COSOのフレームワークを使って減量の停滞を分析する
最近、さっぱり体重が減らない。むしろ増えている。『いつまでもデブと思うなよ』(岡田斗司夫著、新潮新書)に触発されて、昨年(2007年)の9月の月初から岡田式レコーディングダイエットを試したところ、始めた時点で70kg前後あった体重は12月の下旬には63kg台まで落ちて、減量作戦は大成功だった。ある程度目処がたったところで、レコーディングダイエットも一休みにしていた。
しかし、その後、年末年始で、飲み過ぎ・食べ過ぎになりがちだったことなどから、すぐ65kg前後まで戻り、その後は毎週一進一退を繰り返しながら、結果的にじりじりと体重は増えていた。毎日、体重計とWii Fitで計測だけは続けいたが、やはり食べたものの記録をしなくなると自分に甘くなり、つい間食をして、食べ過ぎてしまい、4月には65kg台で何とか維持していたものが、5月はゴールデンウィークもあって、最近は66kg台から減らなくなてしまった。そうしているうちに、つい油断していたところ、今朝の計量では何と67kg台に再突入。
Wii Fitが示すBMIも23台を維持していたが、この2日間24を超えており、肥満の入り口BMI25が目前になってしまった。心なしか、夏物のズボンのウエストもきつい。
67kg台は、完全にイエローカードのレベル。むしろ、限りなくレッドカードに近い。いつまでも自堕落な生活をしているわけにはいかないので、今日からレコーディング・ダイエットを再開することにした。
私の現在の仕事である「内部監査」の教科書では、企業の内部統制を分析する枠組みに「COSOのフレームワーク」という概念がある。5つのポイントで、企業の内部統制が働いているかをチェックする。
5つのポイントは(1)統制環境(2)リスクの認識・評価(3)統制活動(コントロール)(4)情報と伝達(5)監視活動(モニタリング)である。このポイントで、私の減量作戦を分析してみる。
「(1)統制環境」とは、会社でいえば企業風土・文化や経営者の意識である。私の減量でいえば、私自身が「減量すべきと考えている」かどうかという心構えのようなものである。そのような意識は持っているつもりなので、これは○でいいだろう。
「(2)リスクの認識・評価」は読んだ通りで、私のケースでいえば、このまま太り続けて肥満のレベルに入り、それが続いた場合、どんなリスクがあるか認識・評価できているか否かである。これも、リスク認識はしているつもりなので、○でいいと思う。
「(3)統制活動(コントロール)」は、(2)のリスク認識・評価に基づいて、認識したリスクを軽減したり、回避したりする活動を行うことである。現在は、これが×であろう。肥満はよくない、リスクがあると認識しながら、それを回避するどころか、増進させるようなことを行っているからだ。
「(4)情報と伝達」は、会社組織では、(2)のリスク認識やその対策に(3)統制活動が社内で情報として他部署に伝達されているかというような趣旨である。私1人の場合は、あまり対象にならないだろう。
「(5)監視活動(モニタリング)」上記の(1)から(4)までの状況を、組織の内部で定期的に監視、チェックして、全体の枠組みがうまく働いているかチェックすることにある。問題点があれば、改善を提言しなければならない。これは、毎日、体重の変化を記録しているという点が合致するだろう。
×のついた統制活動(コントロール)を、レコーディング・ダイエットの再開で、強化して、再び63kg台に戻したい。
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