第66期将棋A級順位戦羽生二冠が丸山九段を破り6勝1敗、第49期王位戦予選では郷田九段がリーグ入り逃す
昨日(2008年1月15日)も、将棋の気になる対局が二局。
まずは、名人挑戦者を争うA級順位戦。7日の郷田真隆九段対三浦弘行八段の5勝1敗どうしの対決は三浦八段が制し、三浦八段が6勝1敗で暫定トップ。郷田九段は2敗となり一歩後退。
次に10日の木村八段(5勝1敗)対久保八段(1勝5敗)の対決では、久保八段が踏ん張りトップを争う木村八段に土をつけるとともに、自らのA級残留に望みをつないだ。木村八段は開幕5連勝のあと2連敗と2番手グループに後退した。
そして、いよいよ7回戦上位グループ5名の星のつぶし合いの1組となる羽生善治二冠(5勝1敗)対丸山忠久九段(4勝2敗)の対決。羽生二冠が勝てば、三浦八段と並びトップグループ。丸山九段は3敗目となり、挑戦権獲得はほぼ絶望となる。一方、丸山九段が勝てば、6勝1敗の三浦八段を郷田、羽生、丸山、木村の4名が2敗で追いかけるという混戦模様が続く。残る8回戦、9回戦の結果次第では、3人以上でのプレーオフもあり得ない話ではない。
将棋は、先手の丸山九段に対し後手の羽生二冠が、後手から角交換をする角換わりの将棋に。丸山九段の得意の戦場に羽生二冠があえて攻め入った感じだ。
お互い、玉の守りを固める前に開戦となり、手持ちの角を相手陣に打ち込み、お互いの飛車を取り合う激しい将棋。
羽生二冠が丸山玉をどんどん追い込んでいく。丸山九段も合間で、飛車を打ち込み王手をかけるが、羽生玉は逃げ場が広く捕まらない。
最後は、羽生二冠の追い込みに丸山九段が投了。羽生二冠が6勝1敗と三浦八段とともにトップを守った。
4勝3敗となった丸山九段は、挑戦者レースから脱落。1敗の2人を2敗の郷田九段と木村八段が追う形となった。2月の8回戦で羽生二冠×木村八段戦が組まれており、木村八段にとっては自力でトップから羽生二冠を引きずりおろし、自らも踏みとどまる機会が残されている。
なお、同じ昨日、羽生二冠×丸山九段戦の隣では、第49期王位戦の挑戦者リーグ入り8人の最後の1人を決める郷田真隆九段と島朗八段の一戦も行われていた。
結果は、今日の将棋連盟の結果速報でしか知るすべがなく、今日確認したところ、島八段の勝ち。
私が応援している郷田九段は棋聖戦では8人での挑戦者決定トーナメントに駒を進めたが、この王位戦ではあと一歩のところで及ばずであった。
今後は、A級順位戦の残る2戦での名人連続挑戦、棋聖戦挑戦権獲得、NHK杯将棋トーナメントでの優勝(現在ベスト8進出)を期待して応援することにしたい。
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