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2008年4月 1日 (火)

第35回将棋大賞と2007年度A級棋士の戦績比較

昨日(2008年3月31日)で、2007年度も終わり、今日から新年度(2008年度)入りである。

プロ将棋の世界でも、2007年度(第35回)の将棋大賞の各賞が決まり、最優秀棋士賞は羽生善治二冠、優秀棋士賞は佐藤康光二冠、敢闘賞は初タイトルを獲得した深浦康市王位が受賞した。
昨年度は5連続タイトル挑戦を達成し、棋王位を獲得、最多対局、最多勝利を記録した佐藤康光二冠が初の最優秀棋士賞に輝いたが、今期は再び羽生二冠が最優秀棋士賞に返り咲いた。
タイトル戦の防衛・挑戦等の戦績では、むしろ王位戦でタイトルを失った羽生二冠が優位とも思えないが、佐藤二冠もあわやA級から陥落かという順位戦での不調が昨年よりも不調という印象を与えていると思われる。

ここでは、あわせて森内名人を含めA級棋士および今期A級に昇級する2人を含めたトップ棋士13名の2007年度の年間成績を並べて見ることにする。

棋士名 対局数 勝ち 負け 勝率
森内俊之名人 45 24 21 0.5333
羽生善治二冠 62 44 18 0.7097
三浦弘行八段 33 17 16 0.5152
郷田真隆九段 49 33 16 0.6735
丸山忠久九段 48 28 20 0.5833
木村一基八段 54 39 15 0.7222
藤井猛九段 35 14 21 0.4000
谷川浩司九段 41 20 21 0.4878
佐藤康光二冠 59 32 27 0.5424
久保利明八段 54 31 23 0.5741
行方尚史八段 29 13 16 0.4483
鈴木大介八段 40 26 14 0.6500
深浦康市王位 53 32 21 0.6038

13名の中で、7割を超える勝率を残しているのは、木村八段と羽生二冠、次いで6割台が郷田九段に、A級昇級を決めた鈴木八段、深浦王位の2人、5割台が順に丸山九段、久保八段、佐藤二冠、三浦八段と続く。なお4割台にとどまったが、谷川九段、行方八段、藤井九段。

この成績を見ると、13人のほぼ中位の戦績を残す久保八段のA級降級はやや厳しい結果であろう。一方、A級には残留したものの、通算成績が4割台にとどまった谷川九段、藤井九段は来期も厳しい状況が続きそうである。

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