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2007年11月 2日 (金)

胃のバリウム・レントゲン検査での技士の貴重なアドバイス

今日の午前中は、職場の健康診断で年1回の胃のレントゲン検査を受けた。以前は、他の健康診断と同時に行われていたが、最近は胃の検査だけは、会社の診療所以外にも、外部の契約医療機関がいくつかあり、自分で選んで予約をして行くシステムに変わった。
確かに、このために各会社が専門の技士を雇うより、外部の委託した方が効率的だろう。

私は、20代で十二指腸潰瘍を患ったせいで、健康な人なら40代以降になって受けているこの胃のレントゲン検査を毎年受けてきた。
あのどろどろとした白いバリウム液を飲むのが好きなあ人はいないとは思うが、私はそれ以上に、胃を膨らませるために発泡剤を飲み、出そうになる「ゲップ」を我慢するのが苦痛であり、苦手だった。

どうせ嫌なことを受けなければならないのだから、せめて施設がきれいで、なるべくサービスのよいところで受けたいもの。今日は、職場の同僚が「サービスがよかった」と好印象を語っていた飯田橋の契約先に行った。

私のレントゲン撮影の担当技士は若い男性だった。さわやかな好青年で、確かに同僚の評価は正しかったと思う。撮影開始前に、どこでもお決まりのバリウムと発泡剤の説明が始まる。

私は「この発泡剤が苦手なんですよね」と呟いた。青年技士は、「バリウムが苦手な人と発泡剤が苦手な人に分かれるんです」と言う。私は、(バリウムも決して得意ではないのだが…)と思っていると、彼は続けて「もし、ゲップが出そうになったら、唾を飲み込んで下さい。それで、だいたい収まります。」

この青年技士のアドバイスは実に的確で、30分ほどの撮影中、「ゲップ」が出てしまうことはなかった。

これまで、いろいろなところで、バリウムと発泡剤を飲んで検査を受けてきたが、いつも無愛想な技士か、事務的・機械的にこなすだけの技士ばかり。「ゲップ」でも出そうものなら、口にこそ出さないものの嫌な顔をされることが多かった。そのような経験も、検査を受けることがおっくうになる理由の一つだったように思う。

確かに、これまで出そうになる「ゲップ」を抑える方法などこちらから尋ねたことはなかったが、私のちょっとした一言から、私の気分と必要とする情報を察知して、アドバイスをくれた今日の青年技士は素晴らしい。これぞ、プロであろう。来年からは、浮気はせずに、飯田橋で撮影を受けようと思う。

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