将棋第33期棋王戦5番勝負第1局は、挑戦者羽生善治二冠の勝利
佐藤康光棋王(・棋聖)に、羽生善治二冠(王座・王将)が挑戦する第33期棋王戦5番勝負の第1局が京都で開催された。
昨年は、王座、王位、竜王、王将、棋王と5つのタイトル戦の挑戦者になりながら、番勝負では、羽生三冠(当時)、渡辺竜王に苦杯をなめ続けた佐藤棋聖が、最後のこの棋王戦でようやく森内棋王(・名人)からタイトル奪取に成功し、2006年度の将棋大賞の最優秀棋士にも選ばれた。昨年は、佐藤康光イヤーと言っても過言ではなかった。
しかし、5連続タイトル挑戦の疲れが出たのか、今年1年は昨年に比べ精彩を欠き、棋聖位は防衛したものの、タイトル挑戦は竜王戦のみ、勝率はかろうじて5割を超える程度にとどまっている。さらに、A級順位戦では開幕6連敗、その後2連勝して最終戦に自力残留を賭けるが、昨年の活躍からすると不振といえるだろう。
今日の第1局でも、後から棋譜を見る限り、終始、先手番だった羽生二冠のペースだったように見える。羽生二冠が攻め続け、一瞬、佐藤棋王の反撃の機会もあったが、続かず、羽生二冠に初戦の勝利を献上した。
七番勝負に比し、初戦の勝利が重い意味を持つ五番勝負。ここに来て、急速に調子を上げている羽生二冠の挑戦の前に、今後、佐藤棋王の挽回は可能だろうか?
| 固定リンク | 0
「将棋」カテゴリの記事
- 第65期王将戦七番勝負第1局、郷田真隆王将が最強の挑戦者羽生善治名人に完勝(2016.01.11)
- 第64期王将戦就位式、祝・郷田真隆王将!(2015.05.19)
- 郷田真隆九段、44歳で5回目のタイトル王将を獲得(2015.03.29)
- 郷田真隆九段、2つの三度目の正直で王将挑戦へ(2014.12.26)
- 第27期竜王戦、郷田真隆九段、今年もランキング戦1組4位で決勝トーナメント進出(2014.05.31)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント