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2007年12月28日 (金)

将棋第66期A級順位戦6回戦最終局、谷川浩司九段対佐藤康光二冠戦は谷川九段が制し、A級残留に大きく前進

昨日(2007年12月27日)の第66期A級順位戦6回戦最終局、残留を賭けた名人経験者対決となった、谷川浩司九段(1勝4敗)対佐藤康光二冠(0勝5敗)の対決は、序盤から激しく駒がぶつかり合う展開となった。お互い攻め合い相手玉を脅かしたが、終盤、持ち時間を1時間ほど残す谷川九段に対し、佐藤二冠はほとんど時間がなくなった。最終的には、佐藤二冠の攻めが一歩及ばず、谷川九段がA級残留に向けた貴重な2勝目をあげ、佐藤二冠は6戦全敗でA級棋士10人の最下位のままである。

6回戦までの成績と7回戦以降の対戦相手は以下の通り。

順位 棋士名 7回戦 8回戦 9回戦
1 郷田真隆九段 5 1 三浦 丸山 行方
3 羽生善治二冠 5 1 丸山 木村 谷川
8 三浦弘行八段 5 1 郷田 谷川 久保
9 木村一基八段 5 1 久保 羽生 佐藤
5 丸山忠久九段 4 2 羽生 郷田 藤井
2 谷川浩司九段 2 4 藤井 三浦 羽生
6 藤井猛九段 2 4 谷川 行方 丸山
7 久保利明八段 1 5 木村 佐藤 三浦
10 行方尚史八段 1 5 佐藤 藤井 郷田
4 佐藤康光二冠 0 6 行方 久保 木村

これまでも何回か書いてきたが、上位5名と下位5名にくっきりと分かれる。
すでに5勝あげて勝ち越しが確定した上位4名に加え、4勝の丸山九段も佐藤二冠が残り全勝でも3勝止まりであること、自分より順位が下位の久保八段、行方八段がやはり残り全勝しても4勝止まりであり、成績が同じ場合、順位の下から陥落することから、残留が確定している。

下位5名で、2つの降級枠を押しつけあうことになるが、昨日勝ったことで、谷川九段が残留に一歩近づいた。丸山九段より今期の順位が上位なので、あと2つ勝って4勝なら文句なし。とりあえず、次の藤井九段戦の勝って3勝とすれば、今後全勝しても3勝止まりの佐藤二冠は順位の関係で上回ることができるし、8回戦の藤井×行方戦でどちらかが負けるため、自分より下位で3勝止まりの棋士が2人は確実にいることになる。谷川九段にとって、次回の藤井九段戦は大きな一番になる。

名人挑戦権争いは、まず来年(2008年1月7日)に、1敗同士の郷田九段×三浦八段戦。郷田ファンとしては、この新年最初のA級順位戦を制して、2年連続挑戦を一気にたぐり寄せてほしいものである。

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» 【将棋】第66期A級順位戦・展開予想 [TOEIC990点を目指す。]
JUGEMテーマ:学問・学校 将棋世界2008年2月号に「第66期A級順位戦予想クイズ」がある。 毎年恒例のコーナーであるが、きょうは私なりの予想を公開したい。 あくまでも、私は一般の将棋ファンであり、アマチュアであり、プロではない。 将棋が好きなだけで、別に強くもないし、アマチュアでも下のレベルである。 まず、現時点での成績は下記のとおりである。 5勝1敗 郷田真隆九段 羽生善治二冠 三浦弘行八段 木村一基八段 4勝2敗 丸山忠久九段 2勝4敗 谷川... [続きを読む]

受信: 2008年1月 1日 (火) 22時43分

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