将棋の第20期竜王戦は4勝2敗で渡辺明竜王がタイトル防衛、竜王戦史上初の4連覇達成
渡辺明竜王の3勝2敗で迎えた将棋の第20期竜王戦7番勝負第6局は、2007年12月12日・13日の2日間に静岡県の伊豆市で実施された。結果は渡辺竜王が挑戦者の佐藤康光二冠(棋聖・棋王)を破り、4勝2敗でタイトルを防衛、20年の竜王戦の歴史の中で、初の4連覇を達成した。
第6局は、挑戦者の佐藤二冠が定跡にはないような形で玉を囲い、飛車・角の大駒も捌いて、途中有利と言われる局面もあったようだが、最後は渡辺竜王の反撃に屈した。
佐藤二冠の竜王挑戦は2年連続だったが、今期もタイトル奪取はならなかった。
竜王戦は、現在、将棋界の最上位のタイトルと位置づけられている。「永世竜王位」の資格は「連続5期または通算7期」となっており、来期、渡辺竜王は永世竜王位を賭けて防衛戦に臨むことになる。過去の竜王位経験者では、羽生善治二冠(王座・王将)が、通算6期でもっとも多い。来期、羽生二冠が挑戦者として登場しどちらが勝っても、連続5期(渡辺竜王)か通算7期(羽生二冠)で永世竜王が誕生するという対戦になれば、観戦する側もいっそう興味をひかれることになるのだが、どうなるだろうか。
また、今期、順位戦では今ひとつ調子に乗れていない渡辺竜王(B級1組、3勝5敗)と挑戦者の佐藤二冠(A級、0勝5敗)の順位戦での戦いに、今回の竜王戦での結果がどう影響するかも、関心事のひとつである。
| 固定リンク | 0
「将棋」カテゴリの記事
- 第65期王将戦七番勝負第1局、郷田真隆王将が最強の挑戦者羽生善治名人に完勝(2016.01.11)
- 第64期王将戦就位式、祝・郷田真隆王将!(2015.05.19)
- 郷田真隆九段、44歳で5回目のタイトル王将を獲得(2015.03.29)
- 郷田真隆九段、2つの三度目の正直で王将挑戦へ(2014.12.26)
- 第27期竜王戦、郷田真隆九段、今年もランキング戦1組4位で決勝トーナメント進出(2014.05.31)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント
トラックバック、ありがとうございます。
竜王戦は、すごい将棋でした。
佐藤勝ちと思って家に帰ったら、
渡辺勝ちと知ってとても驚きました。
投稿: ちゅう太 | 2007年12月14日 (金) 20時33分
ちゅう太様、コメントありがとうございます。
まさか、ご本人からコメントがいただけるとは思っていませんでした。恐縮です。
将棋を観るのは大好きな将棋ファンです。これからも、たまにトラックバックさせていただくかもしれませんがよろしくお願いします。
投稿: 拓庵 | 2007年12月15日 (土) 01時00分