第7回コンプライアンス・オフィサー認定試験を受験した
今日(2007年12月2日)は、以前から申し込んでいたコンプライアンス・オフィサーの認定試験。
東京会場は渋谷駅から歩いて10分ほどの国学院大学のキャンパス。小高い丘の上にあり、近くには、氷川神社などもあり、緑も多く、都心の大学のキャンパスとは思えない恵まれた環境だ。
試験は3科目で各科目1時間30分。3科目合計すると4時間半の長丁場だ。試験の時間割は次の通り。
(1)「企業経営と企業倫理」 (10時-11時30分)
(2)「コーポレート・ガバナンスと内部統制」(12時30分-14時)
(3)「企業法務・コンプライアンスの基礎」(14時30分-16時)
試験問題は、30問の4択マークシートと記述式として穴埋め問題と、3問の短い論述問題。それぞれの配点がどのような構成になるのかよくわからないが、合格ラインは正答率70%が目安と受験要項には書かれている。
受験してみた感じは(1)(2)は、現在やっている仕事の内容とも関係が深く、これまで受験した内部監査の資格試験で範囲になった部分と重なるところも多く、あまり悩むようなところはなかった。多分、大丈夫なのではないかと思う。
問題は3科目の「企業法務・コンプライアンスの基礎」。ここでは、法律学の基礎が問われる。経済学部卒業の私は、もともと法律にはさしたる興味もなかったことから、大学時代も法律関係の講義は必要最小限しか取っておらず、おそらく法学部で学んだ人なら常識でるような法律の基本用語や基礎概念も、よくわかっていない。
ということで、「企業法務・コンプライアンスの基礎」は、自分がもっとも弱かった分野ということになる。受験準備用のテキストや通信添削では、そのあたりの基本用語や基礎概念が要領よくまとめられていて、大変参考になったが、まだまだ勉強不足は否めない。
最近仕事が忙しかったこともあって、結局、2回分の通信添削課題を提出しただけで試験に臨むことになった。
それでも、4択マークシートは7割は取れているのではないかと思うが、問題は論述の3題。どれも、終わったあとでテキストを見返してみると、どれもポイントを大きくはずしてはいないが、言葉足らずのところ、専門用語を使いこなせていない、書かなくてもよいことを書いたなどがあり、どれだけ部分点がもらえるかである。
自分の受験後の印象としては、出来の良さ順番は
(1)>(2)>>>(3)
という感じだ。(3)は合格できたたとしても、ぎりぎりの線だろう。
合格発表は12月25日(火)。コンプライアンス・オフィサー認定機構のホームページに、科目ごとに合格者の受験番号が発表されるようだ。
科目合格制になっており、合格した科目は2年間有効なので、今回もし駄目なら、次も頑張るつもりだ。
毎度のことながら、70%ぎりぎりでいいので、全科目の合格を祈るのみである。
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