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2007年10月の記事

2007年10月31日 (水)

「神田古本まつり」でアーサー・ランサムの『海へ出るつもりじゃなかった』を衝動買い

一昨日(2007年10月29日)のこと、朝の計量で体重が前日比+1kgの大幅増量で66.7kgにまで逆戻りした私は、少しでも運動量を増やそうと、先週一度、職場の帰りに歩いた日本橋-飯田橋間のウォーキングに再度挑戦することにした。

全行程の三分の二ほどのところが、神田錦町から神保町界隈。古書店が軒を連ねる。折しも「神田古本まつり」が開催されていて、靖国通り沿い歩道にも露店形式で古本が所狭しと並べられている。「今日は、本が目的で来ているわけではないので、寄り道はしない」と思い通つつ、ちょうど私の歩くルートと「古本まつり」のエリアが重なることもあって、歩道の左はいつもの古書店街、右側が露店と本に挟まれて歩くと、やはり気になる。

半分ほど歩いたところあたりか、児童書ばかりの露店があり、つい足がとまる。そして、目に入ってきた1冊の本。「『海へ出るつもりじゃなかった』アーサー・ランサム全集7岩波書店」。箱も、本そのものも新刊と大差ないほど汚れていない。値付けは1000円。実家に帰れば、私が子供の頃に買った本があるのだが、誰かに買われるのも寂しい気がして、その場で財布から千円札を出して、本と交換した。

海へ出るつもりじゃなかった (アーサー・ランサム全集 (7))
海へ出るつもりじゃなかった (アーサー・ランサム全集 (7))

アーサー・ランサム全集は岩波書店から出されている12巻の児童書のシリーズで、舞台は20世紀初頭のイギリス。まだ、大英帝国の威光が残っている時代。(第一次大戦の前なのか後なのかよくわからない)
主に湖水地方の湖で、ヨットで遊ぶウォーカー一家の4人兄弟姉妹の話である。
頼れる長男のジョン、しかっりものの長女スーザン、おてんばな次女ティティ、末っ子のロジャー。

湖、ヨット、島でのキャンプ、様々な探検・冒険、いまの考えれば、生活に心配のないイギリスのブルジョア階級の子供たちが、アウトドアライフをエンジョイしているだけの物語という面があるのだが、小学校5~6年生だった私は、そのような時代背景などわかるわけもなく、手に汗握る冒険にただやだ夢中だった。

中でも、私には第7巻の『海へ出るつもりじゃなかった』と第8巻の『秘密の海』が印象に残っている。

『海へ出るつもりじゃなかった』では、4兄妹が、4人しか乗っていない小型の帆船で、誤って外洋に出てしまい、なんとか4人だけの知恵と努力と工夫で、隣国オランダまで行って帰って来てしまうというもの。

最近、私が愛読している『一瞬の風になれ』の作者佐藤多佳子さんや、『守り人』シリーズの作者上橋菜穂子さんも、アーサー・ランサムを愛読書の一つにあげている。

岩波書店の児童書のシリーズもののうち、ドリトル先生やナルニア国のシリーズは、軽装版のはしりともいえる「岩波少年文庫」になっているし、ゲド戦記のシリーズもソフトカバー版が出た。
1ファンとしては、アーサー・ランサム全集12巻も、少年文庫化するか、軽装版を出してほしいと思っている。しかし、なかなか実現しないのは、テレビゲーム全盛の時代で、ファンタジーは受け入れられても、現実世界を舞台にしたアウトドア冒険ものは、もうはやらないということなのだろうか。

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2007年10月30日 (火)

東京メトロの新たな試み「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」

昨日、通勤で地下鉄(東京メトロ)に乗っていたら、おもしろい中吊り広告が出ていた。「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」という名前のPASMO、SuicaのIC乗車券を利用した乗車促進キャンペーンである。

10の駅のキャンペーン専用のチャージ機を置いて、1回のチャージで1ポイント、10ポイント貯まると、銀座駅にある抽選器で、抽選に当たればIC乗車券に1000円分(200本)のチャージが受けられる(ノーマルチャレンジ賞)というもの。さらに、10000円分(30本)のチャージが景品のとなる抽選ができる(ラリーチャレンジ賞)。さらに、1日で10駅全てのタッチを「完走」した場合、先着1万個の駅名キーホルダーのプレゼントが用意されている。
これだけなら、別に「あっ、そう」というだけで終わったと思うのだが、なかなか趣向を凝らしてあるなと思ったのは、10駅の選び方である。
数字の1から10と実際の東京メトロの駅名をかけているのだ。

1の駅:銀座一丁目(有楽町線)
2の駅:二重橋前(千代田線)
3の駅:三越前(銀座線・半蔵門線)
4の駅:四ッ谷(丸の内線)
5の駅:護国寺(有楽町線)
6の駅:六本木(日比谷線)
7の駅:六本木一丁目(南北線)
8の駅:八丁堀(日比谷線)
9の駅:九段下(東西線・半蔵門線)
10の駅:麻布十番(南北線)

「なるほど、考えたものだ」と感心してしまった。5の「護(ご)国寺」が少々苦しく、「五反田」と言いたいところだが、都営浅草線は走ってるが、東京メトロ(旧・営団地下鉄)は走っていない。
また、7の「六本木一丁目」も合計して7なら「四谷三丁目」でもいいじゃないかと思って、改めてチラシを見ると、六と一に加え、「本」の下の部分を「+」に見立て「6+1=7」としているのだ。

キャンペーンは11月1日から30日までの1ヵ月間。1000円や1万円のチャージは難しいとしても、10駅制覇でキーホルダーがもらえるなら、週末に東京の名所巡りを兼ねて、10駅制覇をやってみてもいいかなと思っている。

「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」のチラシ(PDF)はこちら

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2007年10月29日 (月)

岡田斗司夫式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第4週)とリバウンド危機

先週月曜日(10月22日)の減量の目標は、先週中に65kg台を記録することだったが、週の半ばから後半にかけ、何とか65kg台の後半で推移し、当面の目標はクリアした。しかし、それで油断してしまった。

先週の月曜日以降の毎朝の体重の推移は、次の通りだ。

10月22日(月)66.0kg
10月23日(火)65.9kg
10月24日(水)66.1kg
10月25日(木)65.9kg
10月26日(金)65.9kg
10月27日(土)65.7kg
10月28日(日)65.7kg
10月29日(月)66.7kg

今朝の数字はタイプミスではない。金・土と65kg台後半に定着したと高をくくり、ちょっと自己管理が甘くなってしまった。


土曜日が台風通過による風雨のせいで、朝のウオーキングができなかったことで、1日4000歩弱しか歩いていないこと、昨日も1万1000歩ほどで、2日でいつもの1日分しか歩いていないこと、それでいながら、油断してチョコレートなどを間食してしまったりしたこともあって、自分でも多少増えるかな程度には覚悟していたものの、ヘルスメーターが示した現実は、なんと「+1kg」という厳しいものだった。
2週間かけて落としてきた分が、逆戻りである。グラフの青い線も、今日のところで、一気の跳ね上がっている。

過ぎたことを悔やんでいても始まらないので、今日から、また出直すつもりでやるしかない。
とりあえず、昼休み2000歩ほど歩き、職場の帰りには、日本橋-飯田橋間を1時間ほどかけて歩き、1日で1万7000歩ほど歩いた。明日の朝、どれだけ戻しているか、現実に直面するしかない。

節目の月末、月初にはなんとか65kg台には戻しておきたいと思う。

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2007年10月28日 (日)

台風一過、朝夕に富士を見る

我が家は、東京の西の郊外にある。数年前に、建て売りを購入した。住み始めて、セールスのチラシには書いてなかったことを発見した。2階のベランダから、晴れた日には富士山が見えたのだ。
某大手ハウスメーカーが販売したものにも関わらず、仕上げが雑で、実際の検収の際には、かなりもめたので、「富士見」のベランダにちょっと得した気分になった。
もちろん、いつも見えるわけではなく、空気が澄んだ日に限られる。雨降りの翌日の晴れた日、特に冬場の朝が見える確率が高くなる。

昨日の東京は、台風の接近で一日雨。特に、風が強かった。「今日は、見えるかもしれない」と朝起きて2階のベランダに出てみると、白い富士山の稜線が澄んだ青い空にくっきり見えた。さっそく、デジカメを手にして、写真を数枚。


しかし、いつもは昼になると車の排気ガスなどで見えなくなることが常なので、その後はあまり気にしていなかった。

夕方になって、「ベランダに干した洗濯物を取り込んで」との妻の声がしたので、ベランダに出てふと西の方を見ると、そこには暮れかけてオレンジ色に染まっていく空に、まだ富士のシルエットが見えた。また、デジカメを出してきて、シャッターを切る。


日曜日ということで、平日よりは車の排気ガスの量が少なかったのだろう。めったに見ることのできないものを見せてもらった。

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2007年10月27日 (土)

今日は将棋で眠れない・その2-第66期順位戦B級1組7回戦は深浦康市王位が5戦全勝の鈴木大介八段を破り5勝1敗で並ぶ

昨日のブログでも書いたように、昨日(2007年10月26日)は、将棋の第66期順位戦のB級1組7回戦全局(6局)とA級4回戦の2局(羽生二冠×佐藤二冠、郷田九段×久保八段)の計8局がいっせいに行われた。A級の2局は昨日の記事を見ていただくとして、今日は、B級1組の主要な対戦について、簡単に書いておく。

注目の戦いの1局めは、これまで5戦全勝の鈴木大介八段と4勝1敗の深浦康市王位の戦い。
鈴木八段はA級3期在位。前々期、3回めの昇級となった郷田真隆九段と入れ替わる形で、B級1組に陥落した。前期のB級1組でも最終戦で勝てば、自力昇級だったが高橋道雄九段に敗れ昇級を逃し、今期B級1組での順位は4位。
一方の深浦康市王位は、過去2回A級に昇級したが、2回とも大混戦のリーグ戦となり4勝5敗で1期で降級となった。前期もA級は4勝5敗が6名。昇級直後で、6人の中で最も順位の低かった深浦八段(当時)が、貧乏くじを引くことになった。今期は、降級直後であり、B級1組での順位は1位である。自らの扇子の揮毫は三国志の故事にちなんだ「臥竜鳳雛」。その「臥竜」も、先日の第48期王位戦で、激闘の末4勝3敗で羽生王位からタイトルを奪い、タイトルホルダーとして飛翔した。あとは、順位戦でもタイトルホルダーに相応しいポジションであるA級に復帰することだろう。

要するにどちらも、ただいま現在A級にいてもおかしくない実力者で、3期前の第63期順位戦ではA級で対戦し、この時は深浦八段(当時)が勝っている。昨日の「名人戦棋譜速報」掲示板に、今のB級1組は実力者揃いで、B級1組というよりはA級2組ではないかと書かれていたファンがいたが、まさしくその通りという気がする。

将棋の内容は、先手深浦王位が居飛車で、玉を穴熊で守り、振り飛車党の鈴木八段が四間飛車で玉は高美濃に構えた。
深浦王位は、角を定位置の左辺から主戦場である右辺に展開、その角を捨て駒にして飛車先の2筋を突破し、と金2枚と龍を作り、鈴木玉を横から攻めた。一方、鈴木八段も角道がと通ったところで、穴熊で玉を斜め上で守っている銀と角を交換。深浦玉を穴から引きずり出し、さらに飛車も成りこみ龍を作って、こちらも横腹から深浦玉を攻める。
しかし、飛車成りの代償に、深浦王位の端攻めを許したことから、鈴木玉は左右から挟み撃ちされる形となり、粘ったものの最後は力尽きた。
これで、すでに抜け番を終えている2人は、ともに6戦して5勝1敗となった。

残る注目の対戦は、昇級レースに絡むところでは、高橋道雄九段(5勝1敗)×杉本昌隆七段(2勝3敗)戦、畠山鎮七段(4勝1敗)×井上慶太八段(3勝3敗)戦の2つだろう。
高橋九段×杉本七段戦はともに、玉を穴熊で守る戦いとなり、杉本七段が攻めかかり、高橋玉を穴熊から燻りだし丸裸にしたものの攻めが続かず、最後は駒台に乗りきれないほどの持ち駒を手にした高橋九段の逆襲に屈した。220手を超える長い戦いで、昨日の8局で最後に決着した。
畠山七段×井上八段戦は、先手畠山七段が四間飛車の美濃囲いで、井上八段の守りが固まらないうちに開戦。それぞれ、角が相手陣に成りこんで馬となり、井上八段はと金、畠山七段は成り香を従えて、相手陣を攪乱する。転機は、井上玉から遠い右上隅の9一にいた馬を畠山七段が中央の5五に展開、さらに開いたままの角道を通って、1一にある井上八段側の香車を取り、3一にいる井上玉に匕首を突きつけた。のど元に敵の馬が侵入してきたことで、井上陣は、一気にピンチとなり、それから10手もたたないうちの投了となった。

まだ抜け番の回って来ない高橋九段は7戦で6勝1敗、すでに抜け番が終わっている畠山七段が6戦で5勝1敗と、それぞれ1敗を守った。

なお、降級のピンチにある渡辺明竜王は、日本シリーズでも決勝に進出するなど、最近復調している森下卓九段と対戦し、森下九段考案の矢倉囲いでの「森下システム」で本人に挑戦し、ようやく2勝目(5敗)を上げた。

昨日までのB級1組の昇級を争いそうな上位の顔ぶれは以下の通りだ。

(1)高橋道雄九段③ 6勝1敗
(2)深浦康市王位① 5勝1敗
(3)鈴木大介八段④ 5勝1敗
(4)畠山 鎮 七段⑦ 5勝1敗

今期はA級と同様、星が偏る傾向にあり、4勝の棋士がおらず、5番手が3勝3敗の北浜健介七段になる。おそらく、今期のA級への昇級は、この4人の中から出ることになるだろう。

一方、降級争いでは、2勝5敗が3人、2勝4敗が3人となり混沌としてきた。順位との関係で依然として、渡辺竜王が最下位だが、今後の星次第では、十分残留の可能性は残っている。

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2007年10月26日 (金)

今日は将棋で眠れない-第66期順位戦A級4回戦で郷田真隆九段が久保利明八段に勝って4連勝

今日は、将棋の第66期順位戦のB級1組7回戦(6局)とA級4回戦の2局(羽生善治二冠×佐藤康光二冠、郷田真隆九段×久保利明八段)の計8局がいっせいに行われる。
帰宅したところで、ネットの「名人戦棋譜速報」にアクセスする。 私のお目当ては、4連勝がかかる郷田九段の一戦だが、羽生×佐藤戦は羽生二冠が勝てば、羽生二冠は3勝1敗で名人挑戦レースにとどまるが、佐藤二冠は4連敗となり、谷川九段と並んで不名誉な降級争いの一番手に名乗りを上げることになる。

郷田×久保戦は久保八段の先手。場所は、大阪の関西将棋会館。前期のこの一戦は、久保八段が指し手を遡って、郷田九段の時間切れをアピールしたが、指し手を遡ってのアピールは無効という中原誠将棋連盟副会長(当時)の裁定を受け、久保八段が投了したという因縁の一戦。どちらも、すっきり勝っておきたい一戦だろう。
将棋の展開は、先手で振り飛車党の久保八段が中飛車に構えたのに対し、後手の郷田九段も居飛車党ながら珍しく飛車を振って三間飛車に構え、相振り飛車となった。
久保八段が、玉の守りを固めるべく穴熊に組んでいる途中で、郷田九段が仕掛け、双方とも玉の守りが不完全なままつばぜり合いが始まった。角を盤の中心△5五の地点の進出させ、盤の隅▲1九の位置する久保玉を狙う郷田九段。途中までは、郷田九段ペースで進んだが、7筋で逼塞していた飛車も戦線に参加させようと3筋に飛車を回したところで、逆に久保八段にその飛車を狙われ、さらに角を好位置の△5五から追い出し、さらに郷田玉の玉頭をも狙う自陣での絶妙の桂打ちが久保八段に出て、攻守が入れ替わった。
その後は、郷田九段の飛車・角が隅に追いやられ押さえ込まれる一方で、久保八段の飛車・角は縦横無尽に動き出し「捌きのアーティスト」の面目躍如。飛車が郷田陣になり込んで「龍」となり、横から郷田玉を狙う態勢になった。上からは桂馬と角に、横からは龍に、と挟み撃ちにされ、正直なところ、郷田ファンの私も連勝もここまでかと観念した。
しかし、最後の詰めの段階で、先を急いだのか久保八段に疑問手が出て、郷田九段が再逆転。郷田陣攻略の橋頭堡であった桂馬を郷田九段に取られたところで、久保八段が投了した。

どんなに優勢であっても、たった一手のミスで、逆転するトッププロの将棋。なかでも、郷田九段にはいつもハラハラさせられる。しかし、それで最後に勝つので、ファンとしては堪えられない。
勝った郷田九段は4戦4勝。負けた久保八段は1勝3敗となった。

同じA級のもう1局、東京の将棋会館で行われていた羽生二冠×佐藤二冠戦は羽生二冠が勝ったとのこと。佐藤二冠はまさかの4連敗となった。4回戦をすべて終えた時点でのA級棋士10人の成績は次の通りだ。

(1)郷田真隆九段① 4勝0敗
(2)木村一基八段⑨ 4勝0敗
(3)羽生善治二冠③ 3勝1敗
(4)丸山忠久九段⑤ 3勝1敗
(5)三浦弘行八段⑧ 3勝1敗
(6)藤井 猛九段⑥ 1勝3敗
(7)久保利明八段⑦ 1勝3敗
(8)行方尚史八段⑩ 1勝3敗
(9)佐藤康光二冠④ 0勝4敗
(10)谷川浩二九段② 0勝4敗

4回戦では、勝ち越している棋士と負け越している棋士の対戦3戦(三浦×藤井戦、郷田×久保戦、羽生×佐藤戦)では、全て勝ち越している棋士が更に勝ち星を重ねるという結果になり、2勝2敗という成績の棋士が1人もいないという、3回戦終了時以上に星が偏る結果となった。
5回戦の注目の一戦は、なんといっても全勝対決となる郷田九段×木村八段戦、次いで1敗どうしの丸山九段×三浦八段戦だろう。
4連敗の谷川九段・佐藤二冠はこれからしばらくは、現在負け越している棋士との対戦が続く。こちらは、A級棋士という将棋界のトップ10の座への残留を賭けた熾烈な争いになる。

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2007年10月25日 (木)

LAN接続プリンタの限界

パソコンの価格低下にともない、一家に2台以上パソコンがある家庭も増えていると思う。我が家は、5人家族だが、これまで私が自作してきたパソコン4台に、先日あまりのお買い得価格に衝動買いしたノートパソコンを含め、ノートパソコンが3台ある。(ただし、ノートのうちの一台はOSがWindows95の末期に買い98にアップグレードしたもので、いまや性能の面で使いものにならずお蔵入りしているのでノートの実働は2台)。
それぞれ、家族が自分の部屋で使っている。今や、インターネットに接続できなくては意味がないので、CATV会社からの回線をつなぐルーターにバブをつなぎ、そこからLANケーブルを各部屋までつないでいる。CATVの回線の入り口である2階は、子供たちと私のパソコンがあり、LANケーブルだらけになってしまった。(無線LANは、隣家と軒を連ねるように家が建っていることもあって、使いたくない)。衝動買いしたノートパソコンは、妻も使えるようにと、1階に置くことにしたので、これをインターネットにつなぐため、家の中の電気配線をLANケーブル代わりに使うPLCという装置も結局買うことになった。

問題はプリンタだ。やはり、ネットで検索した情報の印刷、ワードやエクセルの作業結果のアウトプットと印刷が必要になる。
そこで、一昨年の暮れに、将来を見込んでヒューレッドパッカード製の本体にLAN端子のついたプリンタを購入した。いよいよ、家庭内LANも本格的になったとほくそ笑んでいたのだが、それほど簡単な話ではなかった。
今や、職場ではプリンタのLAN接続は当たりまえで、印刷したら、プリンタまでアウトプットを取りに行くというのが、普通の職場風景だろう。

1階のノートパソコンからの印刷も2階にあるLAN接続のプリンタを使えばよいと思っていたが、やはり不便だった。印刷結果を見て、文書を直すということはままあること。いちいち、2階まで階段を上がるの面倒だ。結局、1階にももう1台プリンタが必要だろうというのが、現状である。

現在、各プリンタメーカーの品揃えをみても、国内のCANON、EPSONの2社は上級機にしかLAN端子がついていないのは、思ったほど便利ではないのかもしれない。
何事も、思惑通りには行かないものである。

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2007年10月24日 (水)

職場の帰り道、日本橋から飯田橋まで歩く

私の減量作戦は、今週、66kgの壁を巡る攻防になっている。実は、昨日の朝は、65.9kgと本当に2年ぶりぐらいに65kg台を記録したのだが、今朝はまた66.1kg。66kg台だと4月からみれば5kgも減量したというある種の達成感があって、自己管理が甘くなり、食事の後に家族がデザートなど食べていると、つい自分もと手を出してしまう。そこで食べた余計なカロリーは、翌日には体重の増加として必ず現れてくる。ここで踏ん張れるかどうかで、さらに減量が続くかの岐路だ(少々、おおげさか?)。

いつもは、昼休みに職場の近くを10~20分ほど歩いて1000歩~2000歩の歩数を確保するのだが、今日から昼休みには、通信教育の課題をやることにしたので、歩き足りない。仕事を終え職場を出る時に歩数計を見ると、5500歩ほど。いつもは、少なくても7000歩はあって、竹橋のパレサイドビルまで30分ほどの道を歩けば、1万歩は間違いなくクリアできるのだが、5500歩では、その後の電車の乗り換えなどで歩くことを考えても、夜寝るまでに1万歩確保できるかどうか覚束ない。まして、今朝は体重も若干戻っているし…。

なんとしても、今週中に再び65kg台に戻しておきたいので、帰り道、いつもの竹橋ではなく、さらに2駅先の飯田橋まで歩くことにした。
竹橋まで歩く時は、三越の横を通り、日銀本店の旧館の前を通り、常盤橋を渡って、大手町をまっすぐ通り抜け、三井物産の前から内堀通りに沿ってパレスサイドビルまで歩くのだが、飯田橋まで歩くとなると、日銀本店を通り過ぎたあと、常磐橋を渡らず、大手町の中心部には足を踏み入れず、外堀通りに沿って歩く。鎌倉橋交差点、神田橋交差点と通り過ぎ、錦町河岸の交差点から神保町方面に曲がり、なるべく近道をするように歩いて靖国通りに出る。九段下までは行かず、専大前の交差点から北に上がり、専大通りと呼ばれる道を斜めに歩き、目白通りまで出ると、飯田橋まではわずか。職場を出てから、約50分、5500歩ほどで東京メトロ東西線の飯田橋駅に着いた。

歩きなれない頃は、家から通勤時の最寄り駅までの12~13分歩くのさえおっくうだったが、最近は30分程度歩くことは、平気になってきた。時間や天候さえ許せば、1時間歩くのも気にならなくなった。何事も、慣れ・習慣ということなのだろう。
あとは、減量さえうまくいけば、何もいうことはないのだが、さて明日の朝の体重はどうだろうか。

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2007年10月23日 (火)

大岡信著『新折々のうた9』に松村由利子さんの短歌二首が採録された

現代の万葉集とも呼ばれる詩人大岡信さんの『折々のうた』シリーズ。このほど、その最終巻である『新折々のうた9』が岩波新書の2007年10月の新刊の1冊として発売された。

新・折々のうた〈9〉 (岩波新書)
新・折々のうた〈9〉 (岩波新書)

「折々のうた」は、朝日新聞に短歌・俳句・詩などが1日1首、選者の大岡信さんのコラムとともに連載されたもので、1979(昭和54)年1月25日から始まり、2007(平成19)年3月31日まで通算6762回に及んだという。その間29年。
連載が始まった頃は、まだ日本に高度成長の余韻が残る頃で、バブル景気、その後の失われた10年といわれる長い不況の時代をも経てきたことになる。連載が始まった頃、大学受験を目前にしていた私も、いまや不惑の年を過ぎ、50歳に手が届くところまで来ている。

連載をまとめた岩波新書も『折々のうた』で10冊、『
折々のうた』で9冊になる。その間、取り上げられたのは、すでに文学史上名を残す著名な歌人・俳人から、現代の新人まで幅広い。中には、初期に新人として取り上げられ、その後大家となった歌人・俳人もいるに違いない。
最終巻の
折々のうた9』では、このブログでも何回か紹介させてもらった歌人の松村由利子さんの短歌が二首採録されている。
採録された短歌や俳句は、春のうた、夏のうた、秋のうた、冬のうたと季節毎に編集され、並べられている。
松村さんの短歌は、まず「秋のうた」のしめくくる歌として、第一歌集の『薄荷色の朝に』から

一光年ほど遠のきし横顔は父親となりし男友達

が採録されている。この歌に対し、大岡さんは次のように書いている。

『薄荷色の朝に』(平10)所収。上記の歌集を読むと、作者がぴりぴりと神経を張りつめて日々の仕事をしている有能な女性であることがわかる。こういう女性に「一光年ほど遠のきし横顔」と思われる男友達もせつなかろうな、と同情する。巻末に解説を書いている馬場あき子によれば、作者は都心の新聞社につとめる人という。「尖りゆく心を宥めて襟のないやさしい服を選ぶ木曜」。服装も心の羅針盤か。
(『新折々のうた9』138ページ)

次に「冬のうた」として、第二歌集の『鳥女』から

女性誌は恋愛特集ばかりなり束ねんとする力を憎む

『鳥女』(平17)所収。上記歌集を読めば、作者が都内の大手新聞社の、きわめて有能な科学部所属の一線記者だったことが想像される。世界中に衝撃を与えた、あの9.11のテロ攻撃の日も「『中東に詳しい奴をつかまえろ』怒号飛び交う深夜の職場」となる。「つけつけともの言うことの心地よさ男性部員はしかりやすくて」と頼りになる上司。今はこの現場を離れたようだが、活動的な女性の貴重な記録の歌集。
(『新折々のうた9』175ページ)

大岡さんは、二つの歌集から働く女性としての松村さんの一面を強く感じられたようである。

いま、我々が万葉集や古今和歌集、百人一首から奈良時代、平安時代の人々の生活や心のあり方をうかがうように、何百年か後の人々はこの「折々のうた」6762首から、昭和・平成の時代の人々の心象風景を読み取ることになるのだろうか。おそらく、一人の選者の目を通じて、約30年わたる時代の歌が記録として残されたということに大きな意味があるように思う。
松村さんの二首も、この時代の男女のあり方や女性の社会での活躍を語る歌として紹介され、学ばれるようになるのだろう。
その何百年か後を想像しながら、この『折々のうた』シリーズを読むのも、おもしろいかもしれないと思う。

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2007年10月22日 (月)

岡田斗司夫式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第3週)と岩波新書『人はなぜ太るのか』(岡田正彦著)

先週も、風邪気味で体調不良の中、レコーディングダイエットは継続。しかし、さすがに、日暮れ時の風の冷たさもあって、帰りに職場のある日本橋から竹橋までの30分のウオーキングは休んだ。
その結果、先週の毎日の朝の体重は、次の通りに推移した。

10月15日(月)66.3kg
10月16日(火)66.3kg
10月17日(水)66.1kg
10月18日(木)66.2kg
10月19日(金)66.3kg
10月20日(土)66.1kg
10月21日(日)66.2kg
10月22日(月)66.0kg

先々週が66kg台後半で推移していて、15日(月)になって66kg台前半に入り、先週は66kg台前半をキープした。今朝が66kgちょうど。今週中には、66kgの壁を越え、65kg台に突入したいところだ。
最近は、鏡で自分の顔を見ても、顔が贅肉も少し落ちて、顎の線が以前よりシャープになったような気がする。
4月以降の体重推移グラフ最新版は次の通りだ。再び、右下がりのトレンドになったのがうれしい。

先週は、66kg台の前半をキープする一方、理論武装の意味もかねて、昨年12月に出版された岩波新書の1冊岡田正彦著『人はなぜ太るのか』を読んだ。

人はなぜ太るのか―肥満を科学する (岩波新書)
人はなぜ太るのか―肥満を科学する (岩波新書)

サブタイトルに「肥満を科学する」とあるように、新潟大学医学部教授の著者が、「第1章 肥満の仕組み」「第2章 肥満をはかる」「第3章 肥満はなぜ健康に悪いか」「第4章健康的にやせるには」との4つのカテゴリーで、肥満やダイエットについて解説している。
書いてあることは、これまでにもどこかで見聞きした覚えのあることばかりのような気がするが、改めて理路整然と説明してもらうと「なるほど」と思うことも多い。
第3章までのところも、役立つ情報が多かったが、目下の私の関心事はやはり「第4章 健康的にやせるには」になる。著者は、ダイエットと運動の併用を勧めているが、たるんだお腹のスマートにするために簡単にできる運動として、いくつかの処方箋を示してくれているが、その中に(処方例1)としてあげられているのが、

○ウォーキング  3kmを30分出歩く週4回
○仰向けで下肢を上げる(足上げ腹筋)10~20回毎日
○腕立て伏せ 10~20回毎日

である。ウォーキングはすでにやっているので、毎晩寝る前に足上げ腹筋と腕立て伏せをそれぞれ10回ずつやることにして、先週から始めている。
意外につらいのが、腕立て伏せ。若い頃の感覚で、10回なんて平気と高をくくっていたら、5回過ぎると腕よりも背中が痛くなってくる。体をまっすぐしておくのに、結構、腹筋・背筋を使っているようだ。
著者が強調するのは、無理をしないこと、ダイエットと運動を組み合わせ、体重を落としながら、筋肉は鍛えるという感覚を持つこと。その無理のない減量のペースは、様々な調査の結果「1週間あたり0.5kgずつ」とのことである。最近の私の減量のペースとも近い。

当面、レコーディングダイエットに1日1万歩以上のウォーキング(帰宅時の約30分の日本橋-竹橋間のウォーキングを含む)と就寝前の足上げ腹筋と腕立て伏せを日課にし、1週間に0.5kg減量=1ヵ月で2kg減量を目標にし、なんとか年内には63kgを切るところまでは持って行きたいものだ。

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2007年10月21日 (日)

メンタルヘルスマネジメント検定2種の次は、認定コンプライアンス・オフィサーに挑戦

先週、メンタルヘルスマネジメント試験の2種(ラインケアコース)の試験が終わったが、なかなか主催者である大阪商工会議所から模範解答の発表がない。答え合わせをして、自分なりの区切りをつけて次を考えたいと思っていたが、まだ時間がかかりそうだ。
半期ごとに何をやったかが問われ、ボーナス査定や人事評価の基礎資料になっていく、現在の勤務先の仕組みでは、常に自分で何かを計画し、成果を出していかなければならない。

上期は、公認内部監査人(CIA)資格の取得という目玉があったのでよかったが、下期はたとえ合格したとしてもメンタルヘルス2種だけでは、自己PRの材料としては、少々迫力に欠ける。

そこで、次なるチャレンジ目標として考えたのが、「認定コンプライアンスオフィサー」資格。コンプライアンス・オフィサー認定機構が認定するものだ。同機構のホームページには、次のような挨拶文が掲載されている。

(ごあいさつ)
ここ数年、わが国を代表する大手企業等の不祥事件が頻発する中で、企業の社会的責任(CSR = Corporate Social Responsibility)や社会的責任投資ファンド(SRI= Socially Responsible Investment)への関心が一段と高まっています。
各企業においては、中長期的に企業価値の増大を促す手段として、必要最低限の法令遵守を超えた企業倫理を中核とするより高い行動規範とコンプライアンス体制の整備が求められていると考えられます。
しかしながら、実際には、従来型の「法務」と「コンプライアンス」の違いも十分に認識せずに、漠然と不祥事件・事故の防止策の検討を進めている企業も散見されるところです。
こうした状況を踏まえ、コンプライアンス機能の本質や役割を的確に理解し、企業のコンプライアンス環境の整備・確立を担う専門家の育成・認定を行い、これらプロフェッショナルを社会的に支援していくことが急務であるとの認識の下、当機構顧問に前田庸学習院大学名誉教授を迎え、各界の方々に試験委員を委嘱して「コンプライアンス・オフィサー認定制度」を創設することと致しました。
(目的)
当機構は、企業または組織に関わるコンプライアンスの知識と実践能力の獲得に意欲を持つ者を育成・支援するため、コンプライアンス・オフィサー資格の認定を行うことにより、企業倫理・法令等遵守の意識の高揚と普及を図ることを目的としています。

コンプライアンス・オフィサーとは「コンプライアンスに関する知識と実践能力を有する者」といことになろうか。試験の基準としては、「企業のコンプライアンス担当部署におけるプロフェッショナルとして相応しい見識を持ち、適切な判断・行動を行うことができる」とある。
企業やトップの不祥事の報道が、絶えることがない中、コンプライアンスという言葉の意味を単なる「法令遵守」という意味でとらえるだけなく、本質的に理解し行動に活かすことは、これからの社会人・ビジネスマンには常識として求められるようになるだろう。

試験は7月と12月の2回。次回は、2007年12月2日。試験科目は3科目で、
(1)企業経営と企業倫理
(2)コーポレート・ガバナンスと内部統制
(3)企業法務・コンプライアンスの基礎
とりあえず、先週、試験対策の通信教育を申し込み、一昨日、問題が届いた。今日、試験の申し込みも完了した。あと、6週間で、しっかり勉強しなくては。

コンプライアンス・オフィサー認定機構のホーム・ページ

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2007年10月20日 (土)

将棋A級順位戦4回戦途中経過、谷川九段まさかの4連敗

先週、目が離せなかった将棋の対局の2つめが、A級順位戦4回戦の第2局藤井猛九段対三浦弘行八段戦と第3局の谷川浩二九段対行方尚史八段戦である。

昨日書いた第20期竜王戦第1局の2日め(2007年10月17日)と重なったのが、藤井九段対三浦八段戦。、ともに群馬県出身で西村一義九段の弟子の2人。1999年度第58期順位戦でB級2組でともに9勝1敗で1位(藤井)、2位(三浦)となりB級1組に昇級、翌2000年度の第59期順位戦でも、昇級直後のB級1組でともに9勝3敗で、1位(藤井)、2位(三浦)となり、2001年度の第60期からA級に参戦。以来、今期(2007年度、第66期)までトップ10であるA級棋士のポジションを守り続けている。
今期は、藤井九段が不調で、春先から負けが込み6月~7月は連敗し、ずっと負け越しの状態が続いていた。夏場に盛り返し、この対戦の段階で勝率5割まで戻している。三浦八段は、若干勝ち越しの感じ。A級ともなれば、順位戦で戦う相手はいつも自分と同レベルかそれ以上の棋士ばかり、勝ち続けることは容易ではない。
今期のA級での成績は、三浦八段が2勝1敗、藤井九段が1勝2敗。三浦八段は勝って3勝1敗とし、名人挑戦者争いに加わりたいし、藤井九段は何とか五分の星に戻したいところ。

三浦八段が先手の対戦は、三浦八段の居飛車、藤井九段の振り飛車となった。藤井九段が、序盤に時間をかけて駒組みを進めたが、三浦八段が藤井陣に角を打ち攪乱した。藤井九段が攻めて、角2枚と飛車を次々と切り、三浦玉を守る金銀をはがしたものの、攻めが続かず、三浦八段の反撃のカウンターパンチのあえなく投了した。
三浦八段は、3勝1敗として、名人挑戦への足がかりを築き、1勝3敗となった藤井九段は、降級争いを心配しなければならない星勘定となった。

翌日(2007年10月18日)は、谷川九段のホームグランドである大阪に、行方八段が遠征しての一戦。両者はここまで、ともに3連敗。A級昇級1期目の行方八段にとっては、A級の厚い壁にはね返された3戦というところだが、同じくA級1期目の木村一基八段が4連勝と明暗がハッキリ分かれており、行方八段としても早く白星がほしいところ。一方の、谷川九段はタイトル獲得27期、第17世名人の資格も有する強豪。しかし、30代半ばの羽生世代が台頭する中、一時代を築いた谷川九段も、昨年(2006年)の第64期名人戦で森内名人に挑戦して以降、タイトル戦にも登場しておらず、気になるところ。1982年の第41期順位戦でA級に参戦して以降、25年間A級棋士(うち名人5期)の地位を守ってきた。過去の20年のA級順位戦で、出だしの2連敗したことがなく、今期2連敗しただけで話題だったが、さらに3戦めも敗れて不名誉な記録をさらに更新することとなった。過去は谷川九段の7勝1敗と分のいい行方八段を相手に、初白星をあげておきたいところだろう。

対局は、行方八段の先手。前日三浦ー藤井戦と思い出すような、先手行方八段の居飛車に、後手谷川九段の振り飛車という展開になった。最初、谷川九段から仕掛けたが、戦場が行方玉から遠いせいもあり、致命傷を与えるには至らない。
隙をみて反撃に出た行方八段は、2筋に歩を打ち、相次いで2枚の「と金」を作った。一兵卒の「歩」が相手陣に入って「金」と成る「と金」の威力は大きく、実力が均衡するプロの将棋で、他で多少の戦力のアンバランスがあったにせよ、「と金」を2枚も作られ、さらにその「と金」2枚に我が物顔で、動き回られては、谷川九段にとっても厳しかったということだろう。谷川陣から見た左翼と中央部で2枚の「と金」がにらみを効かせる中、行方八段が打ち込んだ飛車に、谷川玉は徐々に9筋まで追い詰められ、さらに玉頭からも攻められ、98手めで谷川九段の投了となった。

これで、行方八段は初白星を上げ1勝3敗。谷川九段は、まさかの4連敗となった。
しかし、行方八段は、A級棋士10人中、幕尻のポジションであり、5勝をあげて勝ち越さない限り、安心して残留と言い切れない。今期は、星が偏っているので、あるいは他の棋士の成績次第では、4勝5敗でも残留の可能性もあると思われるが、それでも残り5戦を3勝2敗とするのも決して楽ではないだろう。
一方、谷川九段は、A級棋士10人中2位のポジションにいるため、相星の降級争いとなった場合は有利になる。しかし、現時点で、10人中単独最下位である事実が変わるわけではなく、残留のためには最低でもあと3つ、できれば4つ勝っておきたいところ。

A級棋士10人中6人までが、4戦を終えた時点での、成績は、以下の通りだ。
(1)木村一基八段⑨ 4勝0敗
(2)郷田真隆九段① 3勝0敗
(3)丸山忠久九段⑤ 3勝1敗
(4)三浦弘行八段⑧ 3勝1敗
(5)羽生善治二冠③ 2勝1敗
(6)久保利明八段⑦ 1勝2敗
(7)藤井 猛九段⑥ 1勝3敗
(8)行方尚史八段⑩ 1勝3敗
(9)佐藤康光二冠④ 0勝3敗
(10)谷川浩二九段② 0勝4敗

A級順位戦4回戦の残る2局、郷田九段対久保八段戦、羽生二冠対佐藤二冠戦は、来週10月26日(金)にB級1組の7回戦と併せて実施される。

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2007年10月19日 (金)

将棋の第20期竜王戦第1局は、渡辺明竜王が勝利

今週は、目が離せない将棋の対局が続いた。

まず、10月16日(火)・17日(水)に、第20期竜王戦7番勝負が開幕した。現在、竜王位3連覇の将棋界の若きホープ渡辺明竜王に佐藤康光二冠(棋聖・棋王)が挑む。昨年(2006年)と同じ顔合わせ。昨年の第19期竜王戦7番勝負では、佐藤棋聖が出だし2連勝したものの、その後渡辺竜王が逆襲で3連勝。第6局は佐藤棋聖がしのいだが、第7局は渡辺竜王が勝ち、防衛に成功した。
さらに、この2人は今年(2007年)の6月~7月に行われた棋聖戦5番勝負でも対戦しており、この時は、佐藤二冠が3勝1敗で、渡辺竜王の挑戦を退けた。
今年度は、両者とも順位戦では、渡辺竜王がB級1組で1勝5敗、佐藤二冠が0勝3敗と不調で、年度の通算成績でも通算で7割近い勝率を誇る渡辺竜王が5割6分台、佐藤二冠に至っては4割8分台と5割を切っている。その中で、竜王戦の挑戦者となった佐藤二冠にとっては、羽生善治三冠が、先日、深浦康市八段に王位のタイトルを奪われ、羽生二冠となったことこともあり、今回、竜王のタイトルを奪って、佐藤三冠と呼ばれたいところである。
渡辺竜王にとしても、この7番勝負で態勢を立て直し、竜王位防衛、その勢いで順位戦B級1組での残留にも目処をつけたいところだろう。

将棋の戦いの方は、振り駒の結果、佐藤二冠の先手。双方が矢倉囲いという囲いに組み、じっくりと戦うタイトル戦らしい重厚な駒組みになった。渡辺竜王が攻めねらいの駒として9桂馬を打った瞬間に、佐藤二冠から開戦し、渡辺玉の上空を飛車が飛び回る場面があったが、うまく渡辺竜王に守られ、敵陣突破を果たせなかった。
その後、攻守が入れ替わり、渡辺竜王が反撃。渡辺陣の8筋の飛車が佐藤玉を見据える中、桂馬や角、銀を動員し、佐藤玉の正面の玉頭突破をねらう。次々と繰り出される渡辺竜王の攻め手についに、佐藤陣は崩れ、最後は角と金に挟撃され114手で渡辺竜王が初戦をものにした。渡辺竜王は不利といわれる後手番で勝利し、幸先よいスタートとなった。

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2007年10月18日 (木)

クレジットカードでのPASMO定期券の継続購入と最近の電子マネー業界

品切れになる前のオートチャージPASOMOを手に入れ、通勤定期券の機能を付加してから半年、来週には定期券の期限が到来する。前回は、期限当日の4月23日ぎりぎりで、磁気カード定期券からオートチャージPASMOに切り替えた。その日のブログを見ると、風邪気味で体調不良と書いている。半年たって、また季節の変わり目に風邪を引いている自分が滑稽だ。

私が利用している東京メトロでは、主要な駅に自動券売機と並んで継続定期券発売機がある。クレジットカードでも、定期券が継続購入できるということ。ただし、オートチャージのために加入した東京メトロの「To Me Card」しか使えない。

まず、今使っているオートチャージPASMO定期券を継続定期発売機に入れる。自分の名前、現在利用中の通勤経路などが画面に示される。現状と変更なしで継続のとの指定をすると、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の選択肢が示されるので、6ヵ月を選択。料金が示されるので、「ToMe Card」で決済を選択し、クレジットカードも販売機に入れる。クレジットカードの暗証番号を聞かるので入力すると、しばらく待たされて確認終了。最後に領収書の有無を問われるので、発行を指定し、入力は完了。
最初にクレジットカードが出てきて、次に新たな期限が印字されたPASMO定期券、合わせて磁気カードの領収書も出てきた。その間、3分ぐらいだろうか。継続購入でも、いちいち申込書を書き売場に並び、愛想のいい人ばかりとも限らない係の人に手渡して待つことを思えばずいぶん簡単だ。

今年(2007年3月)PASMOの新規参入があって以降、小銭代わりの電子マネー市場はにわかに活気づいている。コンビニ最大手セブンイレブンがnanacoを発行し、流通大手のイオングループはWAONの発行を開始した。しかし、何よりもありがたいのは、市場参入者が増えたこともあって、電子マネーを利用できる店が増えたことだ。私は、現在、電子マネーではPASOMOとEdyを使っているが、コンビニではファミリーマートでPASOMOとEdyとも使えるようになったほか、喫茶店などで使える店も増えてきた。また、ジュースやお茶の自動販売機でも新しいものには、PASOMOが使えるものが出てきた。
やはり、今年が電子マネー普及への転機の1年ということになりそうである。

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2007年10月17日 (水)

上橋菜穂子著『虚空の旅人』軽装版を読み終わる

一昨日、たまたま寄ったある書店で、何気なく児童書のコーナーをのぞいて見ると、上橋菜穂子さんの守り人・旅人シリーズの第4作にあたる『虚空の旅人』の軽装版が書棚に並んでいた。まだ、軽装版が出るのは先だろうと思っていたので、すぐ手に取り購入。奥書を見ると、2007年9月初版第1刷と書かれている。
私が減量に一生懸命になっている間に発行されていた。

虚空の旅人 (偕成社ポッシュ 軽装版)

これまでの『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』では、女用心棒のバルサが主人公だったが、本編『虚空の旅人』では、第1作『精霊の守り人』でバルサに命を助けられ、後に新ヨゴ皇国の皇太子となった少年チャグムが主人公である。バルサが主人公として活躍するメインストリーである『守り人』シリーズの外伝として書かれたものである。

本作では、新ヨゴ国の南に位置し南の海に突き出す半島にある隣国サンガル王国の新王即位の儀式に新ヨゴ皇国を代表して、皇太子チャグムが送られる。お供は、チャグムの学問の師でもある若き星読博士のシュガと数名の衛士だけだ。

新王即位のおめでたい儀式を控え、サンガル王国に属するカルシュ島では、「ナユーグル・ライタの目」という異界からの使いが現れる。

一方、サンガル王国から海を隔ててさらに南方にあるタルシュ帝国では、ある計画がめぐらされていた。

さまざまな人の運命が、クライマックスに向けて凝縮していく様を、描きだす筆者の筆はこれまで通り健在である。メインストリーの主人公であるバルサはチャグムの思い出の中でしか登場しない。代わりに、バルサの弟子ともいえるチャグムが、時には心優しい少年として、時には皇太子として国を代表して外交上の交渉を行ったりと活躍する。
バルサの登場するメインストーリーと切り離して、この作品だけを、一人の少年皇太子の冒険物語として読んでも十分楽しめる作品である。

守り人・旅人シリーズ全10冊を、2か月に1冊のペースで軽装版化してくれるのであれば、次は11月。第5作『神の守り人 来訪編』も早く読みたいものである。

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2007年10月16日 (火)

朝の冷え込みに背広を替える

ここ数日、朝晩の冷え込みが厳しくなった気がするが、今朝は新聞を取りに外に出た時、自分の体調がいま一つのせいもあってか、特に寒さが身にしみる気がした。
昨日までは、夏物の薄手の背広で頑張っていたが、さすがに今日は、少し生地が厚い春秋物の背広に替えて出勤した。特に、暑苦しいと感じることもなかったので、このままの気候が続くなら、もう背広も着替える時期だろう。
しばらく、気温の推移も見ていなかったので、気象庁のホームページで確かめてみると、この2日ほど最低気温が下がっており、今日(2007年10月16日)は23時現在のデータで、さらに最高気温、最低気温とも下がっている。



もう、晩秋への入口かも知れない。今週末には、衣料ダンスの中身も、夏物から冬物に衣替えしないといけない。

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2007年10月15日 (月)

岡田式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第2週)と減量の実感

先週まで、毎週土曜日に1週間の減量の結果推移を書いていたのをうっかりしていたので、まとめて今日書いておくことにする。
10月の第2週は、電車を乗り過ごすような飲み会があったこともあり、その翌日はいっぺんに1kg体重が増え、それを元のペースに戻すのに2日ほどロスしてしまった。10月7日(日)以降、今日までの体重と体脂肪率の推移は、次の通り。

10月7日(日)66.6kg(20.1%)
10月8日(月)66.8kg(19.3%)
10月9日(火)66.5kg(20.4%)
10月10日(水)66.6kg(20.4%)
10月11日(木)67.6kg(20.0%)
10月12日(金)66.8kg(19.1%)
10月13日(土)66.8kg(19.2%)
10月14日(日)66.6kg(20.4%)
10月15日(月)66.3kg(20.7%)

10月11日はタイプミスではない。この日は、前日の暴飲暴食がたたり、本当に1kg増えてしまった。営々と減量してきた成果が、たった1日の不摂生で無駄になってしまう。しかし、過去の経験から言えば、暴飲暴食の翌日、従来通りの減量を意識した生活をすれば、増え過ぎたかなりの部分は、減らすことができる。しかし、暴飲暴食も2日、3日と続くと実際に脂肪として体にたまってしまう。
今回は、そうやって意識していたこともあって、翌日には1kg増えたうちの0.8kgは減らすことができて、すぐ66kg台に戻すことができた。まずは、ほっと一息である。
昨日、メンタルヘルス検定の終了後、水道橋から飯田橋、神楽坂を経由して高田馬場まで歩いたこともあってか、今朝は66kg台前半に突入した。しばらく、66kg台後半で足踏みし踊り場状態になっていたので、これをきっかけに65kg台に向けて、また右下がりにグラフになるように努力したい。



今年の4月以降、減量を意識し始めて以降の体重のピークは71kg台半ば。そこから考えれば、かれこれ5kg減量したことになる。数字やグラフで見ると、感慨をこめて「そうか、ここまでよくやった」というだけなのだが、5kgという数字の意味を考えてみた。
なんとか5kgという数字を見える形でイメージできないかと考えていたら、スーパーの食品売り場で格好のものを見つけた。
5kgのお米の袋である。よく、車でスーパーにまとめ買いに行ったとき、お米の袋を車まで運ぶのは、私の仕事だ。5kgの米は、決して軽くはない。今と比べて、半年ほど前に減量を決意した頃は、あの5kgの重さに匹敵する肉と脂肪が体にまとわりついていたことになる。二度とあんな重たいもの身につけたいとは思わない。目に見える形で、これまでの減量の成果をとらえることは、減量の励みにもなるし、効果的かもしれない。

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2007年10月14日 (日)

第3回メンタルヘルスマネジメント検定試験の2種(ラインケアコース)を受験した

今日(2007年10月14日)は、昨日も書いたように第3回のメンタルヘルスマネジメント検定試験。昨年の10月から大阪商工会議所の主催で新しく始まった検定で、1種(マスターコース)、2種(ラインケアコース)、3種(セルフケアコース)の3ランクの試験がある。春と秋に試験が実施されるのだが、秋は全ての試験が、春は2種と3種のみ実施されている(昨年の場合)。
私は、職場の管理職向けの2種(ラインケアコース)を受験した。試験はマークシート形式で50問。試験時間は2時間。合格ラインは70%の正解なので、35問正解しなければならない。

試験の開始は、2種は午前10時から。昨日は、朝早めに出て、近くの喫茶店で最後の追い込みと目論んでいたが、結局、体調不良もあって、家を出るのが8時過ぎになり、試験会場の日本大学経済学部に着いたのは9時半ごろになってしまった。すでに、受験生と思しき人たちが続々と建物の中に入っており、私もすぐ3階の指定された教室に向かった。教室の中では、もうかなりの人が席についており、私はむしろ遅い方だった。残された最後の30分ほど、テキストと2週間前の受験対策講座の資料を見返す。
合格ラインが70%と決まっているので、もともと満点を取るつもりの勉強などしておらず、うろ覚えのところも多い。気にはなるが仕方ない。あとは、知っていることを確実に答えていくしかない。

10時になったところで、まず解答用紙が配られる。マークシートの記入事項の説明などが15分ほどあり、実際に問題が配られ、試験が始まったのは10時17分。問題の形式は、全て四択。あとは、「もっとも適切なものを選びなさい」と「もっとも不適切なものを選びなさい」とを間違えないようにしながら、正解を考え、マークシートを塗りつぶしていく。試験開始後30分経過後から、終了10分前までは退出可ということで、1時間過ぎた頃から、解答用紙を提出して退出する人が出始める。問題は、判断に迷うような難しいものはない。ほとんど、テキストに書いてあることばかり。あとは、読んでキチンと理解し、覚えているかである。逆に、覚えていないことは、いくら考えても埒が明かない。
1時間ほどで、ほぼ、全問解答のマークをし終わり、あと30分ほどで、自分が選んだ答えの通りマークしているかを確認した。
自己評価では、30問はまず大丈夫。残り20問はいま一つ自信なし。合格のためには、残り20問のうち最低5問は正解しないと厳しい。大丈夫と思っている30問の中にも、勘違いがあるかも知れないので、できればあやふやな20問のうち、半分の10問は正解したいところだ。

しかし、覚えていないことにはいくら考えてもしかたないので、終了30分前には解答を提出し教室を出た。
家に帰って、テキストとにらめっこしながら、自己採点をしてみると、あやふやな20問のうち10問は確実に間違い。8問は多分大丈夫。2問は、テキストを見ても、正解がよく分らないというもの。
合格しても、落ちてもギリギリの線というところだろう。50問中34問正解で不合格だとあまりに悲しいので、あとはとにかく35問正解であることを祈るのみだ。
この検定は、その名の通り職場におけるメンタル面のケアがテーマだが、父親・母親を家庭での管理者と考えれば、家族の中でも応用は可能であり、「心の問題」、「心の病(やまい)」になどに関心のある方は、受けてみて損はないと思う。

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2007年10月13日 (土)

明日はメンタルヘルスマネジメント検定試験

明日、2007年10月14日は、メンタルヘルスマネジメント検定の第3回の公開試験日だ。私が受験するⅡ種(ラインケアコース)は午前10時から。私の受験会場は、水道橋と神保町の間にある日本大学の経済学部。かつては、この界隈にある大原簿記学校に税理士試験の勉強に通っていたので、なじみのある場所だ。

試験勉強の方は、先々週受けた受験対策講座の資料と主催者である大阪商業会議所の出しているテキストを見ながらやっているが、どうも今朝から風邪気味で体調不良。今日は、早く寝た方がいいかもしれない。

明日は、少し早めに家を出て、会場近くに喫茶店でも最後のあがきをして試験に臨むつもりだ。

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2007年10月12日 (金)

何とかしてほしい「歩きたばこ」と「夜の無灯火自転車」

あまり愚痴めいたことをブログに書くのは、気が進まないのだが、私が書いたことで、一人の人でも考えを改めてくれる人がいればと思い、書いてみることにする。

私は出勤・帰宅時に最寄の私鉄の駅まで、自転車に乗っている。駅までの間に2つある横断歩道での信号待ち次第ではあるが、歩けば15分弱、自転車にのればその半分ほどの時間である。減量のためには、歩けばいいのだが、朝は1分でも節約したいので、やはり自転車に乗ることになる。

自転車での行き帰りで、毎日必ずと言っていいほど、遭遇するのが、「歩きたばこ」と「無灯火自転車」である。
私はたばこを吸わない。若い頃は、さほど気にならなかった回りのたばこの煙も、社会全体で分煙化が進むにつれ、やはり気になるようになった。しかし、朝の出勤時、時には帰宅時にも、男性の「歩きたばこ」に行きあうことは多い。中には、自転車に乗りながらくわえたばこの猛者もいる。

帰宅途上では、毎日必ず数台の「無灯火自転車」にすれ違う。無灯火自転車の乗り手は、老若男女さまざまである。今日は、信号待ちをしている時、目の前を若い女性が携帯電話をかけながら無灯火自転車が横切っていった。まったく気がついていなかったので、もう少し前に出ていたら、あやうくぶつかるところだった。「無灯火自転車」を運転する人たちにとって、自転車のライトは、自らの足元を照らすだけのものであって、回りの自動車・自転車・歩行者に自らの存在を知らしめるものという発想はないのだろう。自分と同年代の分別もありそうに見えるおじさんやおばさんたちが、平気な顔で無灯火自転車に乗っているのを見ると、怒りを通り越して、情けなく悲しくなってしまう。

「歩きたばこ」と「無灯火自転車」は、個々人の意識次第で増えもすれば、減りもするものだろう。「歩きたばこ」も「無灯火自転車」なくなる世の中になってほしいものだ。

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2007年10月11日 (木)

将棋順位戦B級1組6回戦を終えて-5連勝の鈴木大介八段を高橋九段、深浦王位が追う展開

少々、旧聞に属するが、先週金曜日(2007年10月5日)に、将棋の順位戦のB級1組6回戦6局とB級2組5回戦11局が東京と大阪の将棋会館でいっせいに行われた。

ここでは、来期のA級昇級者2名を争うB級1組について見てみる。B級1組は定員13名の総当たりリーグ戦なので、全棋士が12局を戦う。毎回1名は対戦のない棋士がいる(これを将棋界では「抜け番」と呼ぶ)。そのため、対局は1回戦から13回戦まで組まれており、毎回順ぐりに誰かが「抜け番」となる。6回戦終了時点ですでに6戦している棋士が7名、5戦の棋士が6名という状態で、ほぼ、リーグ戦の折り返し点といえる。6回戦の結果は以下の通りだった。

先手 勝敗 後手 勝敗
鈴木大介八段 ○(5勝0敗) 渡辺 明竜王 ●(1勝5敗)
中川大輔七段 ●(2勝4敗) 井上慶太八段 ○(3勝3敗)
島 朗八段 ●(1勝5敗) 高橋道雄九段 ○(5勝1敗)
杉本昌隆七段 ●(2勝3敗) 深浦康市王位 ○(4勝1敗)
森下 卓九段 ○(3勝3敗) 畠山 鎮七段 ●(4勝1敗)
北浜健介七段 ○(3勝2敗) 堀口一史座七段 ●(1勝5敗)
阿部隆八段(2勝3敗)は抜け番


6回戦終了時点での成績順に並べてみると次のようになる。

成績順 棋士名(今期順位) 成績
1 鈴木大介八段(4) 5勝0敗
2 高橋道雄九段(3) 5勝1敗
3 深浦康市王位(1) 4勝1敗
4 畠山 鎮七段(7) 4勝1敗
5 北浜健介七段(9) 3勝2敗
6 井上慶太八段(5) 3勝3敗
7 森下 卓九段(10) 3勝3敗
8 阿部 隆八段(2) 2勝3敗
9 杉本昌隆七段(13) 2勝3敗
10 中川大輔七段(11) 2勝4敗
11 島 朗八段(6) 1勝5敗
12 堀口一史座七段(8) 1勝5敗
13 渡辺 明竜王(12) 1勝5敗


B級1組の最近の昇級のパターンは、トップが9勝3敗ないし10勝2敗、2位昇級者が8勝4敗の中で最も順位の高い棋士という組み合わせが多い。今期は、勝ち星が偏っているので、9勝3敗が最低ラインになる可能性もある。

いまのところ、前期、勝てば昇級という最終戦に敗れA級復帰を逃し今期B級1組の順位4位の鈴木大介八段が現在5連勝でトップ、それを今期順位3位の高橋道雄九段が5勝1敗、初タイトルも獲得し1期でA級復帰を目指す順位1位の深浦康市王位が追う。
深浦王位対高橋九段戦は前回の5回戦で深浦王位が勝っているが、鈴木-深浦戦は次回7回戦で、鈴木-高橋戦は10回戦で組まれており、その結果次第では、3人の中で今期順位が最も劣後する鈴木八段が後退する可能性もあり、まだまだ予断を許さない状況だ。

今期B級1組を1期で通過し来期のA級入りを期待されていた渡辺明竜王は5敗となり、残り6戦を全勝しても昇級はまず難しい状況になった。むしろ昇級直後で、今期順位がいわば幕尻であることから、残留を確実にするためにも、残り6戦で4つは勝ちたいところだ。6回戦の鈴木八段戦では、素人目には無理筋に見える角切りを早いタイミングで決行して、焦っているよう見えた。風邪で体調不十分での対局だったようで、ご本人のブログによれば、回復したとのこと。今月中旬から始まる挑戦者に佐藤康光二冠を迎えての第20期竜王戦7番勝負、そしてこの順位戦B級1組と万全の体調で臨み、将棋ファンをわくわくさせる棋譜を残してもらいたいものだ。

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2007年10月10日 (水)

「飲んだら座るな」の話・その2

今日は、久しぶりに南麻布を会場にした定例の飲み会。楽しいメンバーに、おいしい料理でついお酒も進む。減量中であることは、気になっているものの、今日ばかりはやむを得ないということで、すっかり酔っぱらってしまった。

3ヵ月ほど前に、結婚式の帰り、ほろ酔い加減でJRに乗って、ついうとうとし乗換駅で気がついて、あわてて降りたまではよかったものの、足の間に置いていた引き出物を忘れて、いったん家まで帰ったものの、やはり引き出物を忘れたままでは申し訳ないと思い、幸い届けられていたので、出直して忘れ物を取りに行ったことがあった。そのことを「飲んだら座るな」というタイトルで、ブログにも書いた。

今日は、自分でも危ないなと思いつつも、酔っぱらっていて立っているのも辛く、自宅の最寄り駅までの私鉄の各駅停車に乗った際には、空いた席があったので、つい座ってた。途中までは、意識があり、うっかり終点まで乗り過ごしたら大変だなどと考えていたのだが、やはり睡魔には勝てず、気がついたらちょうど自分が降りる駅を出発したところだった。

当然、次の駅ではすぐ降り、上り電車に乗り換えて、なんとか事なきを得たが、結構、夜も遅かったので、本当に終点まで乗り過ごしていたらと思うと、ぞっとした。やはり、「飲んだら座るな」である。結局、家に帰ったあとも、すぐ寝てしまい、このブログの更新も日付が変わったあと書く羽目になってしまった。

飲み過ぎには、気をつけなくては…。

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2007年10月 9日 (火)

こどものターミナルケアを語る細谷亮太著『小児病棟の四季』(岩波現代文庫)

細谷亮太という小児科のお医者さんが書いた『小児病棟の四季』(岩波現代文庫)を読んでいる。

細谷先生は、1948年生まれ。東北大学医学部を卒業し、聖路加国際病院に小児科医として勤めている。妻がTVで細谷先生の話を聞き、素晴らしい話をしていたので、是非、書いたものを読みたいというので、昨日、「平山郁夫展」を見た帰り、竹橋から神保町まで歩き、三省堂書店の本店で、細谷先生の本を3冊買ってきた。そのうちの1冊がこの『小児病棟の四季』である。

小児病棟の四季 (岩波現代文庫)
小児病棟の四季 (岩波現代文庫)

もともと、1998年に岩波書店からシリーズ「生きる」の1冊として出された『いのちを見つめて』が、2002年に文庫化された際、再編集・改題されたものである。

細谷先生は、小児ガンが専門ということもあって、治療をしても助かる見込みのない終末期の患者の残り少ない人生(いのち)を、最期の日を迎えるまで、少しでも痛みを少なくし、その人らしく充実して過ごせるように環境を整える終末期医療(ターミナルケア)も手がけている。

専門の小児ガン以外にも、現在の医学では治療できない数々の難病に冒されたこどもたちが、細谷先生のもとに託される。本人や家族と病状について真摯に話し合い、残り少ない日々を病院で過ごすか、家族とともに在宅で過ごすかも、本人と家族の選択である。重たく辛い現実を受け入れ、けなげに生きるこどもとそれを支える親や兄弟・姉妹。それを暖かいまなざしで描いたのが、本書である。ちょっとした描写に、思わずぐっときて目頭が熱くなるところもある。

親はこどもに「勉強していい成績を取ってくれ」「いい高校、大学に入ってくれ」とどうしても期待してしまう。しかし、現実は期待通りにはいかないことの方がほとんどで、親としては文句の一つも言いたくなってしまう。しかし、それも健康であればこそ。人生をスタートして間もない時期に、人生を終えなければならなかったこどもたちがいることを思うと、こどもが健康でいてくれるだけで、ありがたいと思わなければならないのだろうと、本書を読みながら自戒している。

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2007年10月 8日 (月)

国立近代美術館で「平山郁夫展」を見る

今日は、2週間ほど前(9月23日)に皇居一周をしたために見そこなってしまった「平山郁夫展」を見に、午後から竹橋にある国立近代美術館に行ってきた。
今回の企画は、平山郁夫画伯の喜寿(77歳)、画業60年を記念して行われたようで、館内で配られていたパンフレットには「仏教伝来からシルクロードへ-画業60年をたどる大回顧展」と書かれている。

「平山郁夫」という名前だけは知っていても、その経歴をつぶさに調べたりしたことはなかった。出身は広島県尾道市、昭和5(1930)年生まれの77歳。中学時代には、学徒動員で働いていた工場で、原爆に遭遇。爆心地から3kmのところだったと説明には書かれていた。「被爆者」として「死」というものと向かい会わざる負えなかったことが、画家平山郁夫の原点にあるようだ。

展示されている作品は、約80点ほど。駆け足で見て回っても、ゆうに1時間はかかる。展示品は、「第1章仏陀への憧憬」「第2章玄奘三蔵の道と仏教東漸」「第3章シルクロード」「第4章平和への祈り」の4つに大きく分類されている。
第1章は仏教の創始者釈迦の一生を描いた連作、第2章は仏典を求めてインドに旅した玄奘三蔵の姿を描く。そしてその2つの流れは、第3章へのシルクロード各地を訪ね描く旅に繋がっていく。
最後の第4章の展示は、主に日本が舞台である。紅蓮の炎に燃える「広島生変図」は原爆投下で焼き尽くされる広島の街を描いた作者の思いがこもった作品。しかし、私が最も惹かれ印象に残ったのは「月華厳島」と題された、夜の厳島神社を描いた作品。夜のとばりを深い群青色で表わし、そこに燈明の明かりが黄色く揺れる。なんとも幻想的である。
今回の展示全体を通して、「青」の色遣いが印象に残った。

こうのような美術展は、東京にいるからこそ見ることができるもの。これからは、もう少し文化的な面で東京に住んでいる利点を生かさなければもったいないと感じた。

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2007年10月 7日 (日)

吉祥寺の魅力を分析し解き明かす『吉祥寺スタイル』(三浦展+渡和由研究室著、文藝春秋)

吉祥寺に車で20分、歩いて1時間ほどのところに住んでいることもあって、吉祥寺の街にはよく遊びに行く。結婚する前にも、吉祥寺からバス停で2つほどいったところの独身寮にいたこともあって、吉祥寺はお気に入りの街である。このブログを始めた日にも、「吉祥寺好き」という記事を書いたことがある。

デパートやスーパーなどの大型小売店舗があるかと思えば、商店街の通りに面して、新旧の専門店が並ぶ。また、狭い路地もあって、いろいろなものが混在している。少し歩くと徐々に店が減っていき、郊外の住宅地に変わっている。その街としての品揃えの多様さが面白くて、月に一度は行っておきたいと思っている。

なぜ、吉祥寺が魅力的なのかを分析したのが、タイトルに上げた『吉祥寺スタイル』である。著者は、『下流社会』で一世を風靡したマーケティング・アナリストの三浦展氏と筑波大学大学院の渡和由助教授の研究室となっている。

吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密
吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密

三浦氏は、すでに19年吉祥寺に暮らしているという吉祥寺の住人。一方の渡氏は、サイトプランナーと紹介されていて、商業施設や住宅地の設計をする街作りの専門家らしい。

三浦氏は冒頭で、吉祥寺に引っ越したばかりの頃、駅ビルのベンチである男性にこう話しかけれらたとエピソードを語る。

「吉祥寺は住みやすいですよ。お金がある人は百貨店で買い物をすればいい。お金がなくても元気がある人は公園を走ればいい。お金も元気もない人はベンチに座っていればいい」
(『吉祥寺スタイル』17ページ)

それに続けて、三浦氏は次のように書いている。

いろいろな人がいて、それぞれの人が自分の居場所を見つけられる。それが、吉祥寺の最大の魅力なのだ。たまたま私は子育てに適しているという理由で住み続けた。しかし、独身の若者でも、子連れの家族でも、一人暮らしの老人でも、離婚した中年男でも、サラリーマンでも、漫画家でも、誰でも住みやすい。そして毎日暮らしても飽きないのである。
(『吉祥寺スタイル』17ページ)

そして、本書についてこう説明する。

本書は単なる都市論の本ではない。吉祥寺を考えることを通じて、人間にとって好ましい生活とは何かを考えている。だから都市や住宅について、関心がある人だけでなく、家族、子育て、学校、会社組織など、人間がよろこんで暮らしたり、働いたりする場所について考えている人すべてに読んでほしい。その意味では、本書は一つの人間論でもあると思う。
(『吉祥寺スタイル』20ページ)

人は、どういう時に、あるいはどういうところで、心地よくいられるのか、くつろげるのか、そんなことを解き明かした本でもある。吉祥寺はそのような要素が至るところに揃っている。これまで、自分が何となく漠然と感じていたことが、言葉として書かれていて読んでいてうれしくなる本だった。

「人が暮らす場所について考えている人」という著者が勧める読者層の範疇に入ると思うが、これから家を買おうとする人には、どんな街が暮らしに心地よいかという示唆を多く含んだ本として、ぜひ決断の前に読むことをお勧めしたい。
吉祥寺には、高くて住めないかもしれないが、吉祥寺の持ついくつかの要素を満たす街を選んだ方が、後悔は少ないだろう。

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2007年10月 6日 (土)

岡田式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第1週)とウオーキング記録

先週9月末に体重がようやく67kgを切ったことを書いたが、10月に入ってからの今日(10月6日)までの体重と体脂肪率の推移は以下の通りだ。
10月1日(月)66.9kg(21.7%)
10月2日(火)66.5kg(20.5%)
10月3日(水)66.8kg(19.9%)
10月4日(木)66.8kg(19.8%)
10月5日(金)66.5kg(19.8%)
10月6日(土)66.8Kg(19.3%)

今朝0.3kg増えたのは、不満といえば不満だが、1週間を通じて66kg台を維持できたことは、成果だろう。1週間の平均でも66kg台になった。今日からの3連休で、67kg台に戻らないようにしなくてはならない。

8月末から歩数計を、パソコンにデータ転送が可能な機種に変えたので、データが記録しやすくなったので、こちらもエクセルにデータを移し、折れ線グラフにしてみた。



9月に下旬の3万歩近く歩いたのは、皇居の回りを1週した日。平日もなんとか15,000歩近くは歩いており、ほぼ9月を通じて、1万歩歩かなかったのは1日だけ。このウオーキングも、9月の1か月▲3kg減量には効果があったと思う。
ウオーキングの方も、10月もこのペースを維持したいものだ。

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2007年10月 5日 (金)

くだけているけど、くずれていないエッセイ『ワタシは最高にツイている』(小林聡美著、幻冬舎)

映画『めがね』を見に行ったこともあって、主演女優の小林聡美さんが書いたエッセイの新刊『私は最高にツイいる』を読んでみた。すでに、何冊もエッセイを書いているらしいのだが、私にとっては、彼女の文章を読むのは初めてだ。

本の帯には、「どうにも笑えて、味わい深い。3年間に書きためた、待望のエッセイ集」とあるが、そのキャッチコピーを裏切ることのない内容だった。

ワタシは最高にツイている
ワタシは最高にツイている

女優として、主婦としての何気ない日常を書いていて、対象となった出来事じたいはさしたる大事件は一つもないのだが、1編のエッセイの中に、必ずクスリと笑わせてくれるところがあり、それでいながら同じ40代として「そうだよな~」と思わず頷いてしまうところもあり、まさしく「どうにも笑えて、味わい深い」のだ。

例えば、「私の電脳生活」と題した一編。メールやいインターネット、たまの原稿書きに使っていたノートパソコンが古くなり、「正直ちょっと飽きたのと今までのノートパソコンよりひと回り小さくて持ち歩けるやつがあってもいいかも」と思い、近くの大型家電店に足を運ぶ。
ウィンドウズXPのパソコンが並ぶ中、店員に使っているパソコンのOSを聞かれ、「ウインドウズ98です」と答え、その答えに(あまりに古さに)驚いている店員の様子をおもしろおかしく描く。そして、

なんでもその間に98SEとかMeとか2000という姿にどんどん進化していっているそうなのだ。全然知らなかった。
(『私は最高にツイている』28ページ)

また、データはフロッピーディスクに保存するのでは?との著者の問いかけに、店員が絶句する様子もおもしろい。データの保存媒体としてCD、DVD、USBメモリ等を紹介され、

なんだか浦島太郎にでもなった気分だ。しかし愕然とするというよりも、あまりにわけがわからなく、むしろおかしくて笑っちゃうかんじであった。
(『私は最高にツイている』28ページ)

そして、新しく買ったウィンドウズXPパソコンを家に持ち帰り、新型機には音楽や画像をCDやDVDにコピーできる機能に驚いたりしている。

わたしは、説明書を読みながら、いちいちそのいろいろな機能に感心したものだ。
それにしても説明書は何冊もある。その内容のほとんどは意味不明。(中略)きっと、ワタシが使っている機能の何百倍もの機能が、パソコンの中で眠っているに違いない。もたいない気もするが、必要ないから仕方がない。
(『私は最高にツイている』31ページ)

最後は、パソコンの本質を突いたコメントでキチンとオチを用意してある。
結局、いくら盛りだくさんな機能があっても、本当に必要なもの、日常使うものは限られているのだ。そして、パソコンは特別なものではなく、ある目的のために使う道具にすぎない。

この本は、ちょっと気分が冴えない時、むしゃくしゃした時など、必ず笑わせてくれるので、元気になれるる。
受け狙いもあってか、文章はくだけているが、物事の本質は見すえていて、決して基本のスタンスを崩しているわけではない。
男性・女性問わず、クスリと笑いたい人のお勧めである。

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2007年10月 4日 (木)

祝・郷田真隆九段通算600勝(将棋栄誉賞受賞)

私が応援している将棋のプロ棋士郷田真隆九段(36歳)が、昨日(2007年10月3日)、深浦康市新王位への挑戦権を争う第49期王位戦の予選で佐藤義則八段に勝って、1990(平成2)年にプロ棋士としてデビューして以来通算600勝を記録した。
昨日までの通算成績は919戦で600勝318敗(1持将棋)、勝率0.6536。日本将棋連盟では、600勝に将棋栄誉賞、800勝に将棋栄誉敢闘賞、1000勝に特別将棋栄誉賞を与えることになっており、600勝とともに将棋栄誉賞を受賞することになる。
今期は、600勝して将棋栄誉賞を受賞する棋士が続いており、5月11日には郷田九段の好敵手である丸山忠久九段(37歳)、8月31日には阿部隆八段(40歳)が600勝を記録し、将棋栄誉賞を受賞した。丸山九段、阿部八段を含め過去の将棋栄誉賞受賞者は34名、郷田九段が35人めとなった。また、先週9月27日には16世名人の資格を持つ中原誠永世十段・名誉王座が1300勝を記録している。

ちなみに、現在、郷田九段としのぎを削る、A級棋士・タイトルホルダーたちの通算成績は以下の通りだ。
(2007年10月3日対局分まで、将棋連盟HPより)

森内俊之名人(37)716勝360敗 勝率0.6654
●A級棋士
(1)郷田真隆九段(36)600勝318敗 勝率0.6536
(2)谷川浩司九段(45)1141勝638敗 勝率0.6414
(3)羽生善治二冠(37)992勝372敗 勝率0.7273
(4)佐藤康光二冠(37)754勝405敗 勝率0.6506
(5)丸山忠久九段(37)607勝297敗 勝率0.6722
(6)藤井 猛九段(36)438勝275敗 勝率0.6143
(7)久保利明八段(32)427勝242敗 勝率0.6383
(8)三浦弘行八段(33)368勝229敗 勝率0.6164
(9)木村一基八段(34)364勝153敗 勝率0.7041
(10)行方尚史八段(33)393勝215敗 勝率0.6464
●名人・A級以外のタイトルホルダー
深浦康市王位(35)563勝252敗 勝率0.6908
渡辺 明竜王(23)249勝110敗 勝率0.6936

デビューから20年経ずして、600勝ということなので、平均すると年間30勝以上していることになる。トーナメントによる棋戦が多いので、低段位の頃から活躍していなければ、なかなか30代半ばで600勝は難しいだだろう。
17世名人の資格を持つ谷川九段は過去7名しかいない1000勝(特別将棋栄誉賞)を記録しているし、現在の第一人者羽生二冠は1000勝にあと8勝と迫っている。
羽生二冠とともに三強をなす佐藤二冠(754勝)と森内名人(716勝)が700勝を超えており、当然ながら勝ち星の多さが、将棋の強さの証明ともいえるだろう。
前期不本意ながら4勝5敗でA級から陥落し、現在B級1組で捲土重来を期す深浦康市八段は、「実力A級」であることを羽生三冠から王位のタイトルを奪うことで証明してみせた。四段昇段時期が同じではないので、一概には比較できないが、勝ち数の実績だけみれば、現在のA級の下位5名の誰と深浦王位が入れ替っても、全然おかしくない。深浦王位が前回の陥落時同様、1期でB級1組からA級に返り咲けるかどうかも、興味があるところだ。

しかし、私としては、何よりも、今期もA級順位戦で上位3人を撃破して3連勝と出だし好調の郷田九段が今期もA級を制し、さらに森内名人とのリターンマッチをも制し、新名人となることを期待している。600勝は、その大望に向けての通過点であろう。

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2007年10月 3日 (水)

第55期将棋王座戦は羽生善治王座が挑戦者の久保利明八段に3連勝し、16連覇を決める

羽生善治王座に、久保利明八段が挑戦していた将棋の第55期王座戦第3局は、今日(2007年10月3日)、将棋の駒の産地として有名な山形県天童市で行われた。羽生王座2連勝後の3局め、羽生王座が勝てば3連勝でタイトル防衛が決まる。久保八段としては、なんとか一矢報いて、次につなげたいところ。
第3局の先手は久保八段。飛車を振って四間飛車に構える。羽生王座は、居飛車で対峙。玉の守りが固まらないうちに開戦、羽生王座は飛車を切って、駒をさばきにでる。「さばきのアーティスト」久保八段のお株を奪う大胆な攻め。しかし、羽生王座の駒損は如何ともしがたく、途中までは「久保八段勝勢」との解説との見方が大勢を占めていた。

その後を、双方の玉を詰ませにかかる寄せ合いの中で、久保八段が攻防の一手で跳ねた桂馬を、羽生王位が王手となる角打ちからの流れで取り去ってしまい、一気に形勢逆転。勝利の女神は、羽生王座にほほ笑んだ。
久保八段はシリーズを通じて、善戦しながら、特に第2局と本局は勝勢と言われていた将棋で逆転され、1勝も出来ずに終わった。前回挑戦者となった2001年の第49期王座戦でさえ、1勝を上げており、その時以上の成績を目指していたに違いないので、この今回の敗退の影響は、しばらく今後に影響するかもしれない。

羽生王座は、先週、深浦康市八段に王位のタイトルを奪われた直後でもあり、3連勝による王座防衛・16連覇達成は、嫌な流れを断ち切る面もあるだろう。

今回の結果が、今後の2人の棋士人生にどのような影響を与えることになるのか、興味深いものがある。

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2007年10月 2日 (火)

築山節著『脳が冴える15の習慣』(NHK出版生活人新書)を読んだ

最近、朝の出勤時や職場からの帰る時に、立て続けに「忘れ物」をしたこともあって、サブタイトルに「記憶・集中・思考力を高める」と書かれ、帯に「ぼんやり頭をスッキリ晴らす!」「10万部突破!!」とのキャッチコピーが書かれた、本書を手に取った。
著者の築山節さんは、1950年生まれの脳神経外科のお医者さんである。これまでにも、同じ生活人新書で『フリーズする脳』などの著作がある。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

人間の「脳」も使わないとボケてくるということで、「脳」を活性化するための15の生活習慣の改善を提案している。

何も、特別なことが書かれているわけではないが、普段、生活の中で何気なく行っていることの中にも、「脳」の活性化に役に立つことがあることを知り、日常生活のちょっとしたことの重要性を改めて認識した。

例えば、朝ある程度一定の時間に起き、軽い散歩をしたり、家族と朝の挨拶をしたりちょっとした会話をすること、これらのことも「脳」にとってはウォーミングアップになると説明されている。

朝、ある程度一定の時間に起き、太陽の光を浴びる。脳がもっとも活発に活動する時間帯に仕事のピークを合わせ、夜はできるだけ早く寝る。そうやって、生活のリズムを安定させると脳の活動も安定してきます。それが誰にとっても、まず重要なことです。
(『脳が冴える15の習慣』18ページ)

生活が不規則で、昼ぐらいまで寝ていたりすることが多かったりと、生活にリズムがないことは、いわば、常時、脳が「時差ボケ」のような状態になっていることになり、そのような生活を長く続けていると、今度はそれが原因で脳の機能が低下することなるという。著者は「生活のリズムを失うことは「ボケの入り口」と言っても過言ではないかも知れません」と警告している。

「生活のリズム」を脳が正常に機能する原点と位置付けた上で、起床後の「脳」のウォーミングアップとして、以下の6つのうち2つを実行することを勧めている。

●散歩などの軽い運動
●部屋の片付け
●料理
●ガーデニング
●挨拶+一言
●音読(できれば10分以上)
(『脳が冴える15の習慣』26ページ)

これらは、いずれも手・足・口などを動かすもので、これら運動系を司る脳の機能は、脳の表面中央付近に分布していて、そこを働かせるということは、そこに至る血流を良くするということであり、脳の血のめぐりを良くしておけば、脳の思考系の機能も働きやすくなるということのようだ。
また、片付け、会話、料理、音読等は、脳での簡単な判断や選択、組み立てという思考も伴うもので、思考系の機能の
ウォーミングアップもなるということらしい。

簡単なこととはいえ、これらのことを行おうと思えば、家を出る2時間前ぐらいには起きておきたいところだ。
これまでも、朝の散歩や家族との簡単な挨拶と会話など特に意識にやってきたものが含まれているが、明日からは、意識して続けてみようと思う。

ここで紹介した朝を起点とした「生活のリズム」とウォーミングアップは、「習慣1」として紹介されているもので、残る14の習慣の中にも、なるほどと思わせるものが多くある。
最近、どうも、物忘れがひどくなったとか、頭の回転が鈍くなったと感じている方には、一度、読んでみると何か改善のヒントが得られると思う。

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2007年10月 1日 (月)

2007年の東京は、10月に入りようやく秋の気配 

お彼岸を過ぎても、真夏日を記録した今年(2007年)の東京。「暑さ、寒さも彼岸まで」というのは、今年の東京にはまったくあてはまらなかった。

それでも、先週末は一気に冷え込んだ感じで、9月29日(土)に新宿までメンタルヘルス・マネジメント検定の受験講座を受けにいった時は、小雨まじりで何か上着を羽織っていないと、風邪をひきそうな天気だった。

先週までは、出勤時も勤務中も、ネクタイなどしていられないという感じだったが、今朝はネクタイでも締めないと首の回りがスースーして寒いくらいだった。

いったい、東京の気温はどうなっているのか気になって、久しぶりに気象庁のホームページで9月の東京の気温の推移を見てみた。ちょうど1ヵ月のデータがまとまっていたので、昨日に続き折れ線グラフを作ってみた。



やはり、29日(土)・30日(日)と一気に気温が下がっている。
28日(金)からの3日間の数字を拾うと

9月28日(金)最高32.1度、最低23.0度、平均26.7度
9月29日(土)最高23.4度、最低15.9度、平均18.4度
9月30日(日)最高18.7度、最低15.7度、平均16.8度

なんとこの3日の間に、最高気温13.4度、平均気温でもほぼ10度下がっている。

ちなみに今日(2007年10月1日)の21時現在の数字は
最高気温19.9度、最低気温16.4度
と昨日より1度前後高い程度。最低気温の方は、これから夜冷え込めば、もう少し低くなるかも知れない。

この気温の激変もあって、この数日、風邪気味でようやく治りかけというところだ。いくら減量で成果が出ても病気になっては元も子もないので、この数日間の体調管理は特に注意しなければと思っている。

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