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2008年4月 9日 (水)

第66期将棋名人戦、森内俊之名人対羽生善治二冠の戦い始まる、2人のタイトル戦は11回目

昨日(2008年4月8日)から、森内俊之名人に挑戦者の羽生善治二冠(王座・王将)が挑む、第66期将棋名人戦が始まった。

これまでの二人の対戦成績は、森内名人から見て41勝50敗。勝率0.4505。
現在の将棋界の第一人者である羽生二冠に対して、深浦康市王位(18勝20敗、勝率0.4737)に次ぐ勝率を残しているのが、森内名人である。

○過去のタイトル戦
これまで二人は、名人戦での4回の対戦を含めタイトル戦で10回戦っている。過去から遡ってみると次の通りだ。

タイトル戦名 時期 勝者 敗者
第54期名人戦 96.4~6 羽生名人4勝 森内八段1勝
第25期棋王戦 00.2~3 羽生棋王3勝 森内八段1勝
第61期名人戦 03.4~5 羽生三冠4勝 森内名人0勝
第16期竜王戦 03.10~11 森内八段4勝 羽生竜王0勝
第53期王将戦 04.1~3 森内竜王4勝 羽生王将2勝
第62期名人戦 04.4~6 森内二冠4勝 羽生名人2勝
第52期王座戦 04.9~10 羽生王座3勝 森内三冠1勝
第54期王将戦 05.1~2 羽生二冠4勝 森内王将0勝
第63期名人戦 05.4~6 森内名人4勝 羽生四冠3勝
第31期棋王戦 06.2~3 森内名人3勝 羽生棋王1勝

最初は、八段当時、なかなか羽生現二冠に勝てなかった森内名人。第61期名人戦では、前年丸山忠久名人から奪った名人のタイトルを1期で羽生三冠(竜王・王将・王座)に明け渡すことになった。
しかし、そこから森内名人の快進撃が始まる。名人位を加えた羽生四冠(名人・竜王・王将・王座)から、タイトルを一ずつ奪っていく、まず第16期竜王戦で竜王位を、次いで第53期王将戦で王将位を、そして第62期名人戦では前年のリーターンマッチで羽生名人にリベンジを果たし、森内三冠が誕生した。
さらに、第52期王座戦で一冠となった羽生王座への挑戦者にも名乗りを上げるが、負ければ無冠となる羽生王座が踏ん張り、最後の砦は守っている。
タイトル戦では10回の戦いで5勝5敗。今回の第66期名人戦が11回目の戦いとなる。

○永世名人
森内名人は、前期第65期名人戦で郷田真隆九段の挑戦を4勝3敗で退け、名人位5期となり第18世名人の資格を得た。
一方の羽生二冠は、1994年の第52期名人戦で米長邦雄名人から4勝2敗で名人位を奪取。3連覇を果たしたが、4期めとなる1997年第55期名人戦で谷川浩司竜王に2勝4敗で敗れ、名人位を失った。2003年の第61期名人戦で森内名人を4連勝で降し4期めの名人位を獲得し、第18世名人に王手をかけた。しかし、翌2004年の第62期名人戦で森内二冠(竜王・王将)に名人位を一期で奪い返され、第18世名人はお預けとなった。2005年にも挑戦者となるが、ここでも森内名人に阻まれ、18世名人はその後防衛を続けた森内名人が手にした。
現在、すでに5つの永世称号(永世棋聖、永世棋王、名誉王座、永世王位、永世王将)を有する羽生二冠、永世名人(19世)まであと1期である。
おそらく、現在、羽生二冠が最も欲するタイトルが名人であろう。いつかは、タイトル戦の挑戦は簡単ではない。チャンスがあるときに獲りに行くという事だろう。

この7番勝負、どういう戦いが繰り広げられるか、楽しみである。

(御礼)今日の記事は「玲瓏:羽生善治(棋士)データベース」の棋士別対局成績:森内俊之分将棋タイトル戦の各サイトを参照させていただきました。

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