上橋菜穂子著「守り人&旅人」シリーズ、軽装版第5弾・『神の守り人(上)来訪編』、第6弾『神の守り人(下)期帰還編』ようやく登場
最近、書店に行くたびに、必ず児童書のコーナーに立ち寄っていた。上橋菜穂子さんの「守り人&旅人」シリーズの軽装版の新刊がそろそろ出てもいい頃だと昨年の年末から注意して見ていたのだが、なかなか昨年9月に出た第4弾『虚空の旅人』に続く『神の守り人』は出ない。
軽装版の後を追う形で出されている新潮文庫の方は、年末の第3弾『夢の守り人』が出版されている。
今日も、どうせまだ出ていないだろうと思いながらも、児童書コーナーに寄ってみると、『神の守り人(上)来訪編』、『神の守り人(下)期帰還編』が平積みで並べてあった。「ようやくだな…」と思い、2冊を手にしてレジへ。
本の帯を見ると「待望の軽装版第五弾」「待望の軽装版第六弾」とある。「いやあ~、本当に待たされましたよ」と言いたくなる。
まだ、買っただけで読み始めてはいないが、カバーの見返しのところを読むと、今回の舞台は、主人公である女用心棒バルサが本拠にする新ヨゴ皇国に隣接するロタ王国が舞台になるようだ。巻を追う毎に、新ヨゴ皇国の周りの国々が順に登場し、上橋ワールドの詳細が少しづつ明らかになっていく。楽しみである。
昨年、NHKBSで放送された『精霊の守り人』のアニメーションが、この4月から地上派でも放送されるらしい。こちらも、楽しみである。
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