クレジットカードでのPASMO定期券の継続購入と最近の電子マネー業界
品切れになる前のオートチャージPASOMOを手に入れ、通勤定期券の機能を付加してから半年、来週には定期券の期限が到来する。前回は、期限当日の4月23日ぎりぎりで、磁気カード定期券からオートチャージPASMOに切り替えた。その日のブログを見ると、風邪気味で体調不良と書いている。半年たって、また季節の変わり目に風邪を引いている自分が滑稽だ。
私が利用している東京メトロでは、主要な駅に自動券売機と並んで継続定期券発売機がある。クレジットカードでも、定期券が継続購入できるということ。ただし、オートチャージのために加入した東京メトロの「To Me Card」しか使えない。
まず、今使っているオートチャージPASMO定期券を継続定期発売機に入れる。自分の名前、現在利用中の通勤経路などが画面に示される。現状と変更なしで継続のとの指定をすると、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の選択肢が示されるので、6ヵ月を選択。料金が示されるので、「ToMe Card」で決済を選択し、クレジットカードも販売機に入れる。クレジットカードの暗証番号を聞かるので入力すると、しばらく待たされて確認終了。最後に領収書の有無を問われるので、発行を指定し、入力は完了。
最初にクレジットカードが出てきて、次に新たな期限が印字されたPASMO定期券、合わせて磁気カードの領収書も出てきた。その間、3分ぐらいだろうか。継続購入でも、いちいち申込書を書き売場に並び、愛想のいい人ばかりとも限らない係の人に手渡して待つことを思えばずいぶん簡単だ。
今年(2007年3月)PASMOの新規参入があって以降、小銭代わりの電子マネー市場はにわかに活気づいている。コンビニ最大手セブンイレブンがnanacoを発行し、流通大手のイオングループはWAONの発行を開始した。しかし、何よりもありがたいのは、市場参入者が増えたこともあって、電子マネーを利用できる店が増えたことだ。私は、現在、電子マネーではPASOMOとEdyを使っているが、コンビニではファミリーマートでPASOMOとEdyとも使えるようになったほか、喫茶店などで使える店も増えてきた。また、ジュースやお茶の自動販売機でも新しいものには、PASOMOが使えるものが出てきた。
やはり、今年が電子マネー普及への転機の1年ということになりそうである。
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