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2007年10月の記事

2007年10月31日 (水)

「神田古本まつり」でアーサー・ランサムの『海へ出るつもりじゃなかった』を衝動買い

一昨日(2007年10月29日)のこと、朝の計量で体重が前日比+1kgの大幅増量で66.7kgにまで逆戻りした私は、少しでも運動量を増やそうと、先週一度、職場の帰りに歩いた日本橋-飯田橋間のウォーキングに再度挑戦することにした。

全行程の三分の二ほどのところが、神田錦町から神保町界隈。古書店が軒を連ねる。折しも「神田古本まつり」が開催されていて、靖国通り沿い歩道にも露店形式で古本が所狭しと並べられている。「今日は、本が目的で来ているわけではないので、寄り道はしない」と思い通つつ、ちょうど私の歩くルートと「古本まつり」のエリアが重なることもあって、歩道の左はいつもの古書店街、右側が露店と本に挟まれて歩くと、やはり気になる。

半分ほど歩いたところあたりか、児童書ばかりの露店があり、つい足がとまる。そして、目に入ってきた1冊の本。「『海へ出るつもりじゃなかった』アーサー・ランサム全集7岩波書店」。箱も、本そのものも新刊と大差ないほど汚れていない。値付けは1000円。実家に帰れば、私が子供の頃に買った本があるのだが、誰かに買われるのも寂しい気がして、その場で財布から千円札を出して、本と交換した。

アーサー・ランサム全集は岩波書店から出されている12巻の児童書のシリーズで、舞台は20世紀初頭のイギリス。まだ、大英帝国の威光が残っている時代。(第一次大戦の前なのか後なのかよくわからない)
主に湖水地方の湖で、ヨットで遊ぶウォーカー一家の4人兄弟姉妹の話である。
頼れる長男のジョン、しかっりものの長女スーザン、おてんばな次女ティティ、末っ子のロジャー。

湖、ヨット、島でのキャンプ、様々な探検・冒険、いまの考えれば、生活に心配のないイギリスのブルジョア階級の子供たちが、アウトドアライフをエンジョイしているだけの物語という面があるのだが、小学校5~6年生だった私は、そのような時代背景などわかるわけもなく、手に汗握る冒険にただやだ夢中だった。

中でも、私には第7巻の『海へ出るつもりじゃなかった』と第8巻の『秘密の海』が印象に残っている。

『海へ出るつもりじゃなかった』では、4兄妹が、4人しか乗っていない小型の帆船で、誤って外洋に出てしまい、なんとか4人だけの知恵と努力と工夫で、隣国オランダまで行って帰って来てしまうというもの。

http://www.bk1.jp/isbn/4001150379
(BK1での本の紹介)

最近、私が愛読している『一瞬の風になれ』の作者佐藤多佳子さんや、『守り人』シリーズの作者上橋菜穂子さんも、アーサー・ランサムを愛読書の一つにあげている。

岩波書店の児童書のシリーズもののうち、ドリトル先生やナルニア国のシリーズは、軽装版のはしりともいえる「岩波少年文庫」になっているし、ゲド戦記のシリーズもソフトカバー版が出た。
1ファンとしては、アーサー・ランサム全集12巻も、少年文庫化するか、軽装版を出してほしいと思っている。しかし、なかなか実現しないのは、テレビゲーム全盛の時代で、ファンタジーは受け入れられても、現実世界を舞台にしたアウトドア冒険ものは、もうはやらないということなのだろうか。

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2007年10月30日 (火)

東京メトロの新たな試み「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」

昨日、通勤で地下鉄(東京メトロ)に乗っていたら、おもしろい中吊り広告が出ていた。「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」という名前のPASMO、SuicaのIC乗車券を利用した乗車促進キャンペーンである。

10の駅のキャンペーン専用のチャージ機を置いて、1回のチャージで1ポイント、10ポイント貯まると、銀座駅にある抽選器で、抽選に当たればIC乗車券に1000円分(200本)のチャージが受けられる(ノーマルチャレンジ賞)というもの。さらに、10000円分(30本)のチャージが景品のとなる抽選ができる(ラリーチャレンジ賞)。さらに、1日で10駅全てのタッチを「完走」した場合、先着1万個の駅名キーホルダーのプレゼントが用意されている。
これだけなら、別に「あっ、そう」というだけで終わったと思うのだが、なかなか趣向を凝らしてあるなと思ったのは、10駅の選び方である。
数字の1から10と実際の東京メトロの駅名をかけているのだ。

1の駅:銀座一丁目(有楽町線)
2の駅:二重橋前(千代田線)
3の駅:三越前(銀座線・半蔵門線)
4の駅:四ッ谷(丸の内線)
5の駅:護国寺(有楽町線)
6の駅:六本木(日比谷線)
7の駅:六本木一丁目(南北線)
8の駅:八丁堀(日比谷線)
9の駅:九段下(東西線・半蔵門線)
10の駅:麻布十番(南北線)

「なるほど、考えたものだ」と感心してしまった。5の「護(ご)国寺」が少々苦しく、「五反田」と言いたいところだが、都営浅草線は走ってるが、東京メトロ(旧・営団地下鉄)は走っていない。
また、7の「六本木一丁目」も合計して7なら「四谷三丁目」でもいいじゃないかと思って、改めてチラシを見ると、六と一に加え、「本」の下の部分を「+」に見立て「6+1=7」としているのだ。

キャンペーンは11月1日から30日までの1ヵ月間。1000円や1万円のチャージは難しいとしても、10駅制覇でキーホルダーがもらえるなら、週末に東京の名所巡りを兼ねて、10駅制覇をやってみてもいいかなと思っている。

「数寄数寄(スキスキ) IC乗車券キャンペーン」のチラシ(PDF)はこちら

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2007年10月29日 (月)

岡田斗司夫式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第4週)とリバウンド危機

先週月曜日(10月22日)の減量の目標は、先週中に65kg台を記録することだったが、週の半ばから後半にかけ、何とか65kg台の後半で推移し、当面の目標はクリアした。しかし、それで油断してしまった。

先週の月曜日以降の毎朝の体重の推移は、次の通りだ。

10月22日(月)66.0kg
10月23日(火)65.9kg
10月24日(水)66.1kg
10月25日(木)65.9kg
10月26日(金)65.9kg
10月27日(土)65.7kg
10月28日(日)65.7kg
10月29日(月)66.7kg

今朝の数字はタイプミスではない。金・土と65kg台後半に定着したと高をくくり、ちょっと自己管理が甘くなってしまった。


土曜日が台風通過による風雨のせいで、朝のウオーキングができなかったことで、1日4000歩弱しか歩いていないこと、昨日も1万1000歩ほどで、2日でいつもの1日分しか歩いていないこと、それでいながら、油断してチョコレートなどを間食してしまったりしたこともあって、自分でも多少増えるかな程度には覚悟していたものの、ヘルスメーターが示した現実は、なんと「+1kg」という厳しいものだった。
2週間かけて落としてきた分が、逆戻りである。グラフの青い線も、今日のところで、一気の跳ね上がっている。

過ぎたことを悔やんでいても始まらないので、今日から、また出直すつもりでやるしかない。
とりあえず、昼休み2000歩ほど歩き、職場の帰りには、日本橋-飯田橋間を1時間ほどかけて歩き、1日で1万7000歩ほど歩いた。明日の朝、どれだけ戻しているか、現実に直面するしかない。

節目の月末、月初にはなんとか65kg台には戻しておきたいと思う。

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2007年10月28日 (日)

台風一過、朝夕に富士を見る

我が家は、東京の西の郊外にある。数年前に、建て売りを購入した。住み始めて、セールスのチラシには書いてなかったことを発見した。2階のベランダから、晴れた日には富士山が見えたのだ。
某大手ハウスメーカーが販売したものにも関わらず、仕上げが雑で、実際の検収の際には、かなりもめたので、「富士見」のベランダにちょっと得した気分になった。
もちろん、いつも見えるわけではなく、空気が澄んだ日に限られる。雨降りの翌日の晴れた日、特に冬場の朝が見える確率が高くなる。

昨日の東京は、台風の接近で一日雨。特に、風が強かった。「今日は、見えるかもしれない」と朝起きて2階のベランダに出てみると、白い富士山の稜線が澄んだ青い空にくっきり見えた。さっそく、デジカメを手にして、写真を数枚。


しかし、いつもは昼になると車の排気ガスなどで見えなくなることが常なので、その後はあまり気にしていなかった。

夕方になって、「ベランダに干した洗濯物を取り込んで」との妻の声がしたので、ベランダに出てふと西の方を見ると、そこには暮れかけてオレンジ色に染まっていく空に、まだ富士のシルエットが見えた。また、デジカメを出してきて、シャッターを切る。


日曜日ということで、平日よりは車の排気ガスの量が少なかったのだろう。めったに見ることのできないものを見せてもらった。

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2007年10月27日 (土)

今日は将棋で眠れない・その2-第66期順位戦B級1組7回戦は深浦康市王位が5戦全勝の鈴木大介八段を破り5勝1敗で並ぶ

昨日のブログでも書いたように、昨日(2007年10月26日)は、将棋の第66期順位戦のB級1組7回戦全局(6局)とA級4回戦の2局(羽生二冠×佐藤二冠、郷田九段×久保八段)の計8局がいっせいに行われた。A級の2局は昨日の記事を見ていただくとして、今日は、B級1組の主要な対戦について、簡単に書いておく。

注目の戦いの1局めは、これまで5戦全勝の鈴木大介八段と4勝1敗の深浦康市王位の戦い。
鈴木八段はA級3期在位。前々期、3回めの昇級となった郷田真隆九段と入れ替わる形で、B級1組に陥落した。前期のB級1組でも最終戦で勝てば、自力昇級だったが高橋道雄九段に敗れ昇級を逃し、今期B級1組での順位は4位。
一方の深浦康市王位は、過去2回A級に昇級したが、2回とも大混戦のリーグ戦となり4勝5敗で1期で降級となった。前期もA級は4勝5敗が6名。昇級直後で、6人の中で最も順位の低かった深浦八段(当時)が、貧乏くじを引くことになった。今期は、降級直後であり、B級1組での順位は1位である。自らの扇子の揮毫は三国志の故事にちなんだ「臥竜鳳雛」。その「臥竜」も、先日の第48期王位戦で、激闘の末4勝3敗で羽生王位からタイトルを奪い、タイトルホルダーとして飛翔した。あとは、順位戦でもタイトルホルダーに相応しいポジションであるA級に復帰することだろう。

要するにどちらも、ただいま現在A級にいてもおかしくない実力者で、3期前の第63期順位戦ではA級で対戦し、この時は深浦八段(当時)が勝っている。昨日の「名人戦棋譜速報」掲示板に、今のB級1組は実力者揃いで、B級1組というよりはA級2組ではないかと書かれていたファンがいたが、まさしくその通りという気がする。

将棋の内容は、先手深浦王位が居飛車で、玉を穴熊で守り、振り飛車党の鈴木八段が四間飛車で玉は高美濃に構えた。
深浦王位は、角を定位置の左辺から主戦場である右辺に展開、その角を捨て駒にして飛車先の2筋を突破し、と金2枚と龍を作り、鈴木玉を横から攻めた。一方、鈴木八段も角道がと通ったところで、穴熊で玉を斜め上で守っている銀と角を交換。深浦玉を穴から引きずり出し、さらに飛車も成りこみ龍を作って、こちらも横腹から深浦玉を攻める。
しかし、飛車成りの代償に、深浦王位の端攻めを許したことから、鈴木玉は左右から挟み撃ちされる形となり、粘ったものの最後は力尽きた。
これで、すでに抜け番を終えている2人は、ともに6戦して5勝1敗となった。

残る注目の対戦は、昇級レースに絡むところでは、高橋道雄九段(5勝1敗)×杉本昌隆七段(2勝3敗)戦、畠山鎮七段(4勝1敗)×井上慶太八段(3勝3敗)戦の2つだろう。
高橋九段×杉本七段戦はともに、玉を穴熊で守る戦いとなり、杉本七段が攻めかかり、高橋玉を穴熊から燻りだし丸裸にしたものの攻めが続かず、最後は駒台に乗りきれないほどの持ち駒を手にした高橋九段の逆襲に屈した。220手を超える長い戦いで、昨日の8局で最後に決着した。
畠山七段×井上八段戦は、先手畠山七段が四間飛車の美濃囲いで、井上八段の守りが固まらないうちに開戦。それぞれ、角が相手陣に成りこんで馬となり、井上八段はと金、畠山七段は成り香を従えて、相手陣を攪乱する。転機は、井上玉から遠い右上隅の9一にいた馬を畠山七段が中央の5五に展開、さらに開いたままの角道を通って、1一にある井上八段側の香車を取り、3一にいる井上玉に匕首を突きつけた。のど元に敵の馬が侵入してきたことで、井上陣は、一気にピンチとなり、それから10手もたたないうちの投了となった。

まだ抜け番の回って来ない高橋九段は7戦で6勝1敗、すでに抜け番が終わっている畠山七段が6戦で5勝1敗と、それぞれ1敗を守った。

なお、降級のピンチにある渡辺明竜王は、日本シリーズでも決勝に進出するなど、最近復調している森下卓九段と対戦し、森下九段考案の矢倉囲いでの「森下システム」で本人に挑戦し、ようやく2勝目(5敗)を上げた。

昨日までのB級1組の昇級を争いそうな上位の顔ぶれは以下の通りだ。

(1)高橋道雄九段③ 6勝1敗
(2)深浦康市王位① 5勝1敗
(3)鈴木大介八段④ 5勝1敗
(4)畠山 鎮 七段⑦ 5勝1敗

今期はA級と同様、星が偏る傾向にあり、4勝の棋士がおらず、5番手が3勝3敗の北浜健介七段になる。おそらく、今期のA級への昇級は、この4人の中から出ることになるだろう。

一方、降級争いでは、2勝5敗が3人、2勝4敗が3人となり混沌としてきた。順位との関係で依然として、渡辺竜王が最下位だが、今後の星次第では、十分残留の可能性は残っている。

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2007年10月26日 (金)

今日は将棋で眠れない-第66期順位戦A級4回戦で郷田真隆九段が久保利明八段に勝って4連勝

今日は、将棋の第66期順位戦のB級1組7回戦(6局)とA級4回戦の2局(羽生善治二冠×佐藤康光二冠、郷田真隆九段×久保利明八段)の計8局がいっせいに行われる。
帰宅したところで、ネットの「名人戦棋譜速報」にアクセスする。 私のお目当ては、4連勝がかかる郷田九段の一戦だが、羽生×佐藤戦は羽生二冠が勝てば、羽生二冠は3勝1敗で名人挑戦レースにとどまるが、佐藤二冠は4連敗となり、谷川九段と並んで不名誉な降級争いの一番手に名乗りを上げることになる。

郷田×久保戦は久保八段の先手。場所は、大阪の関西将棋会館。前期のこの一戦は、久保八段が指し手を遡って、郷田九段の時間切れをアピールしたが、指し手を遡ってのアピールは無効という中原誠将棋連盟副会長(当時)の裁定を受け、久保八段が投了したという因縁の一戦。どちらも、すっきり勝っておきたい一戦だろう。
将棋の展開は、先手で振り飛車党の久保八段が中飛車に構えたのに対し、後手の郷田九段も居飛車党ながら珍しく飛車を振って三間飛車に構え、相振り飛車となった。
久保八段が、玉の守りを固めるべく穴熊に組んでいる途中で、郷田九段が仕掛け、双方とも玉の守りが不完全なままつばぜり合いが始まった。角を盤の中心△5五の地点の進出させ、盤の隅▲1九の位置する久保玉を狙う郷田九段。途中までは、郷田九段ペースで進んだが、7筋で逼塞していた飛車も戦線に参加させようと3筋に飛車を回したところで、逆に久保八段にその飛車を狙われ、さらに角を好位置の△5五から追い出し、さらに郷田玉の玉頭をも狙う自陣での絶妙の桂打ちが久保八段に出て、攻守が入れ替わった。
その後は、郷田九段の飛車・角が隅に追いやられ押さえ込まれる一方で、久保八段の飛車・角は縦横無尽に動き出し「捌きのアーティスト」の面目躍如。飛車が郷田陣になり込んで「龍」となり、横から郷田玉を狙う態勢になった。上からは桂馬と角に、横からは龍に、と挟み撃ちにされ、正直なところ、郷田ファンの私も連勝もここまでかと観念した。
しかし、最後の詰めの段階で、先を急いだのか久保八段に疑問手が出て、郷田九段が再逆転。郷田陣攻略の橋頭堡であった桂馬を郷田九段に取られたところで、久保八段が投了した。

どんなに優勢であっても、たった一手のミスで、逆転するトッププロの将棋。なかでも、郷田九段にはいつもハラハラさせられる。しかし、それで最後に勝つので、ファンとしては堪えられない。
勝った郷田九段は4戦4勝。負けた久保八段は1勝3敗となった。

同じA級のもう1局、東京の将棋会館で行われていた羽生二冠×佐藤二冠戦は羽生二冠が勝ったとのこと。佐藤二冠はまさかの4連敗となった。4回戦をすべて終えた時点でのA級棋士10人の成績は次の通りだ。

(1)郷田真隆九段① 4勝0敗
(2)木村一基八段⑨ 4勝0敗
(3)羽生善治二冠③ 3勝1敗
(4)丸山忠久九段⑤ 3勝1敗
(5)三浦弘行八段⑧ 3勝1敗
(6)藤井 猛九段⑥ 1勝3敗
(7)久保利明八段⑦ 1勝3敗
(8)行方尚史八段⑩ 1勝3敗
(9)佐藤康光二冠④ 0勝4敗
(10)谷川浩二九段② 0勝4敗

4回戦では、勝ち越している棋士と負け越している棋士の対戦3戦(三浦×藤井戦、郷田×久保戦、羽生×佐藤戦)では、全て勝ち越している棋士が更に勝ち星を重ねるという結果になり、2勝2敗という成績の棋士が1人もいないという、3回戦終了時以上に星が偏る結果となった。
5回戦の注目の一戦は、なんといっても全勝対決となる郷田九段×木村八段戦、次いで1敗どうしの丸山九段×三浦八段戦だろう。
4連敗の谷川九段・佐藤二冠はこれからしばらくは、現在負け越している棋士との対戦が続く。こちらは、A級棋士という将棋界のトップ10の座への残留を賭けた熾烈な争いになる。

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2007年10月25日 (木)

LAN接続プリンタの限界

パソコンの価格低下にともない、一家に2台以上パソコンがある家庭も増えていると思う。我が家は、5人家族だが、これまで私が自作してきたパソコン4台に、先日あまりのお買い得価格に衝動買いしたノートパソコンを含め、ノートパソコンが3台ある。(ただし、ノートのうちの一台はOSがWindows95の末期に買い98にアップグレードしたもので、いまや性能の面で使いものにならずお蔵入りしているのでノートの実働は2台)。
それぞれ、家族が自分の部屋で使っている。今や、インターネットに接続できなくては意味がないので、CATV会社からの回線をつなぐルーターにバブをつなぎ、そこからLANケーブルを各部屋までつないでいる。CATVの回線の入り口である2階は、子供たちと私のパソコンがあり、LANケーブルだらけになってしまった。(無線LANは、隣家と軒を連ねるように家が建っていることもあって、使いたくない)。衝動買いしたノートパソコンは、妻も使えるようにと、1階に置くことにしたので、これをインターネットにつなぐため、家の中の電気配線をLANケーブル代わりに使うPLCという装置も結局買うことになった。

問題はプリンタだ。やはり、ネットで検索した情報の印刷、ワードやエクセルの作業結果のアウトプットと印刷が必要になる。
そこで、一昨年の暮れに、将来を見込んでヒューレッドパッカード製の本体にLAN端子のついたプリンタを購入した。いよいよ、家庭内LANも本格的になったとほくそ笑んでいたのだが、それほど簡単な話ではなかった。
今や、職場ではプリンタのLAN接続は当たりまえで、印刷したら、プリンタまでアウトプットを取りに行くというのが、普通の職場風景だろう。

1階のノートパソコンからの印刷も2階にあるLAN接続のプリンタを使えばよいと思っていたが、やはり不便だった。印刷結果を見て、文書を直すということはままあること。いちいち、2階まで階段を上がるの面倒だ。結局、1階にももう1台プリンタが必要だろうというのが、現状である。

現在、各プリンタメーカーの品揃えをみても、国内のCANON、EPSONの2社は上級機にしかLAN端子がついていないのは、思ったほど便利ではないのかもしれない。
何事も、思惑通りには行かないものである。

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2007年10月24日 (水)

職場の帰り道、日本橋から飯田橋まで歩く

私の減量作戦は、今週、66kgの壁を巡る攻防になっている。実は、昨日の朝は、65.9kgと本当に2年ぶりぐらいに65kg台を記録したのだが、今朝はまた66.1kg。66kg台だと4月からみれば5kgも減量したというある種の達成感があって、自己管理が甘くなり、食事の後に家族がデザートなど食べていると、つい自分もと手を出してしまう。そこで食べた余計なカロリーは、翌日には体重の増加として必ず現れてくる。ここで踏ん張れるかどうかで、さらに減量が続くかの岐路だ(少々、おおげさか?)。

いつもは、昼休みに職場の近くを10~20分ほど歩いて1000歩~2000歩の歩数を確保するのだが、今日から昼休みには、通信教育の課題をやることにしたので、歩き足りない。仕事を終え職場を出る時に歩数計を見ると、5500歩ほど。いつもは、少なくても7000歩はあって、竹橋のパレサイドビルまで30分ほどの道を歩けば、1万歩は間違いなくクリアできるのだが、5500歩では、その後の電車の乗り換えなどで歩くことを考えても、夜寝るまでに1万歩確保できるかどうか覚束ない。まして、今朝は体重も若干戻っているし…。

なんとしても、今週中に再び65kg台に戻しておきたいので、帰り道、いつもの竹橋ではなく、さらに2駅先の飯田橋まで歩くことにした。
竹橋まで歩く時は、三越の横を通り、日銀本店の旧館の前を通り、常盤橋を渡って、大手町をまっすぐ通り抜け、三井物産の前から内堀通りに沿ってパレスサイドビルまで歩くのだが、飯田橋まで歩くとなると、日銀本店を通り過ぎたあと、常磐橋を渡らず、大手町の中心部には足を踏み入れず、外堀通りに沿って歩く。鎌倉橋交差点、神田橋交差点と通り過ぎ、錦町河岸の交差点から神保町方面に曲がり、なるべく近道をするように歩いて靖国通りに出る。九段下までは行かず、専大前の交差点から北に上がり、専大通りと呼ばれる道を斜めに歩き、目白通りまで出ると、飯田橋まではわずか。職場を出てから、約50分、5500歩ほどで東京メトロ東西線の飯田橋駅に着いた。

歩きなれない頃は、家から通勤時の最寄り駅までの12~13分歩くのさえおっくうだったが、最近は30分程度歩くことは、平気になってきた。時間や天候さえ許せば、1時間歩くのも気にならなくなった。何事も、慣れ・習慣ということなのだろう。
あとは、減量さえうまくいけば、何もいうことはないのだが、さて明日の朝の体重はどうだろうか。

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2007年10月23日 (火)

大岡信著『新折々のうた9』に松村由利子さんの短歌二首が採録された

現代の万葉集とも呼ばれる詩人大岡信さんの『折々のうた』シリーズ。このほど、その最終巻である『新折々のうた9』が岩波新書の2007年10月の新刊の1冊として発売された。

新折々のうた 9 (9) (岩波新書 新赤版 1101)

「折々のうた」は、朝日新聞に短歌・俳句・詩などが1日1首、選者の大岡信さんのコラムとともに連載されたもので、1979(昭和54)年1月25日から始まり、2007(平成19)年3月31日まで通算6762回に及んだという。その間29年。
連載が始まった頃は、まだ日本に高度成長の余韻が残る頃で、バブル景気、その後の失われた10年といわれる長い不況の時代をも経てきたことになる。連載が始まった頃、大学受験を目前にしていた私も、いまや不惑の年を過ぎ、50歳に手が届くところまで来ている。

連載をまとめた岩波新書も『折々のうた』で10冊、『
折々のうた』で9冊になる。その間、取り上げられたのは、すでに文学史上名を残す著名な歌人・俳人から、現代の新人まで幅広い。中には、初期に新人として取り上げられ、その後大家となった歌人・俳人もいるに違いない。
最終巻の
折々のうた9』では、このブログでも何回か紹介させてもらった歌人の松村由利子さんの短歌が二首採録されている。
採録された短歌や俳句は、春のうた、夏のうた、秋のうた、冬のうたと季節毎に編集され、並べられている。
松村さんの短歌は、まず「秋のうた」のしめくくる歌として、第一歌集の『薄荷色の朝に』から

一光年ほど遠のきし横顔は父親となりし男友達

が採録されている。この歌に対し、大岡さんは次のように書いている。

『薄荷色の朝に』(平10)所収。上記の歌集を読むと、作者がぴりぴりと神経を張りつめて日々の仕事をしている有能な女性であることがわかる。こういう女性に「一光年ほど遠のきし横顔」と思われる男友達もせつなかろうな、と同情する。巻末に解説を書いている馬場あき子によれば、作者は都心の新聞社につとめる人という。「尖りゆく心を宥めて襟のないやさしい服を選ぶ木曜」。服装も心の羅針盤か。
(『新折々のうた9』138ページ)

次に「冬のうた」として、第二歌集の『鳥女』から

女性誌は恋愛特集ばかりなり束ねんとする力を憎む

『鳥女』(平17)所収。上記歌集を読めば、作者が都内の大手新聞社の、きわめて有能な科学部所属の一線記者だったことが想像される。世界中に衝撃を与えた、あの9.11のテロ攻撃の日も「『中東に詳しい奴をつかまえろ』怒号飛び交う深夜の職場」となる。「つけつけともの言うことの心地よさ男性部員はしかりやすくて」と頼りになる上司。今はこの現場を離れたようだが、活動的な女性の貴重な記録の歌集。
(『新折々のうた9』175ページ)

大岡さんは、二つの歌集から働く女性としての松村さんの一面を強く感じられたようである。

いま、我々が万葉集や古今和歌集、百人一首から奈良時代、平安時代の人々の生活や心のあり方をうかがうように、何百年か後の人々はこの「折々のうた」6762首から、昭和・平成の時代の人々の心象風景を読み取ることになるのだろうか。おそらく、一人の選者の目を通じて、約30年わたる時代の歌が記録として残されたということに大きな意味があるように思う。
松村さんの二首も、この時代の男女のあり方や女性の社会での活躍を語る歌として紹介され、学ばれるようになるのだろう。
その何百年か後を想像しながら、この『折々のうた』シリーズを読むのも、おもしろいかもしれないと思う。

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2007年10月22日 (月)

岡田斗司夫式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第3週)と岩波新書『人はなぜ太るのか』(岡田正彦著)

先週も、風邪気味で体調不良の中、レコーディングダイエットは継続。しかし、さすがに、日暮れ時の風の冷たさもあって、帰りに職場のある日本橋から竹橋までの30分のウオーキングは休んだ。
その結果、先週の毎日の朝の体重は、次の通りに推移した。

10月15日(月)66.3kg
10月16日(火)66.3kg
10月17日(水)66.1kg
10月18日(木)66.2kg
10月19日(金)66.3kg
10月20日(土)66.1kg
10月21日(日)66.2kg
10月22日(月)66.0kg

先々週が66kg台後半で推移していて、15日(月)になって66kg台前半に入り、先週は66kg台前半をキープした。今朝が66kgちょうど。今週中には、66kgの壁を越え、65kg台に突入したいところだ。
最近は、鏡で自分の顔を見ても、顔が贅肉も少し落ちて、顎の線が以前よりシャープになったような気がする。
4月以降の体重推移グラフ最新版は次の通りだ。再び、右下がりのトレンドになったのがうれしい。

先週は、66kg台の前半をキープする一方、理論武装の意味もかねて、昨年12月に出版された岩波新書の1冊岡田正彦著『人はなぜ太るのか』を読んだ。

サブタイトルに「肥満を科学する」とあるように、新潟大学医学部教授の著者が、「第1章 肥満の仕組み」「第2章 肥満をはかる」「第3章 肥満はなぜ健康に悪いか」「第4章健康的にやせるには」との4つのカテゴリーで、肥満やダイエットについて解説している。
書いてあることは、これまでにもどこかで見聞きした覚えのあることばかりのような気がするが、改めて理路整然と説明してもらうと「なるほど」と思うことも多い。
第3章までのところも、役立つ情報が多かったが、目下の私の関心事はやはり「第4章 健康的にやせるには」になる。著者は、ダイエットと運動の併用を勧めているが、たるんだお腹のスマートにするために簡単にできる運動として、いくつかの処方箋を示してくれているが、その中に(処方例1)としてあげられているのが、

○ウォーキング  3kmを30分出歩く週4回
○仰向けで下肢を上げる(足上げ腹筋)10~20回毎日
○腕立て伏せ 10~20回毎日

である。ウォーキングはすでにやっているので、毎晩寝る前に足上げ腹筋と腕立て伏せをそれぞれ10回ずつやることにして、先週から始めている。
意外につらいのが、腕立て伏せ。若い頃の感覚で、10回なんて平気と高をくくっていたら、5回過ぎると腕よりも背中が痛くなってくる。体をまっすぐしておくのに、結構、腹筋・背筋を使っているようだ。
著者が強調するのは、無理をしないこと、ダイエットと運動を組み合わせ、体重を落としながら、筋肉は鍛えるという感覚を持つこと。その無理のない減量のペースは、様々な調査の結果「1週間あたり0.5kgずつ」とのことである。最近の私の減量のペースとも近い。

当面、レコーディングダイエットに1日1万歩以上のウォーキング(帰宅時の約30分の日本橋-竹橋間のウォーキングを含む)と就寝前の足上げ腹筋と腕立て伏せを日課にし、1週間に0.5kg減量=1ヵ月で2kg減量を目標にし、なんとか年内には63kgを切るところまでは持って行きたいものだ。

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2007年10月21日 (日)

メンタルヘルスマネジメント検定2種の次は、認定コンプライアンス・オフィサーに挑戦

先週、メンタルヘルスマネジメント試験の2種(ラインケアコース)の試験が終わったが、なかなか主催者である大阪商工会議所から模範解答の発表がない。答え合わせをして、自分なりの区切りをつけて次を考えたいと思っていたが、まだ時間がかかりそうだ。
半期ごとに何をやったかが問われ、ボーナス査定や人事評価の基礎資料になっていく、現在の勤務先の仕組みでは、常に自分で何かを計画し、成果を出していかなければならない。

上期は、公認内部監査人(CIA)資格の取得という目玉があったのでよかったが、下期はたとえ合格したとしてもメンタルヘルス2種だけでは、自己PRの材料としては、少々迫力に欠ける。

そこで、次なるチャレンジ目標として考えたのが、「認定コンプライアンスオフィサー」資格。コンプライアンス・オフィサー認定機構が認定するものだ。同機構のホームページには、次のような挨拶文が掲載されている。

(ごあいさつ)
ここ数年、わが国を代表する大手企業等の不祥事件が頻発する中で、企業の社会的責任(CSR = Corporate Social Responsibility)や社会的責任投資ファンド(SRI= Socially Responsible Investment)への関心が一段と高まっています。
各企業においては、中長期的に企業価値の増大を促す手段として、必要最低限の法令遵守を超えた企業倫理を中核とするより高い行動規範とコンプライアンス体制の整備が求められていると考えられます。
しかしながら、実際には、従来型の「法務」と「コンプライアンス」の違いも十分に認識せずに、漠然と不祥事件・事故の防止策の検討を進めている企業も散見されるところです。
こうした状況を踏まえ、コンプライアンス機能の本質や役割を的確に理解し、企業のコンプライアンス環境の整備・確立を担う専門家の育成・認定を行い、これらプロフェッショナルを社会的に支援していくことが急務であるとの認識の下、当機構顧問に前田庸学習院大学名誉教授を迎え、各界の方々に試験委員を委嘱して「コンプライアンス・オフィサー認定制度」を創設することと致しました。
(目的)
当機構は、企業または組織に関わるコンプライアンスの知識と実践能力の獲得に意欲を持つ者を育成・支援するため、コンプライアンス・オフィサー資格の認定を行うことにより、企業倫理・法令等遵守の意識の高揚と普及を図ることを目的としています。

コンプライアンス・オフィサーとは「コンプライアンスに関する知識と実践能力を有する者」といことになろうか。試験の基準としては、「企業のコンプライアンス担当部署におけるプロフェッショナルとして相応しい見識を持ち、適切な判断・行動を行うことができる」とある。
企業やトップの不祥事の報道が、絶えることがない中、コンプライアンスという言葉の意味を単なる「法令遵守」という意味でとらえるだけなく、本質的に理解し行動に活かすことは、これからの社会人・ビジネスマンには常識として求められるようになるだろう。

試験は7月と12月の2回。次回は、2007年12月2日。試験科目は3科目で、
(1)企業経営と企業倫理
(2)コーポレート・ガバナンスと内部統制
(3)企業法務・コンプライアンスの基礎
とりあえず、先週、試験対策の通信教育を申し込み、一昨日、問題が届いた。今日、試験の申し込みも完了した。あと、6週間で、しっかり勉強しなくては。

コンプライアンス・オフィサー認定機構のホーム・ページ

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2007年10月20日 (土)

将棋A級順位戦4回戦途中経過、谷川九段まさかの4連敗

先週、目が離せなかった将棋の対局の2つめが、A級順位戦4回戦の第2局藤井猛九段対三浦弘行八段戦と第3局の谷川浩二九段対行方尚史八段戦である。

昨日書いた第20期竜王戦第1局の2日め(2007年10月17日)と重なったのが、藤井九段対三浦八段戦。、ともに群馬県出身で西村一義九段の弟子の2人。1999年度第58期順位戦でB級2組でともに9勝1敗で1位(藤井)、2位(三浦)となりB級1組に昇級、翌2000年度の第59期順位戦でも、昇級直後のB級1組でともに9勝3敗で、1位(藤井)、2位(三浦)となり、2001年度の第60期からA級に参戦。以来、今期(2007年度、第66期)までトップ10であるA級棋士のポジションを守り続けている。
今期は、藤井九段が不調で、春先から負けが込み6月~7月は連敗し、ずっと負け越しの状態が続いていた。夏場に盛り返し、この対戦の段階で勝率5割まで戻している。三浦八段は、若干勝ち越しの感じ。A級ともなれば、順位戦で戦う相手はいつも自分と同レベルかそれ以上の棋士ばかり、勝ち続けることは容易ではない。
今期のA級での成績は、三浦八段が2勝1敗、藤井九段が1勝2敗。三浦八段は勝って3勝1敗とし、名人挑戦者争いに加わりたいし、藤井九段は何とか五分の星に戻したいところ。

三浦八段が先手の対戦は、三浦八段の居飛車、藤井九段の振り飛車となった。藤井九段が、序盤に時間をかけて駒組みを進めたが、三浦八段が藤井陣に角を打ち攪乱した。藤井九段が攻めて、角2枚と飛車を次々と切り、三浦玉を守る金銀をはがしたものの、攻めが続かず、三浦八段の反撃のカウンターパンチのあえなく投了した。
三浦八段は、3勝1敗として、名人挑戦への足がかりを築き、1勝3敗となった藤井九段は、降級争いを心配しなければならない星勘定となった。

翌日(2007年10月18日)は、谷川九段のホームグランドである大阪に、行方八段が遠征しての一戦。両者はここまで、ともに3連敗。A級昇級1期目の行方八段にとっては、A級の厚い壁にはね返された3戦というところだが、同じくA級1期目の木村一基八段が4連勝と明暗がハッキリ分かれており、行方八段としても早く白星がほしいところ。一方の、谷川九段はタイトル獲得27期、第17世名人の資格も有する強豪。しかし、30代半ばの羽生世代が台頭する中、一時代を築いた谷川九段も、昨年(2006年)の第64期名人戦で森内名人に挑戦して以降、タイトル戦にも登場しておらず、気になるところ。1982年の第41期順位戦でA級に参戦して以降、25年間A級棋士(うち名人5期)の地位を守ってきた。過去の20年のA級順位戦で、出だしの2連敗したことがなく、今期2連敗しただけで話題だったが、さらに3戦めも敗れて不名誉な記録をさらに更新することとなった。過去は谷川九段の7勝1敗と分のいい行方八段を相手に、初白星をあげておきたいところだろう。

対局は、行方八段の先手。前日三浦ー藤井戦と思い出すような、先手行方八段の居飛車に、後手谷川九段の振り飛車という展開になった。最初、谷川九段から仕掛けたが、戦場が行方玉から遠いせいもあり、致命傷を与えるには至らない。
隙をみて反撃に出た行方八段は、2筋に歩を打ち、相次いで2枚の「と金」を作った。一兵卒の「歩」が相手陣に入って「金」と成る「と金」の威力は大きく、実力が均衡するプロの将棋で、他で多少の戦力のアンバランスがあったにせよ、「と金」を2枚も作られ、さらにその「と金」2枚に我が物顔で、動き回られては、谷川九段にとっても厳しかったということだろう。谷川陣から見た左翼と中央部で2枚の「と金」がにらみを効かせる中、行方八段が打ち込んだ飛車に、谷川玉は徐々に9筋まで追い詰められ、さらに玉頭からも攻められ、98手めで谷川九段の投了となった。

これで、行方八段は初白星を上げ1勝3敗。谷川九段は、まさかの4連敗となった。
しかし、行方八段は、A級棋士10人中、幕尻のポジションであり、5勝をあげて勝ち越さない限り、安心して残留と言い切れない。今期は、星が偏っているので、あるいは他の棋士の成績次第では、4勝5敗でも残留の可能性もあると思われるが、それでも残り5戦を3勝2敗とするのも決して楽ではないだろう。
一方、谷川九段は、A級棋士10人中2位のポジションにいるため、相星の降級争いとなった場合は有利になる。しかし、現時点で、10人中単独最下位である事実が変わるわけではなく、残留のためには最低でもあと3つ、できれば4つ勝っておきたいところ。

A級棋士10人中6人までが、4戦を終えた時点での、成績は、以下の通りだ。
(1)木村一基八段⑨ 4勝0敗
(2)郷田真隆九段① 3勝0敗
(3)丸山忠久九段⑤ 3勝1敗
(4)三浦弘行八段⑧ 3勝1敗
(5)羽生善治二冠③ 2勝1敗
(6)久保利明八段⑦ 1勝2敗
(7)藤井 猛九段⑥ 1勝3敗
(8)行方尚史八段⑩ 1勝3敗
(9)佐藤康光二冠④ 0勝3敗
(10)谷川浩二九段② 0勝4敗

A級順位戦4回戦の残る2局、郷田九段対久保八段戦、羽生二冠対佐藤二冠戦は、来週10月26日(金)にB級1組の7回戦と併せて実施される。

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2007年10月19日 (金)

将棋の第20期竜王戦第1局は、渡辺明竜王が勝利

今週は、目が離せない将棋の対局が続いた。

まず、10月16日(火)・17日(水)に、第20期竜王戦7番勝負が開幕した。現在、竜王位3連覇の将棋界の若きホープ渡辺明竜王に佐藤康光二冠(棋聖・棋王)が挑む。昨年(2006年)と同じ顔合わせ。昨年の第19期竜王戦7番勝負では、佐藤棋聖が出だし2連勝したものの、その後渡辺竜王が逆襲で3連勝。第6局は佐藤棋聖がしのいだが、第7局は渡辺竜王が勝ち、防衛に成功した。
さらに、この2人は今年(2007年)の6月~7月に行われた棋聖戦5番勝負でも対戦しており、この時は、佐藤二冠が3勝1敗で、渡辺竜王の挑戦を退けた。
今年度は、両者とも順位戦では、渡辺竜王がB級1組で1勝5敗、佐藤二冠が0勝3敗と不調で、年度の通算成績でも通算で7割近い勝率を誇る渡辺竜王が5割6分台、佐藤二冠に至っては4割8分台と5割を切っている。その中で、竜王戦の挑戦者となった佐藤二冠にとっては、羽生善治三冠が、先日、深浦康市八段に王位のタイトルを奪われ、羽生二冠となったことこともあり、今回、竜王のタイトルを奪って、佐藤三冠と呼ばれたいところである。
渡辺竜王にとしても、この7番勝負で態勢を立て直し、竜王位防衛、その勢いで順位戦B級1組での残留にも目処をつけたいところだろう。

将棋の戦いの方は、振り駒の結果、佐藤二冠の先手。双方が矢倉囲いという囲いに組み、じっくりと戦うタイトル戦らしい重厚な駒組みになった。渡辺竜王が攻めねらいの駒として9桂馬を打った瞬間に、佐藤二冠から開戦し、渡辺玉の上空を飛車が飛び回る場面があったが、うまく渡辺竜王に守られ、敵陣突破を果たせなかった。
その後、攻守が入れ替わり、渡辺竜王が反撃。渡辺陣の8筋の飛車が佐藤玉を見据える中、桂馬や角、銀を動員し、佐藤玉の正面の玉頭突破をねらう。次々と繰り出される渡辺竜王の攻め手についに、佐藤陣は崩れ、最後は角と金に挟撃され114手で渡辺竜王が初戦をものにした。渡辺竜王は不利といわれる後手番で勝利し、幸先よいスタートとなった。

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2007年10月18日 (木)

クレジットカードでのPASMO定期券の継続購入と最近の電子マネー業界

品切れになる前のオートチャージPASOMOを手に入れ、通勤定期券の機能を付加してから半年、来週には定期券の期限が到来する。前回は、期限当日の4月23日ぎりぎりで、磁気カード定期券からオートチャージPASMOに切り替えた。その日のブログを見ると、風邪気味で体調不良と書いている。半年たって、また季節の変わり目に風邪を引いている自分が滑稽だ。

私が利用している東京メトロでは、主要な駅に自動券売機と並んで継続定期券発売機がある。クレジットカードでも、定期券が継続購入できるということ。ただし、オートチャージのために加入した東京メトロの「To Me Card」しか使えない。

まず、今使っているオートチャージPASMO定期券を継続定期発売機に入れる。自分の名前、現在利用中の通勤経路などが画面に示される。現状と変更なしで継続のとの指定をすると、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の選択肢が示されるので、6ヵ月を選択。料金が示されるので、「ToMe Card」で決済を選択し、クレジットカードも販売機に入れる。クレジットカードの暗証番号を聞かるので入力すると、しばらく待たされて確認終了。最後に領収書の有無を問われるので、発行を指定し、入力は完了。
最初にクレジットカードが出てきて、次に新たな期限が印字されたPASMO定期券、合わせて磁気カードの領収書も出てきた。その間、3分ぐらいだろうか。継続購入でも、いちいち申込書を書き売場に並び、愛想のいい人ばかりとも限らない係の人に手渡して待つことを思えばずいぶん簡単だ。

今年(2007年3月)PASMOの新規参入があって以降、小銭代わりの電子マネー市場はにわかに活気づいている。コンビニ最大手セブンイレブンがnanacoを発行し、流通大手のイオングループはWAONの発行を開始した。しかし、何よりもありがたいのは、市場参入者が増えたこともあって、電子マネーを利用できる店が増えたことだ。私は、現在、電子マネーではPASOMOとEdyを使っているが、コンビニではファミリーマートでPASOMOとEdyとも使えるようになったほか、喫茶店などで使える店も増えてきた。また、ジュースやお茶の自動販売機でも新しいものには、PASOMOが使えるものが出てきた。
やはり、今年が電子マネー普及への転機の1年ということになりそうである。

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2007年10月17日 (水)

上橋奈穂子著『虚空の旅人』軽装版を読み終わる

一昨日、たまたま寄ったある書店で、何気なく児童書のコーナーをのぞいて見ると、上橋菜穂子さんの守り人・旅人シリーズの第4作にあたる『虚空の旅人』の軽装版が書棚に並んでいた。まだ、軽装版が出るのは先だろうと思っていたので、すぐ手に取り購入。奥書を見ると、2007年9月初版第1刷と書かれている。
私が減量に一生懸命になっている間に発行されていた。

これまでの『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』では、女用心棒のバルサが主人公だったが、本編『虚空の旅人』では、第1作『精霊の守り人』でバルサに命を助けられ、後に新ヨゴ皇国の皇太子となった少年チャグムが主人公である。バルサが主人公として活躍するメインストリーである『守り人』シリーズの外伝として書かれたものである。

本作では、新ヨゴ国の南に位置し南の海に突き出す半島にある隣国サンガル王国の新王即位の儀式に新ヨゴ皇国を代表して、皇太子チャグムが送られる。お供は、チャグムの学問の師でもある若き星読博士のシュガと数名の衛士だけだ。

新王即位のおめでたい儀式を控え、サンガル王国に属するカルシュ島では、「ナユーグル・ライタの目」という異界からの使いが現れる。

一方、サンガル王国から海を隔ててさらに南方にあるタルシュ帝国では、ある計画がめぐらされていた。

さまざまな人の運命が、クライマックスに向けて凝縮していく様を、描きだす筆者の筆はこれまで通り健在である。メインストリーの主人公であるバルサはチャグムの思い出の中でしか登場しない。代わりに、バルサの弟子ともいえるチャグムが、時には心優しい少年として、時には皇太子として国を代表して外交上の交渉を行ったりと活躍する。
バルサの登場するメインストーリーと切り離して、この作品だけを、一人の少年皇太子の冒険物語として読んでも十分楽しめる作品である。

守り人・旅人シリーズ全10冊を、2か月に1冊のペースで軽装版化してくれるのであれば、次は11月。第5作『神の守り人 来訪編』も早く読みたいものである。

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2007年10月16日 (火)

朝の冷え込みに背広を替える

ここ数日、朝晩の冷え込みが厳しくなった気がするが、今朝は新聞を取りに外に出た時、自分の体調がいま一つのせいもあってか、特に寒さが身にしみる気がした。
昨日までは、夏物の薄手の背広で頑張っていたが、さすがに今日は、少し生地が厚い春秋物の背広に替えて出勤した。特に、暑苦しいと感じることもなかったので、このままの気候が続くなら、もう背広も着替える時期だろう。
しばらく、気温の推移も見ていなかったので、気象庁のホームページで確かめてみると、この2日ほど最低気温が下がっており、今日(2007年10月16日)は23時現在のデータで、さらに最高気温、最低気温とも下がっている。



もう、晩秋への入口かも知れない。今週末には、衣料ダンスの中身も、夏物から冬物に衣替えしないといけない。

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2007年10月15日 (月)

岡田式レコーディングダイエットの成果(2007年10月第2週)と減量の実感

先週まで、毎週土曜日に1週間の減量の結果推移を書いていたのをうっかりしていたので、まとめて今日書いておくことにする。
10月の第2週は、電車を乗り過ごすような飲み会があったこともあり、その翌日はいっぺんに1kg体重が増え、それを元のペースに戻すのに2日ほどロスしてしまった。10月7日(日)以降、今日までの体重と体脂肪率の推移は、次の通り。

10月7日(日)66.6kg(20.1%)
10月8日(月)66.8kg(19.3%)
10月9日(火)66.5kg(20.4%)
10月10日(水)66.6kg(20.4%)
10月11日(木)67.6kg(20.0%)
10月12日(金)66.8kg(19.1%)
10月13日(土)66.8kg(19.2%)
10月14日(日)66.6kg(20.4%)
10月15日(月)66.3kg(20.7%)

10月11日はタイプミスではない。この日は、前日の暴飲暴食がたたり、本当に1kg増えてしまった。営々と減量してきた成果が、たった1日の不摂生で無駄になってしまう。しかし、過去の経験から言えば、暴飲暴食の翌日、従来通りの減量を意識した生活をすれば、増え過ぎたかなりの部分は、減らすことができる。しかし、暴飲暴食も2日、3日と続くと実際に脂肪として体にたまってしまう。
今回は、そうやって意識していたこともあって、翌日には1kg増えたうちの0.8kgは減らすことができて、すぐ66kg台に戻すことができた。まずは、ほっと一息である。
昨日、メンタルヘルス検定の終了後、水道橋から飯田橋、神楽坂を経由して高田馬場まで歩いたこともあってか、今朝は66kg台前半に突入した。しばらく、66kg台後半で足踏みし踊り場状態になっていたので、これをきっかけに65kg台に向けて、また右下がりにグラフになるように努力したい。



今年の4月以降、減量を意識し始めて以降の体重のピークは71kg台半ば。そこから考えれば、かれこれ5kg減量したことになる。数字やグラフで見ると、感慨をこめて「そうか、ここまでよくやった」というだけなのだが、5kgという数字の意味を考えてみた。
なんとか5kgという数字を見える形でイメージできないかと考えていたら、スーパーの食品売り場で格好のものを見つけた。
5kgのお米の袋である。よく、車でスーパーにまとめ買いに行ったとき、お米の袋を車まで運ぶのは、私の仕事だ。5kgの米は、決して軽くはない。今と比べて、半年ほど前に減量を決意した頃は、あの5kgの重さに匹敵する肉と脂肪が体にまとわりついていたことになる。二度とあんな重たいもの身につけたいとは思わない。目に見える形で、これまでの減量の成果をとらえることは、減量の励みにもなるし、効果的かもしれない。

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2007年10月14日 (日)

第3回メンタルヘルスマネジメント検定試験の2種(ラインケアコース)を受験した

今日(2007年10月14日)は、昨日も書いたように第3回のメンタルヘルスマネジメント検定試験。昨年の10月から大阪商工会議所の主催で新しく始まった検定で、1種(マスターコース)、2種(ラインケアコース)、3種(