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2007年12月16日 (日)

韓国歴史ドラマ『朱蒙(チュモン)』にすっかりはまる

韓国ドラマの我が家での一番のお勧めは『私の名前はキム・サムスン』だが、最近になって、歴史好きの長女がフジテレビで放送されていた歴史ドラマの『朱蒙(チュモン)』がおもしろいと夢中になっていたので、一緒になって見ていたら、私もすっかりはまってしまった。

韓国では2006年に放送された作品で、最高視聴率は52%を超え、35週連続で視聴率1位を記録した怪物番組である。全84話。フジテレビ(地上波)で放送されたのその第1章部分の24話まで。その後は、順次DVDがレンタルされており、現在レンタルショップで借りられる25話から30話までこの1週間ほどで見た。31・32話が今週19日にレンタル開始になるようで、待ち遠しい。



日本では言えば、NHKの大河ドラマというところだが、84話という長さからして大河ドラマを超えているし、ドラマの内容の濃さから言うと、日本大河ドラマは及ぶべくもない。

最初は、時代背景もわからずに見ていたが、レンタルしたDVDの解説などを読んでいくと、時代と舞台は、中国では漢(前漢)が隆盛を極めている時代の朝鮮半島の北部から中国大陸の東北部に位置する国「扶余(プヨ)」。

主人公の「朱蒙(チュモン)」は、扶余国の第三王子であるが側室の子。王の正室の子である二人の兄と皇太子の地位を争う身である。
一方、国の外に目をむければ、漢は古代の朝鮮半島にあった「古朝鮮(コジョソン)」を滅ぼし、楽浪(ナンナン)・臨屯(イムドゥン)・真番(チンボン)・玄菟(ヒョント)の四郡を設置した。国を滅ぼされた古朝鮮(コジョソン)の多くの人々は、漢の圧政の下、流民となっている。

扶余(プヨ)国は、玄菟(ヒョント)郡に属し、漢の本国から派遣された玄菟(ヒョント)郡の太守に監視されてる立場。同胞ともいえる古朝鮮(コジョソン)の流民に手をさしのべても良い立場だが、漢の目をはばかっている。

漢の武力を支えるのは鋼鉄製の武器。ドラマの中でも、扶余側がなんとかして漢の鋼鉄の製造法「炒鋼(チョガン)法」をどうやって得るかに躍起になる。当時の鋼鉄製の武器は、現代で言えば「核兵器のようなものなのだろうな」と思いながら見ていた。

主人公の「朱蒙(チュモン)」は、後に「高句麗」を建国する民族の伝説の英雄ということらしいのだが、史実として明らかになっている部分はわずかということで、ドラマはかなり創作の部分があるようだ。キャッチコピーでも「歴史エンターテイメント」と紹介されている。

男女、親子の愛憎、権力を巡る権謀術数、外交での虚々実々の駆け引き、リーダーの統率力、人心掌握術、人が生きている限り経験するであろうありとあらゆることが盛り込まれており、飽きるということがない。1話1時間のストーリーも濃密で、次が気になるところで終わるので、すぐ次の話を見たくなる。実に良くできたドラマだ。冒頭に紹介した韓国での大ヒットも当然の内容である。

高校世界史の教科書では「漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼし、楽浪郡など4郡を置いた」という1行程度の記述ですまされてしまう中に、これだけ濃密なドラマが描かれるのだがら、大したものである。日本では、中国の歴史はよく教えられ、知られてもいるが、お隣の韓国・朝鮮の歴史はあまり知られていない。この機会に、少し本でも探してみようかと思う。

歴史にはあまり興味がないので、歴史ドラマは見ないという人も多いかもしれないが、このドラマはそれを理由に見逃すのはもったいない。まだ、見ていない方は、是非一度ご覧になられることを勧めたい。

「朱蒙(チュモン)」オフィシャルサイト(ポニーキャニオン)は→こちら

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