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2007年11月11日 (日)

将棋順位戦B級1組8回戦は、1敗者4名のうち3名が敗れ、勝った鈴木大介八段が再びトップに

郷田真隆九段が朝日杯将棋オープンで2連勝した一昨日(2007年11月9日)、対局場だった東京の将棋会館では順位戦のA級5回戦第2局の佐藤康光二冠(棋聖・棋王)対藤井猛九段の一戦とB級1組8回戦が行われていた。

谷川浩司九段と並び4戦全敗の佐藤康光二冠と1勝3敗の藤井猛九段の戦いは、お互いA級からの降級者2人に入らないためにも、負けられない1戦だったが、結果は現在第20期竜王戦7番勝負で、渡辺明竜王とタイトル戦を戦っている佐藤康光二冠が藤井九段の攻めにいいところなく敗れ5連敗と更に黒星を重ね、現時点での単独最下位となった。藤井九段は2勝めとなり、残留候補グループから頭ひとつ抜け出した。
5連敗とはいえ佐藤二冠の実績・実力からいけば、残る4戦を4連勝してA級残留ということも十分考えられるが、さすがに本人も落ち着かないことだろう。

来期のA級棋士の椅子2つを争うB級1組8回戦は、今回抜け番の渡辺明竜王を除く、12人による6局が東京と大阪で一斉に行われた。注目は、ここまで1敗で来ている4人、まだ抜け番の回ってこない高橋道雄九段が6勝1敗、深浦康市王位、鈴木大介八段、畠山鎮七段の3人が5勝1敗で追いかけている。
このうち、8回戦では鈴木八段と畠山七段が激突、高橋九段は阿部隆八段(2勝4敗)、深浦王位は兄弟子で最近復調の兆しの見える森下卓九段(3勝4敗)との対戦だった。
鈴木×畠山戦は、先手の畠山七段から端攻めから鈴木陣を崩したり、途中鈴木陣営の飛車を取りかなりの駒得になったが、攻めのスピードに勝る鈴木八段が守りの畠山玉を左右と下から攻め上げて、畠山七段の投了となった。鈴木八段は6勝1敗と1敗を守り、畠山七段は5勝2敗で一歩後退。
高橋×阿部戦は、お互いに守りを固めないうちに攻め合いとなったが、高橋玉のをも守っていた金銀を手順の中でうまくはがした阿部八段が勝利した。高橋九段も2敗め(6勝2敗)となり一歩後退。

最後に残った1敗は深浦王位。対戦相手の兄弟子森下九段は一昨年・昨年と将棋連盟の理事を務め、名人戦の移管騒動、女子プロ独立問題等の対応に追われた。前々期は最昇級したA級を1期で陥落、さらに前期のB級1組でも2戦を残して3勝7敗とあわや2期連続降級かというピンチだったが、12回戦で同じ3勝で降級を争っていた野月七段に勝ち、なんとか残留を決めた。今期も7月までは、黒星先行だったが、トップ棋士で争う日本シリーズで木村八段、渡辺竜王、佐藤二冠と実力者を破って決勝に進出、来週の日曜日(2007年11月18日)に森内俊之名人と決勝で戦う。出だし3連敗していた順位戦もその後3連勝。7回戦は渡辺竜王に敗れたが、一時の不調からは立ち直った感じがする。
将棋の勝負の方は、後手の深浦王位が攻めたが、森下玉を詰めるには至らず、最後には森下玉を攻めるため森下陣に攻め入った「馬」と自玉とを十字ににらむ王手馬取りの飛車を打たれ、深浦王位の投了となった。

8回戦が終わってのB級1組の上位の成績は次の通り。

(1)鈴木大介八段(順位4) 6勝1敗
(2)高橋道雄九段(順位3) 6勝2敗
(3)深浦康市王位(順位1) 5勝2敗
(4)畠山 鎮七段(順位7) 5勝2敗
(5)北浜健介七段(順位9) 4勝3敗

1敗者4人のうち3人までもが2敗となったことで、可能生が多少なりとも見えてきたのが、4勝3敗の北浜七段。5人のうちで、もっともB級1組内の順位が低いので、不利なことに代わりはないが、今後、鈴木八段(次回)、畠山七段、高橋九段との直接対決を残しており、残り全勝して9勝3敗となれば、上位の成績次第ではまだ昇級の可能性は残っているだろう。
さて、来期のA級棋士の切符を手にするのは誰か、おもしろくなってきた。

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