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2007年11月30日 (金)

第66期将棋順位戦B級1組9回戦は、鈴木大介八段が7勝1敗でトップを守りA級復帰に一歩前進、2敗で深浦康市王位が追う

将棋の第66期順位戦のB級1組は、来期のA級棋士の2つを目指す争いが中盤から終盤戦に差しかかってきた。今日(2007年11月30日)は、竜王戦7番勝負との関係で、別日程となった畠山鎮七段×渡辺明竜王の対戦を除く5局が一斉に行われた。

今日の対局の前の時点での、A級に昇級する上位2席の争いは、ほぼ次の4人に絞られている。
1位:鈴木大介八段 6勝1敗
2位:高橋道雄九段 6勝2敗
3位:深浦康市王位 5勝2敗
4位:畠山 鎮七段 5勝2敗

4位の畠山七段は渡辺竜王(2勝5敗)と来週12月5日に対戦の予定なので、今日の時点では勝敗の変化はない。

鈴木八段は北浜健介七段(4勝3敗)と対戦し勝ち、7勝1敗と1敗を守り、トップを守った。
高橋道雄九段は、井上慶太八段(4勝4敗)と戦い、敗れて6勝3敗と一歩後退。
深浦王位は中川大輔七段(2勝5敗)を破り、6勝2敗と2番手に浮上した。
その結果、今日を終えての順位は

1位:鈴木大介八段 7勝1敗
2位:深浦康市王位 6勝2敗
3位:高橋道雄九段 6勝3敗
4位:畠山 鎮七段 5勝2敗

上位の2人は元A級棋士であり、実績は十分。今期のB級1組での順位が鈴木八段が4位、深浦王位が1位と上位にいるため、このまま大きく崩れなければ、A級復帰の可能性が高いのではないだろうか。
次回9回戦で、鈴木八段×高橋九段戦が組まれており、鈴木八段にとっては、自分より順位が一つ上で、昇級を争う高橋九段に土をつければ、ぐっとA級の座を引き寄せることになる。

降級の椅子2つについては、2勝2名、3勝4名の6名は誰にも可能性がある。お互いの対戦も、まだ多く残っているので、残り4戦(ないし5戦)で、自分が勝ち続けることでしか安心できない。
 

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