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2007年11月 4日 (日)

目指せ北京五輪、2007年バレーボールワールドカップでの全日本女子の活躍に期待

一昨日(2007年11月2日)から女子バレーの2007年ワールドカップが東京で始まった。

バレーボールのワールドカップは、毎回、オリンピックの前年に開催され上位3チームがオリンピックへの出場権を獲得する。1977年以降、日本で開催されており、日本チームは開催国として、常に予選なしで参加できるようである。

すでに一つの「メディア・イベント」化しており、TV中継はフジテレビが独占し、フジテレビが局をあげて、盛り上げようとしているのはよくわかる。

かつて日本のお家芸と言われ、オリンピックでメダルの常連だった男女の全日本のバレーボールチームも、男子はいまや見る影もなく、オリンピックは1996年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネと3大会連続して大会出場を逃しており、1972年のミュンヘン大会での松平ジャパンの金メダルに歓喜した世代としは寂しい限りだ。いまだに男子の全日本メンバーが誰なのか、名前もわからない。

一方、女子も2000年のシドニー五輪では世界最終予選で敗れ、出場を逃した。その頃の、犯人捜しは厳しかったようで、監督・選手とも相当辛い思いをしたようだ。しかし、当時、全くバレーに関心がなかった私は、当時の記憶の中にバレーのことはまったくない。女子バレーがどん底になった世界予選敗退も後になって知った話である。

しかし、3大会連続でオリンピックから遠ざかる男子と違い、元新日鐵のセッターを務めた柳本晶一氏を監督に迎えた女子チームは、2004年5月の世界最終予選でアテネ五輪の出場権を獲得。復活を遂げた。

その新生柳本ジャパンが、女子バレー復活を世間に印象づけたのが、前回の2003年ワールドカップである。11チームの総当たりリーグ戦で7勝4敗で5位。ベテランの吉原知子キャプテン、セッター竹下佳恵を軸に、栗原恵、大山加奈という若きヒロインを加えた個性豊かなチームは、ミュンヘンで金メダルをとった松平ジャパンを思わせるドラマがあった。
私は、このワールドカップはみていなかったのだが、その後の世界最終予選での柳本ジャパンの活躍を見て、すっかりファンになり『甦る全日本女子バレー』(吉井妙子著、日本経済新聞社)などを読んだ。

しかし、メダルも期待されたアテネ五輪では、日本チームらしからぬ試合内容ばかりで5位に終わり、ファンとしてはフラストレーションが残ったのも事実。その頃書かれた『100パーセントの闘争心』(吉井妙子著、文藝春秋)や最近出ている『Number PLUS』の「全日本女子バレー完全読本」での選手のインタビューなどを読むと、アテネ五輪時の柳本ジャパンは、オリンピック出場という最大の目標をクリアしたことである種の達成感を感じ、オリンピック本番までモチベーションを維持できなかったようであり、やはりオリンピックの大舞台で「浮き足」だってしまっていたようだ。

100パーセントの闘争心 全日本女子バレーの栄光、挫折、そして再生

今回の2007年ワールカップに臨む第2期柳本ジャパンには、アテネの経験者も多く残っているし、4年前のアテネ代表の選に漏れたものの捲土重来、復活を遂げた選手もいる。
その意味では、この第2期柳本ジャパンこそ、アテネの経験を生かして、来年の北京五輪でメダルが狙えるチームではないだろうか。

今回の2007年ワールドカップも開催国日本と、世界各地域の予選を勝ち抜いた11チームでオリンピック出場権を争う。総当たりリーグ戦11試合、日本は出だし2連勝。
昨日の宿敵韓国戦も、エースの栗原選手、成長著しい荒木選手という2人のアタッカーの鋭いスパイクと縦横無尽にコートを動き回り要所要所でポイントを決めたセンター杉山選手の活躍で、3ー1で勝利した。
素人目には、レシーブが非常に安定していて、相手サーブを受けて、セッターにきちんと返る率は非常に高く、ミスの少ないチームに見える。どんな相手に対しても、韓国戦のようなプレーができれば、今大会でのオリンピック出場権獲得も可能だろう。

今日の第3戦は、強豪セルビア戦。なんとか食い下がり、勝利をものにしてほしいものである。

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