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2008年5月の記事

2008年5月31日 (土)

インターネット電話ソフト「Skype(スカイプ)」でビデオ・チャットを行う

今日は、高校の同窓会の企画として、インターネット電話ソフト「Skype」で東京と福岡をつないで、動画と音声による会話を行った。

郷里で同窓会の総会があり、その総会に出席したメンバーと東京にいる同窓生で画像も含め会話をしようという企画である。東京では個人宅に東京在住者が何人か集まり、そこにノートパソコンを持ち込み福岡では、総会会場のホテルの部屋に東京からの出席メンバーが持ち込んだノートパソコンを、インターネット電話ソフト「Skype」でつなぐ。

私が東京側にパソコンの調達を頼まれたため、Webカメラを調達し、買って1年もたっていないノートパソコンにSkypeをインストールし、大阪の知人にお願いして通信試験をしてみたがうまくいかない。声は聞こえるが、画像は一瞬だけ映って、すぐフリーズしてしまう。メモリーは2GBに増強しているので、メモリーのせいとも思えない。OSがWindows Vista Home Basicなのが問題なのか、CPUの能力不足か、画像処理を行うビデオチップの能力不足か、原因はわからないまま、最初の試験は失敗に終わった。

半ば諦めていたが、やはり福岡-東京間の動画通信はぜひ実現させたいという他のメンバーの意向もあり、どこに問題があるのか探るためあらためて、千葉在住のメンバーとパソコンを替えて実験することにした。
パソコンを替えてもうまくいかなければ、我が家のネットの通信環境の問題だし、うまく行けば個々のパソコンの能力の問題になる。
まず、我が家で最も新しい自作のデスクトップで実験。こちらは昨年に夏に自作したもので、OSはWindows Vista Premiumである。このデスクトップでは、動画もなめらかで何の問題もない。我が家の通信環境に問題があるわけではないことはこれでわかった。

しかし、東京の会場となる知人宅には、デスクトップは重たくて持って行けない。最後の頼みの綱は長女が使っているノートパソコン。私が使おうと思って買ったものを、結局、長女に占有されてしまったものだ。OSはWindows XP Home edtion。こちらにもSkypeをインストール、Webカメラをつなぐ。実験をすると、動画はデスクトップほどなめらかには動かず、音声も画像に遅れ気味だが、なんとかお互いに動きはわかる。当日は、知人宅に持ち込めるこの長女のノートパソコンを使うことにした。

昨日は、夜9時くらいになって、福岡と東京に2台のノートパソコンがつながり、卒業以来30年ぶりにパソコンごしに顔を合わせたりと、懐かしいひとときを過ごすことができた。結局、音声は画像に遅れるし、途切れるしということで、別途携帯電話をかけて福岡と東京を音声でつないだ、

パソコンも、インターネットも、携帯電話も30年前には、一般社会にはなかった仕組みである。当時ほとんどSFの世界の出来事であったテレビ電話が、こういう形で実現しているということに、技術に進歩を感じた1日だった。

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2008年5月30日 (金)

将棋の第49期王位戦の挑戦者は、羽生善治二冠と橋本崇載七段の戦いに

昨日(2008年5月29日)は、王位戦の挑戦者決定リーグ戦の最終日。シード棋士4名と予選通過者8名の計12名が6名ずつに分かれ、紅組・白組のリーグで戦い、それぞれのリーグのトップ同士で、挑戦者決定戦を行う。

紅組は、4勝の羽生二冠を3勝1敗の木村一基八段と阿久津主税六段が追う展開。最終戦では、羽生×木村の直接対決があり、阿久津六段は2勝2敗の山崎隆之七段との対戦。木村八段が勝てば、4勝1敗で3人が並ぶ可能性がある。
結果は、羽生×木村戦は羽生二冠の勝利で5戦全勝。白組のトップが確定し、挑戦者決定戦に進出した。阿久津六段も勝って4勝1敗で2位が確定。リーグ残留を決めた。
以下、3位木村八段3勝2敗、4位山崎七段2勝3敗、5位松尾歩七段1勝4敗、6位井上慶太八段0勝5敗という順になった。3位以下の4名はリーグ落ちが決まり、来期は再び予選から参加である。

白組は、3勝1敗で丸山忠久九段と橋本崇載七段が並び、2勝2敗が久保利明八段、島朗九段、1勝3敗が渡辺明竜王と中座真七段。
最終戦で丸山九段×橋本七段戦が組まれており、勝者が白組トップとなる。結果は、橋本七段が、名人経験者でもある丸山九段を降し、白組を制し、挑戦者決定戦への進出を決めた。
白組の最終結果は、2位丸山九段3勝2敗、3位久保八段3勝2敗、4位島九段、中座七段2勝3敗、6位渡辺竜王1勝5敗、となった。(2位、3位は今期リーグ開始時の順位による。丸山九段はシード棋士で白組2位、予選通過者4名は3位のいうポジション)。リーグ残留は橋本七段と丸山九段に決まった。

挑戦者決定戦は、羽生善治二冠と橋本崇載七段の対戦となった。両者の対戦は過去1回しかないらしく、2005年1月にNHK杯で対戦し羽生二冠が勝っている。

これまでの実績からすれば、羽生二冠有利の下馬評だが、若手の注目棋士の一人橋本七段が一矢報いて、タイトル戦という大舞台に登場することができるかが、一番の見どころだろう。将来、A級棋士を目指し、名人やタイトルを争う棋士を目指すには、羽生二冠の壁を一度は超えて起きたいところ。

羽生二冠が勝って、前期失冠した王位戦でも深浦康市王位へのリターンマッチに登場するとなると、以前も書いた通り、棋王、名人、棋聖、王位と、自らタイトル保持者でないタイトル戦で4タイトル連続挑戦者となる。その間、自らタイトルを持つ王将の防衛、王位戦の後には、王座の防衛戦もあり、タイトル戦への羽生二冠の登場が続くことになる。

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2008年5月29日 (木)

将棋第56期王座戦挑戦者決定トーナメントで、郷田真隆九段が杉本昌隆七段を破りベスト8進出

羽生善治王座への挑戦者を決める第56期王座戦の挑戦者決定トーナメントの最終第8局郷田真隆九段×杉本昌隆七段戦が、昨日(2008年5月28日)に東京の将棋会館で行われた。郷田九段が「マサタカ」対決を制し、2回戦進出を決めた。

郷田九段は、昨年の挑戦者決定トーナメントベスト4なので、予選免除のシード棋士として今期の王座戦初登場。一方、杉本七段は、2次予選で阿部八段、橋本七段を破ってのトーメント進出だった。

これで、シード棋士5名、2次予選通過者11名の計16名で戦われた挑戦者決定トーナメント1回戦も全対局を終え、ベスト8が出揃った。ベスト8の顔ぶれは、トーナメント表の左から順に次の通りである。なお、( )内は1回戦で破った相手。★印はシード棋士。

阿久津主税六段(★森内名人)
谷川浩司九段(村山五段)
鈴木大介八段(藤井九段)
畠山鎮七段(★佐藤二冠)
★郷田真隆九段(杉本七段)
中川大輔七段(★渡辺竜王)
木村一基八段(飯塚六段)
★久保利明八段(堀口七段)

Chouketsu_8 1回戦で森内名人、佐藤二冠、渡辺竜王というタイトルホルダーのシード棋士3名が敗れる波乱があり、挑戦者争いは混沌としている。
郷田九段の2回戦の相手は、中川大輔七段である。2001年度以降、3回対戦があり郷田九段の3戦全勝である。まずは、2回戦の中川七段戦に勝って、来期のシードも確定させた上、今期こそは挑戦者に名乗りをあげてもらいたいものである。

郷田九段の今期の成績は、これで2勝2敗。次の対局は、6月1日(日)に、前期優勝したネット将棋最強戦で、森内俊之名人と戦う。

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2008年5月28日 (水)

松村由利子さんの2冊目のエッセイ『語りだすオブジェ』

このブログで何回も取り上げている歌人の松村由利子さんの2冊目のエッセイ『語りだすオブジェ』(本阿弥書店)が出版された。サブタイトルに「いつも、そこに短歌」とつけられているように、昨年1月の最初のエッセイ『物語のはじまり』と同様、短歌を題材にしたエッセイ集である。

語りだすオブジェ―いつも、そこに短歌

『物語のはじまり』が「1、働く」「2、食べる」「3、恋する」「4、ともに暮らす」「5、住まう」「6、産む」「7、育てる」「8、見る」「9、老いる」「10、病む、別れる」という各章のタイトルに見られるように、人生のさまざまな場面で歌われた短歌を題材に語られていたのに対し、本書『語りだすオブジェ』では、我々の身の回りにあり、日常生活で使われているモノ(オブジェ)が題材に取り上げられる。例えば、「1、恋するクローゼット」と題する最初の章で、取り上げられるのは「ブラウス」「ネクタイ」「シャツ」「麦わら帽子」「背広」「スカート」「手袋」である。以下各章のタイトルを並べると「2、もの思うキッチン」、「3、くつろぎの居間」、「4、夢見る子ども部屋」「5、すてきな水回り」「6、魅惑の食料戸棚」「7、静かな寝室」「8、明るい玄関」というぐあいである。

『語りだすオブジェ』のでエッセイの半分ほどは、作者自身が「あとがき」に書いているように、ウェブマガジン「風」に2004年から2年間毎月、計24回にわたり連載されたもの。それをベースに新たに書いた文章を加え、1冊のエッセイ集にまとめられた。
しかし、ウェブマガジンのエッセイと本書のエッセイをあらためて読み比べて見ると、本にまとめるにあたり、作者が工夫を凝らしたことがうかがえる。
まずは、各オブジェの並べ方である。ウェブマガジンでは、毎月思いつくままという形で書かれているが、本書ではそれがテーマに応じ再編集されている。
導入部分は「ブラウス」と「ネクタイ」という組合せだが、「ブラウス」の最初の書き出しは次のように始まる。

ブラウスと女は一体である。木綿、オーガンディー、シルク・・・素材が何であろうと、薄く柔らかな布地は第二の皮膚としてまとわりつく。

このあとに、短歌とエッセイが次のように続く。

花柄のブラウスの花寄せ集め明るき抱擁残して去りぬ               前田康子

水玉やストライプもよいが、若い女性には花柄のブラウスがよく似合う。そして、デートに着てゆく服装としてもふさわしい。この歌は、恋人に抱きしめられたのが自分ではなく、自分のブラウスであったかのように表現したところが初々しい。花柄の花を寄せ集めるように、自分をぎゅっと抱擁した恋人を、作者は静かに思い返している。

次の「ネクタイ」で最初に次の短歌とエッセイが登場する

ネクタイを一瞬に抜く摩擦音男の首は放熱しはじむ                 林あまり

この作者と「男」が熱い恋の最中にあるのは確かだ。布と布が激しく擦れ合う「しゅっ」という音が聞こえてきそうな表現にはどきどきさせられる。男はのんびりビールなど飲むためにネクタイをとったのではない。次の瞬間には、女と抱き合っている。女の両手は男の首筋を愛撫し、その放熱するような熱さを感じている。

女を象徴する「ブラウス」と男の象徴である「ネクタイ」の組合せ。そこには、なんとも言えないエロスの香りが漂っていて、男性読者はここで一気に松村ワールドに引き込まれるに違いない。風の連載では「ブラウス」が第2回、「ネクタイ」が第4回に登場している。2つを並べ、巻頭に持ってきたところに作者の意気込みを感じる編集である。

「風」の連載と本では、同じ「オブジェ」でも取り上げられる短歌が差し替えられてるものもある。読み比べて、作者のねらいを考えてみるのもおもしろい読み方だと思う。

Amazonでは一時的に品切れになっているようだ(現在では注文可:2008年5月30日追記)が、bk1では注文可能とのこと。興味を持たれた方は、ぜひ注文していただければと思う。

bk1:『語りだすオブジェ』:http://www.bk1.jp/product/03009093

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2008年5月27日 (火)

最近の積ん読(つんどく)本-文庫・単行本編(2008年5月)

昨日の続きで、最近買った本のうち、文庫と単行本について備忘録として記録しておきたい。

文庫は、買うだけで読まないまま、本当に「積ん読」になってしまっているものも多く、GW前に買った宮本輝著『にぎやかな天地(上)(下)』もまだ、手つかずになっている。いけないと思いつつ、またおもしろそうな本があると買ってしまう。

堀江俊幸著『河岸某日抄』(新潮文庫)

しばらく前に、「おもしろいよ」と紹介してくれる人もあって、新潮文庫から出ていた『雪沼とその周辺』、『いつか王子駅で』を続けて読んだ。『雪沼とその周辺』は短編集、『いつか王子駅で』は長編という違いはあるが、どこか浮世離れしたようななんとも不思議な魅力のある作家で、新潮文庫の5月の新刊として本書が書店に並んだ時、つい買ってしまった。読売文学賞受賞作である。

レリー&ロイ・アドキンズ著『ロゼッタストーン解読』(新潮文庫)

こちらは、新潮文庫の6月の新刊だが、今日、書店で並べられていた。歴史が好きな私にとって、これもタイトルだけで買った本である。エジプトの古代文字ヒエログリフを解読したフランスの考古学者シャンポリオンの解読までの歩みを描いたもののようだ。

村山治著『特捜検察VS.金融権力』(朝日新聞社)

以前このブログで紹介した『市場検察』の著者の前著である。『市場検察』を読み終わったあと、本屋に行くたびに探したのだが、なかなか在庫がある店がなく、予約入手したもの。2007年1月の出版で、半年もたっていないのだが、もう店頭から姿を消している。特捜検察が、旧大蔵省とその庇護の下にあった金融界の問題点にどう切り込んでいったかの記録で、『市場検察』の一分野を詳述したものといえる。

ジョン・ネスビッツ著『マインドセット ものを考える力』(ダイヤモンド社)

「マインドセット」という言葉だけを聞くと、英語の細かい意味の使い分けに疎い私などは、つい「マインドコントロール」と類似のことかと思ってしまう。おそらく編集者も、そのような誤解をおそれたのだろう日本語で「ものを考える力」と英和のダブルタイトルとしている。
著者のジョン・ネスビッツは未来予測学者として著名らしい。その未来予測学者が将来の変化を予測する時に、考える11の原則(マインドセット=ものの考え方)を紹介している本である。
11のうち、いくつかを紹介すると
(1)変わらないものの方が多い、(2)未来は現在に組み込まれている
などである。
時代の転換期にある現在、個人のレベルで将来のあり方を予測し、そこに向けた変化に、あらかじめ備えておくおことは、これまで以上に重要になっていると思う。

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2008年5月26日 (月)

最近の積ん読(つんどく)本-新書編(2008年5月)

週に2、3回は本屋に行って、あてもなく並べてある本の表紙やタイトル、帯のキャッチコピーなどを眺めながら、気になった本を買って読むというのは私の楽しみの一つだが、読み終えるスピードは限られているので、読まない本が溜まってしまうのが難点である。下手をすると、買ったまま読まないで終わる本も出てくる。時々、本棚を整理して、読まないままの本を棚卸し、読んでいない本を確認しておかなくてはならない。

備忘録をかねて、最近買った本のうち新書の中から何冊かを紹介しておきたい。

野村進著『調べる技術・書く技術』(講談社現代新書)

講談社現代新書2008年4月の新刊の打ちの1冊。著者は、1956年生まれの現役のノンフィクションライター。この手の本は、ノウハウ本としてあまた出版されているが、著者は自分のノウハウに加え、自ら吸収してきた過去のライター達から直接・間接に教えられたものも含め、公開し次代に伝えていきたいという目的で書かれている。この本は既に読み終わったが、この本自体が野村進というライターの取材から執筆までの活動を語る優れたノンフィクションという気がした。

大沢真幸著『不可能性の時代』(岩波新書)

こちらは、岩波新書の4月の新刊。現在、京都大学大学院教授である著者は1958年生まれ。専攻は比較社会学・社会システム論とある。
戦後という時代を社会学者見田宗介氏の提起した時代区分「理想の時代 1945年-60年」「夢の時代 1960年-75年」「虚構の時代 1975年-1990年」を紹介して、この時代区分に即して、著者なりの時代の解説をしている。
私が生まれたのが1960年。「理想の時代」から「夢の時代」の転換点で生まれ、夢の時代を育ち、高校生以降は「虚構の時代」を生きてきたことになる。さらに虚構の時代の終焉を象徴するのが、オウム真理教による地下鉄サリン事件とされている。
再び、時代の転機を迎えているように見える昨今、もう一度戦後を見直してみるのも意味があるのではないかと思って手にした。

齋藤孝・梅田望夫著『私塾のすすめ』(ちくま新書)

ちくま新書5月の新刊。現在のオピニオンリーダーとも言える1960年生まれの2人の対談である。同じ1960年生まれの私は、このブログを書き出す前、斎藤氏の本は何冊か読んだし、梅田氏の本はこのブログでもたびたび紹介してきた。2人が対談して、何をテーマに、どのようなことを語ったのか興味深い。

綾野、富坂聰編『中国が予測する”北朝鮮の崩壊”』(文春新書)

これは文春新書の5月の新刊。タイトルだけ見て、立ち読みもせずに買った。朝鮮半島の北側に位置する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、国としていつまで存続しえるのか、関心のあるところである。
しかし、それは、北朝鮮という国の事情だけでなく、中国、ロシア、米国というパワーポリテクスの産物であるに違いないし、もし北朝鮮の崩壊が起きれば、隣国韓国や日本にも大きな影響があることは避けられないだろう。
本書は、中国の国防大学国際戦略研究部所属の研究者が発表したレポートを入手した日本人ジャーナリストが抄訳したもののようである。
どこまで信憑性のある話なのかも含め、自分で読んで考えるしかないテーマだろう。

こうやって、最近買った新書を並べてみると、新書という媒体は「時代を映す鏡」なのだろうという気がする。いくつもの出版社から毎月何冊もの新書が出され、全部あわせれば月100冊近くになるだろう。もちろん、とても全部は読み切れないが、興味を持ったものは、読んでおいた方がいいのだろうと思う。

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2008年5月25日 (日)

北京オリンピック女子バレー世界最終予選、日本は3位で全日程終了

今日(2008年5月25日)は、女子バレーの世界最終予選の最終日。昨日、辛くもタイを振り切り、6連勝でトップに立った日本は、北京オリンピック本番でも、メダル争いの相手となるであろうセルビアと対戦。幸先よく2セットを連取したものの、3セット目以降、相手の高さのある攻撃に終始主導権を取られ、2-3で今大会初の黒星を喫した。
総合成績は、6勝1敗で、セルビア、日本、そして今日プエルトリコに3-0で勝ったポーランドの3チームが並び、得点率の差で、ポーランドが1位、セルビアが2位、日本は3位に終わった。

昨日、混沌と書いた4つ目の出場枠は、今日、国際バレーボール連盟の規約の改正があり、今大会のアジア2位チームの出場権を割り当てると決まったらしい。そうなると、第4試合の日本の結果に関係なくなり、残りのアジア3ヵ国に出場の可能性が出てきた。

第1試合は、勝てばオリンピックが決まる韓国が、すでに出場も目がないドミニカと。しかし、韓国はオリンピックを意識したのか、もともと地力の差があるのか、1-3で敗退。2勝5敗で終わった。韓国は得点率では、タイに劣り、カザフスタンと互角たっだ上に、敗戦なので、アジアの1勝4敗どうしが対戦する第2試合のタイ×カザフスタン戦の勝者がオリンピックの出場枠を確保することがほぼ確実になった。
タイ×カザフスタン戦は第1セットをタイ、第2セットをカザフスタンが取る展開。しかし、その後の第3、第4セットもカザフスタンが連取し、2勝5敗。得点率で韓国を上回り、5連敗から韓国とタイに2連勝し、オリンピック出場を決めた。

日本はカザフスタンには3-0で勝っているが、2セット目は33-31と粘るカザフスタンを何とか振り切っている。この2セット目を落として1-1のスコアになっていれば、どうなっていたかはわからなかったのかもしれない。カザフスタンは旧ソ連の一部であり、オリンピック本番に向け侮れないチームになるかもしれない。

日本は、オリンピック出場を決めて以降のタイ戦、セルビア戦は課題も多かったように思う。この予選自体は、出場権の獲得に意味があるのであり、それさえ決めてしまえば、あとは、オリンピック本番に向けた情報戦も始まっていると考えるべきだろう。どうやって、敵に手の内を明かさずに、オリンピックを迎えるか。そこまで、考えて初めてメダルを狙えると思う。そういう意味では、昨日と今日の試合は、無理する必要のない試合であうrことは確かである。一方で、セルビアは日本に対し、ベストメンバーで組成、エース・スパイカーであるニコリッチのスパイクが3セット目以降炸裂。セルビアは日本に対して高さと強さを見せつけて、オリンピックに向け、警戒させる作戦に出ているのだろう。

オリンピックに向け、柳本ジャパンがどのような調整を行うのか、興味のあるところである。

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2008年5月24日 (土)

北京オリンピック女子バレー世界最終予選の4つ目の出場枠をめぐる混沌

今日(2008年5月24日)は、北京オリンピックの女子バレー世界最終予選の第6戦。日本はタイと対戦した。久しぶりにテレビ観戦した。

昨日の第5戦が終わった時点で、すでに日本、セルビア、ポーランドのオリンピック出場決まり、予選としての関心は4つめの出場枠をどこの国が得るかに移ってきた。

この世界最終予選はアジア予選とあわせた形で行われている。出場8ヵ国(アジア4ヵ国・アジア外4ヵ国)に対し、与えられる出場枠はアジア枠1、最終予選枠3である。8ヵ国の総当たりリーグ戦の結果、
(1)優勝国には、まず最終予選枠1 を割り当て
(2)優勝国を除いた7チームのうち、アジア1位にアジア枠1を割り当て
(3)残り6チームのうち、上位2チームに残りの最終予選枠2を割り当て
という順で4つの出場枠が割り当てられる

昨日は、上位2チームの出場権獲得が決まったが、問題は日本がアジア枠になるのか、世界最終予選枠になるかである。日本が最終予選優勝となれば、日本は世界最終予選枠を割り当てられ、日本以外のアジアの国にアジア枠が割り当てられる。その場合、世界最終予選枠は、セルビアとポーランドに割り当てられ、アジア外のドミニカには出場枠は回ってこない。

昨日の時点で、1位セルビア(5勝)、2位日本(5勝)、3位ポーランド(4勝1敗)、4位ドミニカ(2勝3敗)、5位韓国(2勝3敗)、6位タイ(1勝4敗)、7位プエルトリコ(1勝4敗)、8位カザフスタン(5敗)という順位だった。
私は深く考えずに、4つ目の枠をドミニカと韓国が争うのではないかと書いたのだが、簡単ではなかった。

おまけに、今日6日目の結果、変動要素が増えることになった。
第1試合、ドニニカはプエルトリコに3-0で勝ち、3勝目。しかし、日本が優勝すれば、いくら勝っても出場枠は回ってこない。
第2試合のセルビア×ポーランド戦はフルセットの末、ポーランドが勝ち、2チームが5勝1敗で並んだ。これで、ポーランドもオリンピック出場権を獲得。
セルビアが敗れたことで、日本が1位に優勝する可能性が高まり、俄然やる気になったのがアジアの各国のようだ。
第3試合、ここまで全敗だったアジア国として出場のカザフスタンが、3-0で韓国にストレート勝ち。韓国は2勝4敗、カザフスタンは1勝5敗となった。

第4試合は日本×タイ戦だが、韓国敗戦の結果を見て、タイもやる気になった。韓国がカザフスタンに勝って、3勝目を上げているれば、アジア2位になる可能性も消えていたが、韓国が敗れたため、可能性が出てきた。また、セルビアが勝って全勝のままなら、タイが日本に勝つと、日本の優勝の可能性がほとんどなくなり、目の前の日本戦に全力を尽くすほど、自国のオリンピック出場が遠のくという皮肉な結果になるところだったが、セルビアが負けたことで、自分たちが日本に負けたとしても、日本の優勝が高まるし、万が一自分達が勝っても、日本とセルビアは5勝1敗で並び、最終日の日本×セルビアの直接対決で日本が勝てば、アジア枠が回ってくる可能性がある。
タイにとっては、自分達がオリンピックに出るためには、今日の試合では、とにかく日本に勝って韓国を上回る成績を位置を確保し、でアジア2位の可能性を少しでも高め、最終日のカザフスタン戦でも勝ってアジア2位を確実にし、あとは最終日の第4試合、日本×セルビア戦の結果を待つしかないのだ。

すでの出場権を確保した日本と、その可能性を少しでも高めるためにあわよくば勝ちたいタイ。負けるとしても、1点でも多くとって得点率を高くしておきたい。戦う前から、試合へ臨む意欲が数段違っていたのだろう。タイは奮戦し、日本は苦しめられた。

第1セット、度重なるデュースの末、28-30で競り負け。第2セットは25-14で圧倒したものの、第3セットも再び25-27で競り負けた。第1、第3セットとも一度は日本がセットポイントを握る場面があったにもかかわらず決めきれなかった。第4セットは苦しみながらも、25-21で取り、この予選初めてファイナルセットへもつれ込んだ。
日本チームは連戦の疲れもあるのだろう。これまでは決まっていた栗原や木村のバックアタックも決まらない。攻めにも、スピードと切れが今ひとつだった。
それでも、ラリーポイント制の第5セット、出だしでリードを確保し、その後粘られたが15-11でなんとか振り切った。勝ったとはいえ、格下とも言えるタイに2セットを取られたこと、それも一時はセットポイントを取りながら、決めきれなかったことは、今後オリンピックに向けた課題だろう。

この結果、明日の最終日は、第1試合のドミニカ×韓国戦がいっそう注目である。ドミニカは、日本が優勝しなかった場合を考えて、4位争いの当面のライバル韓国を叩いておきたい。韓国も勝って、アジア2位を確定したい。
ここで、韓国が敗れると、次の第2試合カザフスタン×タイ戦も息が抜けなくなる。韓国は勝ち点の次に順位算定に関わる得点率(得点÷失点)が高くない。タイより低く、カザフスタンとほぼ同じ水準である。もし、第1試合で韓国が敗れると2勝5敗。アジアの1勝4敗どうしが戦う第2試合の勝者がアジア2位になる可能性が高くなる。

さて、どこの国が最後の出場権を確保するのであろうか。

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2008年5月23日 (金)

全日本女子バレー、北京オリンピック出場権獲得

2008年5月17日(土)から始まった北京オリンピックの出場権を賭けた女子バレーの世界最終予選。初戦のポーランド戦を3-1で制した日本チームは、18日(日)プエルトリコ戦3-1、20日(火)カザフスタン戦3-0、21日(水)ドミニカ共和国戦3-1と4連勝。同じく4連勝のセルビアと並び勝ち点8。(順位は得点率の関係で、セルビアが1位)

今日22日(金)が、アジアのライバル韓国との一戦。これに勝てば、最終予選4位以内が確定し、オリンピック出場が決まる。
私自身は初戦のポーランド戦をテレビ観戦しただけで、その後は飲み会があったりして、全然観戦できていない。今日は、試合会場である東京体育館のすぐ近くで飲み会があり、いよいよ今晩決まるのだろうかと思いながら、体育館を通り過ぎた。

家に帰って結果を調べると、3-1で日本の勝利。第1セット25-20、第2セット25-19、第3セット21-25、第4セット25-13。
これで、セルビアと並び5連勝。残る2試合(タイ戦、セルビア戦)に敗れたとしても、4位以内が確定し、オリンピック出場が決まった。

これまでの実績、今回の試合結果等を見ても、出場している8チームの中では、日本、ポーランド、セルビアの力と残りの5チームの間にはやや開きがあり、この3チームが上位3チームの入るのは確実だろう。
今後のこの予選の見どころは、上位3ヵ国の中で、どこが最も強いのか。5連勝のセルビアは、24日(土)セルビア戦、25日(日)日本戦と上位対決を残している。
もう一つは4つ目の出場権を獲得するのは、どこかであろう。現在2勝3敗で4位にドミニカ共和国、5位に韓国がつけている。それぞれ24日(土)にドミニカはプエルトリコ、韓国はカザフスタンと対戦し、最終日25日(日)には直接対決する。25日のドミニカ-韓国戦が、隠れた好カードかもしれない。

終わってみれば、オリンピック出場を決め、めでたしめだたしの日本であるが、試合ではどんなアクシデントが起きるかわからないわけで、柳本監督以下、決まってほっとした、というところだろう。昨年のワールドカップでの不調を思えば、よくチームを立て直せたというところだろう。この辺の裏話は、いずれ『Number』などに書かれることになると思うので、それを楽しみにすることにしたい。

今回の最終予選での日本オリンピック出場の立役者を一人だけあげるとすれば、それは荒木絵里香選手なのではないかと思う。ここまで5試合の個人ランキングで荒木選手のブロック得点は19と全選手中トップで、ブロック得点率(ブロック得点÷セット数)1.0。1セットに1点ブロックで得点した計算になる。渾身のスパイクをブロックされた時の相手の落胆、自チームの盛り上がりを考えれば、貴重な数字であろう。
アテネ出場チームからキャプテン吉原知子が抜けたセンターのポジションの穴を埋めて余りある活躍だと思う。

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2008年5月22日 (木)

郷田真隆九段、第56期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦にようやく登場

私は、将棋の郷田真隆九段のファンだが、ここのところ手持ち無沙汰であった。4月25日の竜王戦のランキング戦1組準決勝で丸山忠久九段に敗れて以降、対局がないのだ。昨年のこの時期は、名人戦の挑戦者として森内名人と死闘を繰り広げ、ネット中継に一喜一憂していただけに、拍子抜けである。

当面の棋戦としては、先日も書いた竜王戦の1組3位決定戦鈴木大介八段戦と王座戦の挑戦者決定トーナメント1回戦の杉本昌隆七段戦である。
ようやく、将棋連盟のホープページの今後1週間の予定で王座戦の杉本七段戦が5月28日(水)と告知された。1ヵ月ぶりである。

王座戦の予選は1次予選、2次予選、挑戦者決定トーナメントの三段階に分かれており、順位戦のC級1組・2組が第1次予選で、2次予選の進出する6つの枠を争い、2次予選では1次予選勝ち抜き者とB級2組・1組、A級の棋士で、挑戦者決定トーナメント進出の10~12枠を争うという仕組みのようだ。挑戦者決定トーナメントは2次予選を勝ち抜いた棋士とシード棋士計16名のトーナメントである。
前期のトーナメントベスト4と名人・竜王が、翌期の挑戦者決定トーナメントでシードされるようで、前期のトーナメントで名人・竜王がともにベスト4だった第49期王座戦の2次予選では、2次予選の挑戦者決定トーナメント進出枠が12になっている。(今期は森内名人が前期決勝進出(渡辺竜王は1回戦敗退)のため11枠となっている。)

郷田真隆九段は、前期第55期の挑戦者決定トーナメントの準決勝まで進んだため、この56期はシードされ、挑戦者決定トーナメントからの登場。1回戦の相手は、2次予選を勝ち上がってきた杉本昌隆七段である。杉本七段は、現在NHKの将棋講座の講師を務める名古屋在住の棋士。奇しくも「マサタカ」対決である。

今期の挑戦者決定トーナメントでは、シード棋士5名のうち、森内名人が阿久津五段に、佐藤康光二冠(棋聖・棋王)が畠山鎮七段に、渡辺竜王が中川七段にそれぞれ1回戦で敗れる波乱が起きている。有力棋士がすでに敗退しているということは、挑戦権獲得のチャンスでもある。郷田九段には、A級棋士、前期ベスト4の貫禄を見せつけて、挑戦者に名乗りをあげてほしいものである。

なお、産経新聞のウェブサイトには、棋聖戦最終予選(本戦)1回戦の渡辺竜王×郷田九段戦の棋譜がアップされたが、195手目に渡辺竜王が投了するという及ぶ凄まじい戦いだった。

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2008年5月21日 (水)

第66期将棋名人戦第4局は、挑戦者羽生善治二冠が森内俊之名人を破り3勝目、19世名人に王手

今日(2008年5月21日)、2日目を迎えた名人戦第4局。
羽生二冠(先手)、森内名人(後手)とも、駒組みに時間をかけ、なかなか戦いが始まらない。2日目の夕食休憩(18時)の前までに55手しか進まないという超スローペース。
夕食後の56手目で森内名人が△3五歩と歩を突きだし戦端が開かれた。その後は、名人戦棋譜速報の解説を拾い読みしていくと、羽生二冠ペースだった感じ、森内名人も攻め手を繰り出すものの、羽生玉を脅かすところまで至らない。一方、自陣は下からと上から徐々に玉の逃げ場を狭められる。95手目の羽生二冠の▲7三金を見て森内名人が投了した。

これで羽生二冠の3勝1敗。2004年6月11日の第62期名人戦第6局で森内現名人に敗れ2勝4敗で名人位を失冠して以来の、4年ぶりの名人位復位、通算5期の名人位獲得による永世名人資格(第19世名人)獲得まであと1勝と迫った。
森内名人のこれまでの防衛戦の中で、1勝3敗でのカド番は、羽生竜王を相手にした迎えた初防衛戦(第61期名人戦)で3連敗した時に次ぐ厳しい状況である(この時は4連敗で失冠)。次の第5局は森内名人の先手番なので、入念な準備をして臨んでくると思われるが、ここで勝てても、第6局は羽生二冠の先手となり、主導権は渡さざるを得ない。

どこまで森内名人が踏ん張れるかが、今後のみどころだろう。このピンチを跳ね返して、名人位を守れれば、5連覇・通算6期となり谷川九段(17世名人有資格者・通算5期)を超えて、大山(15世・通算18期)、中原(16世・通算15期)、木村(14世・通算8期)の大名人に次ぐ存在となる。一方、敗れると下野して無冠の王者に逆戻りである。
森内名人が奮起し、シリーズを盛り上げてくれることを期待したい。

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2008年5月20日 (火)

第21期将棋竜王戦のランキング1組の決勝から3位、4位、5位決定戦の組み合わせ決まる

第66期の将棋名人戦第4局は、今日(2008年5月20日)が1日目。森内名人 が32手目を封じて、初日が終了した。森内名人が勝てば2勝2敗のタイ。挑戦者の羽生二冠がかてば3勝1敗となるので、森内名人には、特に負けられない一戦だが、どうなるだろうか。
結果は、明日、あらためて記事にしたい。

一方、名人戦と並ぶ竜王戦も挑戦者決定トーナメントへの出場者を決める戦いが佳境を迎えている。全棋士が毎期の勝敗に結果に応じて6つの組に分かれて予選を戦うが、その中で最上位の1組は16人中、予選トーナメントを1敗までで切り抜けた5人に挑戦者決定
トーナメントへの切符が与えられる。
まず、1組決勝が丸山忠久九段対木村一基八段戦。それぞれ、前期と前々期の1組優勝者の顔合わせ。勝った方が1組優勝(1位)、負けた方が2位でこの2人は挑戦者決定トーナメント出場はすでに確定している。
準決勝に敗者が対戦するのが3位決定戦。郷田真隆九段対鈴木大介八段戦。郷田ファンとしては、鈴木八段を降し、何とか挑戦者決定トーナメントに駒を進めてほしいものである。
2回戦の敗者4人のトーナメントを勝ち上がった2人が戦う4位決定戦が、深浦康市王位対松尾学七段戦。それぞれ、深浦王位が阿部八段を、松尾七段が橋本七段を降しての登場である。
1回戦の敗者8人のトーナメントを勝ち上がって戦う5位決定戦は、中原誠16世名人と羽生善治二冠(王座・王将)のビッグな対戦。中原16世名人は、森内俊之名人と佐藤康光二冠(棋聖・棋王)というタイトルホルダー2人を破った。そして、いよいよ羽生二冠とトーナメント進出を賭けて戦う。
一方の羽生二冠は、すでに、現在ある7つのタイトルのうち、棋聖・棋王・王座・王位・王将については、そのタイトルを規定の回数以上連覇ないし獲得した棋士に与えられる永世称号を名乗る資格を得ている。名人位も現在戦っている第66期名人戦で勝利すれば、通算5期の基準をクリアし、19世名人の資格を得る。さらに、竜王位についても、すでに6期の獲得実績があり、5期連続か通算7期という永世竜王資格も目前である。現渡辺竜王は4連覇を達成し、第21期竜王戦で防衛すれば、初の永世竜王。もし、羽生二冠が今後勝ち進み、挑戦者となれば、通算7期(羽生)と連続5期(渡辺)で勝った方が永世竜王という戦いになる。
5位決定戦は、昨年11月に16世名人を襲名した中原16世名人が現在のトップ棋士3名を破ってかつての第一人者の貫禄を示すのか、現在の第一人者の羽生二冠が勝って永世竜王位を賭けた竜王戦実現の可能性を残すのか、興味があるところである。

ちなみに、5位決定戦に出る中原16世名人、4位決定戦に出る松尾七段とも、郷田真隆九段が1組1回戦、2回戦で破った相手である。

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2008年5月19日 (月)

COSOのフレームワークを使って減量の停滞を分析する

最近、さっぱり体重が減らない。むしろ増えている。『いつまでもデブと思うなよ』(岡田斗司夫著、新潮新書)に触発されて、昨年(2007年)の9月の月初から岡田式レコーディングダイエットを試したところ、始めた時点で70kg前後あった体重は12月の下旬には63kg台まで落ちて、減量作戦は大成功だった。ある程度目処がたったところで、レコーディングダイエットも一休みにしていた。

しかし、その後、年末年始で、飲み過ぎ・食べ過ぎになりがちだったことなどから、すぐ65kg前後まで戻り、その後は毎週一進一退を繰り返しながら、結果的にじりじりと体重は増えていた。毎日、体重計とWii Fitで計測だけは続けいたが、やはり食べたものの記録をしなくなると自分に甘くなり、つい間食をして、食べ過ぎてしまい、4月には65kg台で何とか維持していたものが、5月はゴールデンウィークもあって、最近は66kg台から減らなくなてしまった。そうしているうちに、つい油断していたところ、今朝の計量では何と67kg台に再突入。
Wii Fitが示すBMIも23台を維持していたが、この2日間24を超えており、肥満の入り口BMI25が目前になってしまった。心なしか、夏物のズボンのウエストもきつい。

67kg台は、完全にイエローカードのレベル。むしろ、限りなくレッドカードに近い。いつまでも自堕落な生活をしているわけにはいかないので、今日からレコーディング・ダイエットを再開することにした。

私の現在の仕事である「内部監査」の教科書では、企業の内部統制を分析する枠組みに「COSOのフレームワーク」という概念がある。5つのポイントで、企業の内部統制が働いているかをチェックする。
5つのポイントは(1)統制環境(2)リスクの認識・評価(3)統制活動(コントロール)(4)情報と伝達(5)監視活動(モニタリング)である。このポイントで、私の減量作戦を分析してみる。
「(1)統制環境」とは、会社でいえば企業風土・文化や経営者の意識である。私の減量でいえば、私自身が「減量すべきと考えている」かどうかという心構えのようなものである。そのような意識は持っているつもりなので、これは○でいいだろう。
「(2)リスクの認識・評価」は読んだ通りで、私のケースでいえば、このまま太り続けて肥満のレベルに入り、それが続いた場合、どんなリスクがあるか認識・評価できているか否かである。これも、リスク認識はしているつもりなので、○でいいと思う。
「(3)統制活動(コントロール)」は、(2)のリスク認識・評価に基づいて、認識したリスクを軽減したり、回避したりする活動を行うことである。現在は、これが×であろう。肥満はよくない、リスクがあると認識しながら、それを回避するどころか、増進させるようなことを行っているからだ。
「(4)情報と伝達」は、会社組織では、(2)のリスク認識やその対策に(3)統制活動が社内で情報として他部署に伝達されているかというような趣旨である。私1人の場合は、あまり対象にならないだろう。
「(5)監視活動(モニタリング)」上記の(1)から(4)までの状況を、組織の内部で定期的に監視、チェックして、全体の枠組みがうまく働いているかチェックすることにある。問題点があれば、改善を提言しなければならない。これは、毎日、体重の変化を記録しているという点が合致するだろう。

×のついた統制活動(コントロール)を、レコーディング・ダイエットの再開で、強化して、再び63kg台に戻したい。

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2008年5月18日 (日)

女子バレー北京オリンピック最終予選開幕-日本はポーランドを破り初戦白星スタート

昨日(2008年5月17日)から、北京オリンピックの出場権を賭けた、女子バレーボールの世界最終予選が始まった。昨年(2007年)のワールドカップでは過去最低に並ぶ7位と完全に期待外れに終わった日本の女子バレー。
バレーボールの世界最終予選は、アジア地区予選と併せて行われる。すでに、残りの地区(北中米、南米、アフリカ、ヨーロッパ)の予選は終了していて、各地区で出場を逃した4チームとアジア4チームが総当たりリーグ戦で、世界最終予選枠3とアジア代表1をめぐって戦う。
まず、①リーグ戦の優勝チームが、最終予選枠として出場決定。②次に①のチームを除いた中でのアジアのトップをアジア代表に選出し、③残り6チームの上位2チームにさらに世界予選枠2が割り振られる。日本は上位4チームに入れば、オリンピックに出られるということだろう。

4年前のアテネ大会の最終予選では、キャプテンの吉原知子の強烈なキャプテンシーのもと、小さなセッター竹下佳江、リベロの成田郁久美、スパイカー佐々木みき、高橋みゆき、センター大友愛、杉山祥子、新人の大山加奈、栗原恵などのカナ・メグコンビに高校生木村沙織を加えた布陣で、最終予選で優勝し、文句なしのアテネ・オリンピックの出場権獲得だった。2000年のシドニー大会では出場権を逃していただけに、ちょとした女子バレーフィーバーが起こった(私もフィーバーに参加した1人だと思う)。
しかし、前回はオリンピック出場権獲得に照準を合わせたチーム作りだったと思われ、オリンピックでは、日本代表チームの良い面がほとんどでずに終わり(他国に研究され、封じ込められたのかもしれないが)、日本チームを応援したファンとしては、釈然としない思いだけが残った。

あれから4年。昨年の2007ワールドカップでは「勝負どころで踏ん張れない日本代表」という印象の方が強く残った。アテネ出場の時の精神的支柱であったキャプテン吉原が抜けた穴はそれほど大きいのか。チームをどう立て直すのか、柳本監督の手腕も問われるところだ。チームのメンバーは、セッター竹下がキャプテン、高橋みゆき、杉山祥子、栗原恵、木村沙織等の前回の経験者に加え、リベロは前回涙を飲んだ佐野優子、腰痛でメンバーを外れた大山加奈の代わりに前回は選から漏れた荒木絵里香(センター)が加わる。

参加8チームの中で、日本のライバルとなるのは、ヨーロッパのポーランド(2007ワールドカップ6位、ヨーロッパ予選2位)とセルビア(2007ワールドカップ5位、ヨーロッパ予選3位)、身近なライバル韓国(2007ワールドカップ8位)だろう。

日本のリーグ戦初戦の相手は、力が拮抗するポーランド。開催国特権で、日本が初戦の相手に指名したという。遠征直後で、調整が万全でないうちに、叩いておこうという戦略である。(ちなみにセルビア戦は、リーグの最終戦)

試合は、日本がセット数3-1(25-20、27-25、19-25、25-17)で日本が勝った。
第1セットは、終始日本がリード。ポーランドがサーブミスを頻発(6)したことにも助けれた。
第2セットはポーランドがリードし、日本が追いつき、またポーランドが離すという展開。22 -24で迎えたポーランドのセットポイントをしのぎ、25-25のデュースに。その後、荒木のブロック、木村のバックアタックで2セット目をもぎ取った。第2セットは、従来であれば相手にセットポイントを握られたところで、競り負けていたところだろう。ぎりぎりの状況をあきらめずに跳ね返し、逆転したところに、現在の全日本の力強さを感じた。
第3セットは、1・2セットのデータを検討されたのか、木村や高橋をサーブで狙われ、サーブレシーブがきちんとセッターに返らないということが多くなり、日本のリズムを作れないまま失う。
第4セットは途中まで一進一退。日本も突き離せないが、ポーランドもここ一番でミスがでてしまう。そのような中、中盤で杉山のサーブを、ポーランドがお見合いし、貴重なサーブポイントにもたらされた。ポーランドの方が浮き足立って、攻めがちぐはぐになり、最後はブロック要員として出場した大村が期待通りブロックを決め、勝利を決めた。

2007ワールドカップと比べると、明らかにチーム力は上がっている。まず、守備力が向上した。決まったと思われる玉をよく拾った。栗原、木村のアタッカー2人がバックアタックをマスターし、前線で一人おとりで飛び、相手のブロックを引きつけておいて、後ろから栗原・木村がバックアタックを決める「時間差バックアタック」ともいうべき決め技も登場したし、高橋がツーアタックをする(2打目を打つ)と見せて、ブロックを引きつけ、空中でトスをし、センター荒木が打ち込むという攻撃パターンも登場した。
固い守りに多彩な攻めで、遠征直後のポーランドに調子を出させないまま押し切ったというところだろう。

初戦の調子をリーグ戦を通じて維持できれば、4位までに与えられる北京オリンピックの出場権を得ることはさほど難しいことではないだろう。しかし、前回は出場が大きな目標だったが、今回はさらにその先を目指すことを求められているのであろう。
オリンピックでメダルを狙うのであれば、この最終予選を全勝で優勝するぐらいの勢いが必要である。
どこまで、全日本女子バレーの変身が本物なのか、残る6戦の戦いぶりを見極める必要があるだろう。

それでも言いたい。「頑張れ!日本女子バレー」

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2008年5月17日 (土)

羽生二冠の記事へのアクセス増でBlogranKing.net(ブログランキング ドット ネット)のサブカテゴリ「日記:40代~」で久々に2位に

総合 カテゴリ別(日記) サブカテゴリ別(40代~)
本日 644位 25位 2位
前日 648位 26位 3位

私が自分のブログを唯一登録しているのが、BlogranKing.net (ブログランキング ドット ネット)。「日記」というカテゴリの「40代~」に登録している。通常は総合ランキングで1000位前後、「日記」カテゴリで35位前後、そのサブカテゴリ「40代~」で4位というのがここしばらくの定位置だった。
今日(2008年5月17日)のランキング集計で、サブカテゴリ「40代~」で久方ぶりの2位(銀の王冠)を記録した。昨年の4月頃と6月頃に記録したことがあるが、それ以来だろう。

このランキングは、総アクセス数ではなく、ユニークアクセス数(1人アクセス者のその日の最初のアクセスのみカウント=1日のアクセス者総数)がベースで、その1週間の累計に、ブログの更新頻度が加味される。私のこのブログにどれだけ多くの人が関心をもってアクセスしてくれるかにかかっている。

昨年、2位を記録した要因は、将棋の名人戦の記事へのアクセスが増えたからで、名人戦の各局の後は、アクセスが増加。名人戦の対局の翌日のアクセスが突出し、1週間経過するとその突部分が剥落し、ランキング順位ももとに戻るというパターンだった。

昨年4月2万6000台だったBlogranKing.net の登録ブログ数は、その後増加の一方で、いまでは4万件突破目前。1年余で1.5倍に増加している。それだけ、競争も厳しくなっていると言えるだろう。

今年も将棋の名人戦が始まって、少しアクセス数がふえる傾向にあり、「40代~」で3位にはなることはあったが、2位は遠かった。
今回はのアクセス増は、名人戦に加え、羽生善治二冠に関する将棋関連の他の記事がアクセス増を押し上げた。
ちょうど1週間前の5月10日(土)名人戦第3局の羽生二冠逆転の記事のアクセスが多く、アクセス数・ユニークアクセス数も急増した。
週明け5月12日(月)には前夜に起きたネット将棋最強戦で羽生二冠がクリックミスで敗れた記事にアクセスが急増した。それほど読まれると思わずに書いたものだったので、関心の高さにこちらの方が驚いた。
そして5月14日には、特別な記事を書いた訳でもないのに、昼前からアクセスが急増。調べてみると、2006年9月に『将棋世界』をネタに書いた「森内名人から見た羽生善治3冠」という記事に2チャンネルでリンクが貼られ、そのリンクを経由してアクセスが急増していた。

今日は、通常レベルアクセス数にもどっているので、サブカテゴリ2位も1日限りのことだと思うので、備忘録として書き残しておく。

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2008年5月16日 (金)

パソコンのキーボードは不衛生?

2008年5月1日にイギリスの消費者情報誌が、「パソコンのキーボード不衛生」だとの記事を発表したということで、今週その話題が、日本でもテレビ、新聞、インターネットのニュースで取り上げられた。33ヵ所のオフィスのキーボードを調査したところ、便器の5倍も不衛生なキーボードもあったという。(リンク: キーボード、「便器の5倍不衛生」も 英消費情報誌 - 速報 ニュース:@nifty.)


詳細はリンク先の記事を見ていただきたいが、たしかに衛生管理という点では無頓着だったなと思う。
特に、職場のパソコンについては、いまでは、仕事の道具として一日中さわ触れている。しかし、その都度、石鹸で手を洗ってからパソコンに向かっている人もいないだろう。また、職場のパソコンは、個人について回るものでもなく、異動などで職場を変われば、また異動先にあるものを使うことになるので、「どうせ会社のもの」という意識もあってか、自分の所有物に比べ、ぞんざいな扱いをされているものも多く、手垢等で汚れていても平気で使っている人も多い。

自宅のパソコンのパソコンのキーボードであれば、パソコン雑誌にたまにキーボードを含め、「パソコン回りの掃除をしよう」という記事が載ったりするので、思い立って掃除をすることもある。しかし、それも、キーの隙間に溜まった塵や埃の掃除が中心で、キートップはぞうきんなどを湿らせて拭く程度だった。

たしかに、雑菌なども気をつけた方が、いいのかもしれない。家にあった、脱脂綿と消毒用エタノールを持ち出して、とりあえず、キートップの掃除をした。記事には