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2008年3月 3日 (月)

将棋の第79期棋聖戦挑戦者決定トーナメントの組み合せ決定、郷田九段は初戦で渡辺竜王と対戦

今日(2008年3月3日)は、第66期A級順位戦の最終9回戦のいっせい対決が行われる「将棋界の一番長い日」だが、まだ対局中であり、当分、決着がつきそうにないので、今日は棋聖戦の話題を。

将棋の第79期棋聖戦の予選は、郷田真隆九段が最終予選C組で、中原誠16世名人と丸山忠久九段に2連勝し、8人で争う挑戦者決定トーナメント進出1番乗りを決めた(1月11日)後、羽生善治二冠、久保利明八段、木村一基八段の最終予選各組を2連勝で通過した。残る4名は、1勝1敗8名が抽選で対戦し、丸山忠久九段、松尾歩七段、渡辺明竜王(2月28日)、森内俊之名人(2月29日)の4名が1勝1敗対決を制し、ようやくベスト8が出そろった。

上位8名に残ったのは、タイトルホルダー3名、A級棋士4名。残る松尾歩七段は順位戦はB級2組だが、竜王戦ではトップの1組に在籍しており、注目の若手棋士の1人である。

主催社の産経新聞にホームページにようやく組み合せ表が掲示された。組み合せは、初戦は2連勝通過者と2勝1敗通過者の組み合せとなっているようで、初戦は

木村八段対松尾七段    丸山九段対久保八段

羽生二冠対森内名人    渡辺竜王対郷田九段

となっている。準決勝は上記の上段2組の勝者同士、下段2組の勝者同士、となり、それぞれの勝者が挑戦権を賭けて争う。

王位戦に挑戦者リーグ入りを逃し、名人挑戦に届かなかった郷田九段にとって当面、もっと挑戦者に近い位置にいるのがこの棋聖戦である。

トーナメントの組み合せ発表の少し前、郷田九段が挑戦者決定トーナメント進出を決めた対丸山九段戦の棋譜がこれも産経新聞のホームページで公開された。

相矢倉の構えから、後手の丸山九段が先に仕掛け、郷田玉のコビン(右斜め上)に歩を打ち、さらの駒損の角銀交換で飛車が走って、郷田玉の喉元の匕首(あいくち)を突きつけた。しかし、そこからの郷田九段の反撃が鮮やかで、あっという間に丸山陣に風穴をあけ、それから30手ほどで、丸山九段を投了に追い込んだ。郷田一刀流の面目躍如の一局だった。

この丸山九段戦の勢いと切れ味で、挑戦者決定トーナメントであと3勝を上げて挑戦者となり、6年前の第73期佐藤康光二冠に奪われた棋聖位を取り返してほしいものである。

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