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2008年2月13日 (水)

将棋第33期棋王戦5番勝負第1局は、挑戦者羽生善治二冠の勝利

佐藤康光棋王(・棋聖)に、羽生善治二冠(王座・王将)が挑戦する第33期棋王戦5番勝負の第1局が京都で開催された。

昨年は、王座、王位、竜王、王将、棋王と5つのタイトル戦の挑戦者になりながら、番勝負では、羽生三冠(当時)、渡辺竜王に苦杯をなめ続けた佐藤棋聖が、最後のこの棋王戦でようやく森内棋王(・名人)からタイトル奪取に成功し、2006年度の将棋大賞の最優秀棋士にも選ばれた。昨年は、佐藤康光イヤーと言っても過言ではなかった。
しかし、5連続タイトル挑戦の疲れが出たのか、今年1年は昨年に比べ精彩を欠き、棋聖位は防衛したものの、タイトル挑戦は竜王戦のみ、勝率はかろうじて5割を超える程度にとどまっている。さらに、A級順位戦では開幕6連敗、その後2連勝して最終戦に自力残留を賭けるが、昨年の活躍からすると不振といえるだろう。

今日の第1局でも、後から棋譜を見る限り、終始、先手番だった羽生二冠のペースだったように見える。羽生二冠が攻め続け、一瞬、佐藤棋王の反撃の機会もあったが、続かず、羽生二冠に初戦の勝利を献上した。
七番勝負に比し、初戦の勝利が重い意味を持つ五番勝負。ここに来て、急速に調子を上げている羽生二冠の挑戦の前に、今後、佐藤棋王の挽回は可能だろうか?

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» 混沌を楽しんでいる [即席の足跡《CURIO DAYS》]
遅ればせながら、先日の佐藤vs羽生の二冠対決、棋王戦第一局についてです。 (昨日の第二局は佐藤棋王が勝って1勝1敗になりました。) やっと、囲碁将棋ジャーナル(長沼七段の解説)及び囲碁将棋チャンネル(大内九段の開設)を見て、いやあ、すごい熱戦だったなあ、と思った次第です。 佐藤二冠の地元京都で、雪の降る中行われました。 京都、和服、雪、番傘。 いやあ、日本っていいです。 187手の長手数。 なんと、最後の80手近くが一分将棋。 その間の指し手のすごさ。 悪手という悪手もなく、緩い手さえない。 ... [続きを読む]

受信: 2008年2月24日 (日) 18時20分

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