も購入。今日1日で、河合隼雄関連の本を4冊を買ったことになる。
おりしも、明日9月2日には、河合さんの母校京都大学で追悼式が開かれる。京都までは行けない私としては、せめて著作を読むことで追悼の気持ちを表すことにしたい。
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